桜が満開になったと思ったら、宮崎の自宅のツツジがいつの間にかピンクの花をたくさんつけ、近くからはジャスミンが芳香を漂わせています。足下にはひと株から株分けで10鉢ほどに増えたクンシランが今年もオレンジ色の大きな花を咲かせています。猫のひたいぼどのわが家のスペースも1年のうちでもっとも華やかな季節を迎えているのではないかと思っています。
今年もぎっしりと花をつけたツツジ
クンシラン。真上から撮りました。
24日の大淀川堤防にはかわいらしい黄色い小さな花があちこちに咲いていていました。わずか数センチですが、まとまって咲くと、とてもきれいで辺りに明るい春を振りまいていました。中には小さなスミレもあってアクセントになっています。大根の花に似た白や薄ピンクの花もあちこちに。急に花の種類も多くなってきました。
近くにはゲートボールを楽しむお年寄りのにぎやかな声が響き、サッカーの練習をする子供たちが懸命にボールを追いかけていました。宮崎市街地側の対岸には桜並木がありますが、まだ満開になっていないようです。4、5日したら大橋を渡ってみようと思っています。
かわいい花が咲く大淀川堤防
きょうは春分の日、お彼岸。午後になってしまいましたが、お墓参りに行ってきました。宮崎神宮近くの真栄寺の庭の桜を見上げると開花しているのはまだ１、２分でした。せっかくなので近くの宮崎県文化公園に行ってみると、１、２分からもう３、４分の木もあり、家族連れの人たちが写真を撮っている姿も見受けられました。
周囲のクスの木も若葉のころを迎えつつあるようで、さわやかな色彩になってきています。ほかにモクレンなどの花が美しく、あたりに春の歓びを振りまいているようです。
文化公園の桜は３、４分咲きの木も。
ほぼ１か月ぶりに湧水町に行きました。宮崎交通のバス、ＪＲ吉都線の列車を乗り継いで。宮崎市―小林市間のバスは沿道のコブシの花が盛りで終わり加減の花もちらほら。モクレン、桃、レンギョウ、菜の花など急に彩り豊かになり、ソメイヨシノの開花も間近といった感じです。小林駅―吉松駅も雄大な霧島山をバックに菜の花や色とりどりの草花が眺められ、トラベラーになった気分で結構楽しい旅でした。待ち合わせが悪く、片道３時間前後と自家用車で行くのより１時間以上かかるのは、もう少し連結を考えてくれないかと思うのですが、バス会社もＪＲも地方路線は乗車する人が少なく赤字になっています。公共交通機関の問題をリアルに肌で感じた次第です。
湧水町では野鳥のさえずりが盛んに森の中から聞こえてきて、ゆったりと過ごせました。
吉松駅の横に展示してあるＳＬや、近くの資料館をじっくりと見学、要の駅としての吉松の往時をしのびました。ＳＬはきれいに磨かれていて大切に保存されていることがよく分かりました。
吉松駅に転じされたＳＬ
小林駅から乗った列車
先日紹介した河川敷のハナモモが開花し、あたりにかわいらしさを振りまいています。ちょうど今日は桃の節句です。近くに親子連れが遊び、犬を連れたおじいさんが歩いています。
この木は2メートルほどの小さな木ですが、周囲には目立った花はなく、濃いピンクの美しさが際立っています。根元には計算して配したような黄色い草花。この場所を通るとほっと心が和みます。
