南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

畑から土器片

2019-08-23 13:54:04 | 地域

 湧水町の畑ではもうすぐ秋、冬野菜づくりの準備に入りますが、季節も着実に秋に向かっています。セミもヒグラシが鳴くと思ったら、もうツクツクボウシが大きな声をあげています。

この畑で先日、土器と思われる素焼きのカケラを発見しました。畑作業中に小石を発見したらその都度拾い、畑脇の1個所に集めています。その中にこの土器片を見つけたので、いつ出土したのかははっきりしないのですが。3センチ×5センチほどの大きさ。2、、3年前、近くで古墳時代の住居跡が発見、調査されたことがあり、ここら一帯が古代人の生活圏だったことがうかがえます。

 当時も霧島の噴火や降灰があっただろうし、ここに住んだ人たちはいわゆる熊襲の人たちだったのだろうかとか、いろいろ想像をめぐらすと壮大なロマンを感じます。

 土器片は指で押して模様を付けたような跡もあり、当時の人たちの日常生活の様子も伝わってくるようです。ただ、学術的にはそう価値はないと思うので大事に保管したいと思っています。

 

 畑で見つかった土器片

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ゴーヤーの甘酢漬けと佃煮

2019-08-22 16:55:42 | 園芸

 夏野菜も終わりに近づきました。特にゴーヤーは先の台風で支柱が斜めに倒れかかったのを機に、まだ花があちこちに付いているものの、収穫を終えました。

支柱を外す作業の段階で、穫り残しのゴーヤーが一度に大小30本ほど穫れたので、近くの方に配ったり、自分のところで料理したり。 ゴーヤーチャンプルーをはじめ、ゴーヤー料理にはいろいろありますが、わが家では甘酢漬けや佃煮を作り、重宝しています。

 甘酢漬けは、薄切りにしたゴーヤーをさっと湯通しし、しぼって甘酢に漬けるだけ。佃煮は湯通ししたそのゴーヤーをしっかりしぼり、薄口しょうゆと、みりんを少々入れ、水気がなくなるまで煮て、かつお節、ごまを入れて出来上がり。それぞれの家で作り方も異なるでしょうが、わが家ではこんなふうに作っています。

食欲がなくなるこの時期、ご飯がすすみます。

ご飯がすすむゴーヤーの甘酢漬け(左)と佃煮

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懐かしいもちきび

2019-08-07 15:39:05 | 園芸

この春3つの畝に種をまいたもちきび(もちトウモロコシ)がぐんぐんと大きくなり、30本ほど初収穫しました。

6,7年前、地元の湧水町の知り合いから譲り受けた種を生かして毎年少量を栽培しています。もちきびといえば、以前はトウモロコシそのものでしたが、いまはトウモロコシといえばスイートコーン。なので昔懐かしい味になってしまいました。昭和の味などと言う人もいるらしいです。

でも、そのもちもちとした食感や、甘みが少なく噛めば噛むほどおいしいこのもちきびを好む人も多いと聞きます。実があまり硬くなると食べにくいので収穫時期を見極めるのがちょっとむつかしく、自分としてはやや未熟なくらいのものを収穫しています。さっそく茹でて食べています。

初収穫したもちきび

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カボチャ、スイカが穫れました

2019-08-01 15:47:38 | 園芸

もう8月。夕方、湧水町の森の中の複数個所からカナカナとヒグラシの声。透明で、どこか哀しみも含んで、秋を感じさせます。そういえばあと1週間ほどで立秋ですね。

 畑ではブルーベリー摘みの最盛期。楽しみで訪れている友人たちですが、昼間のこの暑さ、熱中症にならなければよいのですが、とちょっぴり心配もしています。

 菜の花の後に植えていたカボチャがぐんぐん伸びて、いつの間にか6個ほど収穫が出来ました。煮物にしたり、スープ、味噌汁に入れたり、自家製のカボチャはことのほかおいしいです。 カボチャの隣にはスイカが2個なっていました。うちひとつは長雨の影響ですでに傷んでいたので泣く泣く処分しました。もっと探せばあと1、2個は見つかるかもしれません。

ふと近くのオクラの株を見ると、黄色いきれいな花が一輪咲いていて、心を癒やされます。オクラも毎日のように4-5本ずつ収穫しては食卓にのぼっています。

収穫したカボチャ(右の2個)とスイカ

 オクラの花

 

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