湧水町の畑で白菜、センモト、スティックセニォールの後を耕しながらふとソラマメの畝を見ると、きれいな薄紫の花が咲いていました。ランの花に似ていて、優雅で清楚な感じがします。
豆類はきれいな花が多いですね。ソラマメの近くにはエンドウの畝もありますが、こちらの花はまだ。でもずいぶんと大きくなってきました。いずれも初夏の収穫時期が楽しみです。
薄紫色のソラマメの花
湧水町の畑で白菜、センモト、スティックセニォールの後を耕しながらふとソラマメの畝を見ると、きれいな薄紫の花が咲いていました。ランの花に似ていて、優雅で清楚な感じがします。
豆類はきれいな花が多いですね。ソラマメの近くにはエンドウの畝もありますが、こちらの花はまだ。でもずいぶんと大きくなってきました。いずれも初夏の収穫時期が楽しみです。
薄紫色のソラマメの花
昨日のことなのですが、宮崎市江平西の真栄寺にある納骨堂(五重塔)にお彼岸のお参りに行きました。このお堂の前に俳人・金子兜太さんの句碑が建っていて、毎回お参りのたびにこの句碑の前に立ち、合掌することにしています。
ご存知のように兜太さんは現代俳句の重鎮でしたが、2018年98歳でお亡くなりになりました。この句碑はたしか10年近く前に建立されたもので、岩の表には
谷間谷間に満作が咲く荒凡夫
と刻まれています。ふるさとの埼玉県秩父の風景を詠んだものと思われます。金子さんの筆跡を生かしたこの句碑、下の方が黴のせいでしょうか白くなっていますが、どっしりとした風格を備え、素朴でエネルギーに満ちた金子さんの風貌さえ連想させます。心落ち着くお寺の敷地の中にこのような句碑があることはすばらしいことだと思います。
風情ある兜太さんの句碑
宮崎市にあるフェニックス・シーガイア・リゾートのシェラトンホテルにファミリーで1泊、羽を伸ばしてきました。新型コロナウイルスの感染拡大が大きな問題になっていますが、以前から予約していたのと、あちこち観光地でキャンセルが相次いでいるとの声を聞くにつけ少しでも頑張って欲しいとエールを送れれば、と予定通り実行しました。
さすがにホテルや施設内ではアルコール消毒液があちこちに置いてあり、レストランでも客が近くに座らないように配慮して、朝食もビュッフェスタイルから一人ひとりに食事を運んでくれるシステムになっていました。カラオケやフィットネスクラブは営業を休止していると聞きました。
ホテルの窓から眼下を見るとゴルフのカートが動いていたので、こちらは平常通りの様子。雄大な太平洋をのんびり眺めながら、コロナウイルスをそんなに気にせずに楽しめました。
ほかの宮崎市の観光地、施設、高千穂町や日南市などの観光地も客の減少が予想されますが、ぜひともこの時期を踏ん張ってもらいたいと思います。
ホテル室内から眺めた松林と太平洋
センモトとはワケギのことです。そのセンモト、だいぶ大きくなったので、試しに2株を収穫。ひげを取ったり、薄皮を剥いたりする作業がちょっと面倒ですが、球根といっしょに茹でて酢味噌で食べたら、おいしいこと。春の味がするようです。
少ししか栽培しませんでしたが、連日のように収穫しては刻んでネギの代わりにうどんや味噌汁にいれたり、重宝しています。
畑作業としてはジャガイモを植えました。今年は2畝。メークインと男爵でした。
おいもといえば小屋の中でシラスに10本ほど埋めて保存していたサツマイモを取り出したら、傷んでいるのは1つもなく、甘みが増していてとてもおいしかったです。この保存法はもう5、6年前、隣のご主人から教わりました。
根や薄皮を剥いたセンモト
いつの間にか3月に入り、湧水町・宮崎市間の国道には花桃やコブシなどの花が咲き始めています。暖冬のせいか例年よりやや早い気がしています。
湧水町の畑では今、菜の花の黄色が明るい春を先取りしていますが、ブルーベリー群の方をふと見ると、花芽が大きく膨らんで、今にも咲きそうな枝もちらほら。もう4、5日もすると一斉に咲くのではないかと思われます。
菜の花に群れているミツバチが今度はブルーベリーに引っ越して急ににぎやかな感じになってきます。毎年のことながら、このころは心もわくわくしてきます。
ふと霧島の山々を見上げると、少しもやがかかっているものの暖かな日に映えて美しく輝いています。
開花間近のブルーベリー
美しい山容を見せる霧島連山