南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

霧島山も春の気配

2019-01-29 21:53:04 | 地域

もう1月終わろうとしています。1年で最も寒さの厳しいころでもあります。ここ南九州の霧島連山の麓でも朝は霜が降り、氷が張ります。でも、このところ昼間は暖かく、畑作業をしていてもじわっと汗をかくことがあります。やはり暖冬なのでしょうか。
見上げると霧島の山々もうっすらとモヤのかかったような状態で、ぽかぽかと春近しを感じさせられます。奥に見える最高峰の韓国(からくに)岳は毎年この季節白く雪をかぶっているのですが、きょうは頂上に雪はなく、明るく輝いています。
むんむんするような夏の霧島も好きですが、早春の霧島も穏やかで夏とはまた違った美しさがあって気にいっています。野鳥は遠くでトビの声が聞けただけでした。
ブルーベリーの剪定もきりがないので終了し、麦踏みや、ニンニク、ラッキョウの草取り、菜の花の収穫などの作業をしました。

 MUGIZOの一句
霧島を借景として麦を踏む


春近しを感じさせる霧島の山々 (湧水町・吉松中の近くから)

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春をふりまく菜の花

2019-01-15 22:15:25 | 園芸

鹿児島県指宿市で13日、「いぶすき菜の花マラソン」がにぎやかに開かれ、沿道には黄色い菜の花が春を振りまいていました。同じ鹿児島でも湧水町は霧島連山の麓に位置して寒いのですが、わが畑でも今、菜の花が咲き誇っています。
「冬花」という菜の花を栽培しています。つぼみや、花が咲き始めるくらいのものを摘んで食用にしますが、昨年こぼれたタネから今年はたくさん芽が出て、あちこち花を着けています。細長いスペースですが、ちょっとしたお花畑。ブンブンとミツバチが飛び交う音がする中で、昼食のサンドイッチを頬張っていると、やはりリッチな気分になれました。
菜の花は和え物、おひたし、炒め物、汁物、サラダ、揚げ物などいろいろ利用価値があり、冬の野菜として毎年作り続けています。やがてフキノトウやタラの芽、タケノコなど春の味覚が出回るのが楽しみです。


湧水町の畑の菜の花

摘みとった菜の花。おいしいですよ。

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蝋梅と水仙

2019-01-06 20:04:40 | 園芸

5日のことになりますが、今年初めて畑に出かけました。明るく澄み渡った霧島の美しい山容を時折り眺めながら、ニンジンを20本ほど、ナノハナ少々を収穫し、ブルーベリーの剪定作業も適当に切り上げて帰ろうとしたところ、なんと畑の脇にある蝋梅の木が花を着けているのに気づきました。
白水仙もぼつぼつ咲き始めていて、ごく少量を採って家に持ち帰り、小さな花瓶に挿してみました。2種類の花から何とも言えぬふくよかな香りが漂って、幸せな気分でした。
岩ツツジの蕾も大きくなっています。人間様の事情などお構いなしに着実に季節は移ろっているのですね。


蝋梅と水仙。光線の都合で外の舗道上で撮ったので背景がよくないのですが。

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