南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

聴き応えあったベルリンフィルピアノ四重奏団

2020-01-24 21:30:47 | 芸術文化

1月23日夜、宮崎市のメディキット県民文化センター(宮崎県立芸術劇場)・コンサートホール〈アイザックスターンホール〉で開かれた「ベルリン・フィルハーモニーピアノ四重奏団」コンサートに足を運びました。
4人はいずれもベルリンフィルメンバーで、同フィルの公式室内楽アンサンブル。当日演奏した曲は、彼らのために作曲したダニー・エルフマン「ピアノ四重奏曲」をはじめ、シューマン「ピアノ四重奏曲変ホ長調」、ブラームス「ピアノ四重奏曲第1番ト短調」。
初めて前から数列目の席で聴きましたが、各楽器から紡がれる音がクリアで、すきのない緻密で高い演奏技術、豊かな叙情、格調高さ、高みへと導いていく絶妙のアンサンブルはさすが。
 インフルエンザが流行っているということでマスクをして訪れましたが、会場の人たちはみな熱心な室内楽のファンといった様子でリスナーとしての質の高さを感じさせて、全体が盛り上がりを感じさせるコンサートでした。安い入場料でこんな珠玉の室内楽が聴けるなんて幸せというほかありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヴィヴァルディの世界味わう

2020-01-13 22:07:48 | 芸術文化

2020年1月13日、宮崎市のメディキット県民文化センター・アイザックスターンホールで開かれた「オルガンとその仲間たちシリーズ2019 ヴィヴァルディ グローリア」を聴きに出かけました。自分にとって今年初めてのコンサートでした。
宮崎県立芸術劇場の2019年度の事業で開かれたものですが、大塚直哉さん企画・監修の同シリーズは11回目となります。今回もパイプオルガン、チェンバロ、指揮の大塚さん、バロックヴァイオリンの桐山健志さんら古楽演奏家、地元の人たちも加わった古楽器オーケストラ、オルガンとその仲間たち合唱団の面々がヴィヴァルディの世界をいきいきと伝えました。
有名な〈四季〉より「春」をはじめ、「オーボエと通奏低音のためのソナタハ短調」「2つのチェロのための協奏曲」「ソプラニーノ・リコーダー協奏曲」などの曲を一流古楽奏者が演奏、大塚さんのパイプオルガン独奏のあと、この日のメインの宗教合唱曲「グローリア」。壮大で厳かな名曲が会場いっぱいに響いていました。
このようなバロックのコンサートが10年以上も続いているなんて、ほんとにすばらしいこと。聴衆も多くの席を埋めていましたし、心から楽しんでいる様子でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブルーベリー剪定作業

2020-01-11 16:04:31 | 園芸

湧水町の畑の一角に1本だけある蝋梅(ろうばい)の木に小さな黄色い花が着いて、春が近いことを告げているようです。目立ちにくい花ですが、香りが高く好きな花です。
今の畑作業の中心はブルーベリーの剪定です。20年を超えている木もあって、徒長枝の切除などのほかに、野鳥が種を運んできたと思われるセンリョウやムラサキシキブなどが生えていたり、巻き付いたカズラを外したり、なかなか思うように進みません。この作業、2月いっぱいまで続きそうです。
1、2月は空気も澄んで霧島連山もくっきり見える日が多く、寒い空気のなかにも凜とした山容を眺めながら、畑仕事を楽しんでいます。

ブルーベリーの剪定枝などを置いた通路

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする