南のまち、と森の端

南九州の一隅からちょっとした日常の出来事や思いを綴ります。

文庫本を寄贈

2022-03-25 16:41:12 | 日記

かえって迷惑にならないかと思いながらも、このほど宮崎市内の高齢者施設に文庫本30数冊を寄贈しました。ほぼこの1年ほどの間に読んだ文庫本です。「ドライブ マイ カー」の入った村上春樹「女のいない男たち」、原田マハ「キネマの神様」、吉村昭「漂流」、米澤穂信「儚い羊たちの祝宴」、重松清「流星ワゴン」、群ようこ「かもめ食堂」、三浦しをん「舟を編む」など雑多なジャンルの36冊。いずれも書店の棚とにらめっこをして選んだ本ばかりです。
この施設には1年半ほど前に時代小説ばかりを寄贈して以来2回目。少しでも入所者の読書の足しになれば、と思います。ここにはデイサービスや、整形外科のクリニックも併設していて、私はそのクリニックの患者。だれとでも気軽に話をし、寄り添ってくれるすばらしい先生がいます。いずれ入所、通所でお世話になることができればいいのですけど。

寄贈した文庫本

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彼岸と兜太句碑

2022-03-21 17:18:49 | 日記

今日21日は、春分の日、お彼岸の中日です。約ひと月ぶりに両親と弟が眠る宮崎市の真栄寺の五重塔(納骨堂)にお参りに行きました。本堂の前の桜は、つい先日開花したばかりだったのに、もう四、五分咲きほどになっていて、すっかり明るい春の様相。この納骨堂前には大きな岩に「谷間谷間に満作が咲く荒凡夫」と刻んだ有名な故・金子兜太さんの句碑が建っています。
どういうわけで真栄寺に敷地に金子さんの句碑が建っているのか詳しくは知りませんが、ゆかりの方であったことは間違いないようです。この句は今の季節にぴったり。金子さんの生まれ故郷の埼玉県秩父ののびやかでおおらかな風景・雰囲気が伝わってきて、いつも心が和らぎます。

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春の香り

2022-03-13 14:27:57 | 日記

先日、湧水町の自宅近くの人からフキノトウを20個ほどをいただき、春の香りを味わいました。その後、宮崎市の隣の家のご主人からセンモト(ワケギ)を頂戴し、これまた春の味がして幸せの味を楽しみました。
3度目のコロナワクチン接種後どうも体調が完全に戻らずにいましたが、思い切って近所をウォーキング。途中家々の庭には、もう純白のモクレンが咲いていたし、色とりどりの草花が咲いて、いつの間にか季節はすっかり春になっていました。
わが家のちっぽけな裏庭は香水のような良い匂いがたちこめています。沈丁花でした。少し盛りは過ぎているようてすが、香りはまだ十分楽しめます。近くの鉢に毎年花を付けるシンビジウムや、プランターには黄色の水仙、菜の花が咲いています。お隣の桜のつぼみもずいふんと大きくなっていることでしょう。少しうきうきします。毎年このころになると聴くベートーヴェンのヴァイオリンソナタ「スプリング」のCDを知人に贈ろうとネットで注文したばかりでした。

芳香漂う沈丁花

毎年咲いてくれるシンビジウム

コメント (2)
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