映画「
待合室」(主演:富司純子、寺島しのぶ)の舞台となった小繋駅の待合室です。
何の気なしによってみたのですが、映画の内容を調べる内にすっかり魅了されてしまいました。
ストーリーはこの待合室に置かれた「命のノート」に旅人たちが悩みや苦しみなどを書き綴ります。
それを読んだ駅前に住む主人公が返事を書きこみ、そこから駅を訪れる旅人と心の交流が始まるという内容です。
ほんとうに心温まるストーリーなのですが、実際には生きる目的も無くさまよう旅人、匿名でこのさびれた町に未来はないと書き込む地元の女性、自分の境遇を帰りみず返事を書き続づける主人公、そして雪に閉ざされた過疎の町等々、これが複雑に絡んで物語が進んで行くようです。
さすがに事実をベースにした物語には説得力があります。
この映画は岩手県を中心に8月上旬まで先行上映されました。
すでに上映が終わっているため、無いものねだりの内容になってしまいました。
全国上映が待たれます。