11月に撮影した干し大根のすだれです。
干し大根はこの時期の田舎の風物詩です。
さて、お知らせした写真家紹介の第一回目は童画作家でも有名な熊谷元一さんです。
長野県の会地村(現阿智村)で小学校に勤めながら半世紀以上にわたって学童と農村の生活を記録し続けたアマチュア写真家です。
熊谷さんの作品は農村の記録写真というだけでなく大切な日本の原風景をみることができます。
たとえば出版された『かいこの村』『農村の婦人』『一年生』などの写真集の名前からもその一端を感じられます。
余談になりますが、写真といえば絵葉書のようなきれいな風景作品とか、どこかのフォトコンテストでみたような人物スナップ作品がイメージされますが、熊谷さんのように日常の何気ないシーンを撮ることも年月がたてば貴重な記録としての価値が出てくるのではないでしょうか。
熊谷元一さんの詳しいプロフィールは下記のwebサイトからご覧になれます。
「熊谷元一写真童画館」
