ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

「かきと水晶焼き 空」で牡蠣と水晶焼き+丼

2020年03月15日 14時43分55秒 | 広島名物牡蠣のたぐい

2017年訪問。

 「かきと水晶焼き」の店、かき店だ。

 

 行ってみる、二階である。

 


かきと水晶焼き 空(くう)

住所:広島県広島市中区堀川町1-2船屋ビル2F

営業時間:月~日、祝日、祝前日: 18:00~翌2:00 (料理L.O. 翌1:30 ドリンクL.O. 翌1:30)変更になる場合があります。

定休日:不定休 

https://www.hotpepper.jp/strJ001029284/


 

 

そこそこのお客さん率、古びてもなくオシャレ感も焦りがない。

気取らない居酒屋さんだ。

ちゃんと席が空いているかいないか表示してくれているのはありがたいね。いや思った以上にありがたい。

ムシマルはいそいそと入ったときに「すいません予約でいっぱいで」って言われると

それなりにがっかりしてしまうのだ。

 

カウンターに座って待つ。

かき以外にもお肉あるのか、っていうか水晶焼きはお肉で、牡蠣はまた別調理なのか。

(勝手に牡蠣を水晶焼きにするのかと思っていた。そうか、かき『と』水晶焼きだから並列表記か)

 

つまり意外と、肉と牡蠣 。

生牡蠣がある。

広島で生牡蠣出してくれる店、高知県時代に思っていたよりも少ないのです、すごく少ない。

高知県の居酒屋さんに『カツオのタタキ』があるくらいの頻度で広島居酒屋では生牡蠣扱っていると思っていた、思っていたのだ。

 

でもそれは違っていた。

焼きガキやカキフライやバター焼きなんかはあるけれど生牡蠣はこう、牡蠣を謳っている店とか新鮮な魚貝にこだわりあり的店くらいしかない感じ。

 

そういうのを踏まえて生牡蠣扱いの店に、私が来た。

水晶焼きをするからか、換気扇のガーっていう音がよく聞こえる。

 

さあどうしよう。

 

初手、ビール。

突き出しに煮もの。何の煮ものだったかは忘却の彼方。

 

カキフライ注文を行った。断行した。

カキフライは確か1個から頼めたので、とりあえずの2個注文。

 

デカいのだ一個。

歯を立てる、衣、こぼれるように剥がれるように。

揚げられた小麦粉的香ばしさが先に立ってから、貝の風味が後を追って後を引く。

 

ブランドがき、らしい。

広島の牡蠣はデカい、にゅるっとした生臭さをもっていない。

 

 

さて、もう決めた。やり切ることを、決めた。

「水晶焼きと、生牡蠣」まるで店名をこれから言うみたいではないか。

 

生牡蠣は一個だけ。

一個あればわかる。

てらてらとしている、海のぬめりを陸に持ってきたみたいな味だ。

レモンを絞って、でろーんmじゅりゅつるる。

かきが侵入してくる口内。

 

生臭いのに気持ちい。

サキュバスの内臓か腎臓みたいな魔性がある、ちょっとくらくらするくらい。

 

そして水晶焼き、は「大山どり」という恐らくこの店の第3の矢っぽいそれを頼んで待つ。

ひゅいー♪

まるでスケートリンク。

ラストダンスは私に、ってやつだ。

 

水晶焼きの効果を、私は知らない。

熱伝導がとかなんとかあった気もするが、一番はなんかきれいってことだと思う。

 

キレイさは、大事。

口裂け女も「私、きれい?」と気にしていたし、そんなときはたしかポマードポマードポマードと言えばよかったような気がする。

 

何の話だっけ。

そう、水晶焼きの効果。

あとは何か神秘的っていうことが挙げられる、「運気が良くなりますよ」と言われてそうか運気がね・・・・・・・ってなる方だって多いだろう。

 

そうしているうちになんか出来上がりに近づく。

 

もうそろそろか、少し時間がかかります。

 

あ、実は日本酒にも手を出していました。

 

 「美和桜」。

 

まけまけいっぱい入れてくれる、嬉しいから笑いそうになる。一人でも笑顔。

 

大将さんが、「これからフランベしますんで、カメラ撮られるようでしたらシャッターチャンスですよ」的なアドバイスをもらう。

あのアルコールを火にかけてぶわぁーっと無責任男みたいにするやつ。

フ・ラ・ン・ベー!

マジでか!ほのおマジか!フレイムや!メラミや!って思うけど顔にはなるべく出さない。

でもびっくりしていたのだ。この静かな夜に。

 

こんな燃え燃えをもうちょっとしたらいただくのだな。

焦げもせず、無事できあがる。ナナカマドなんだろうか。

 

もぐもぐ。

じんわりと熱が全身をめぐる。

美味しく感じる。

クリスタル安心感が全身を包む。気分はもうサイレントナイト晶。

 

さらっとした水みたいな食べやすさにお祭みたいな熱量。矛盾したような狂ったか肉でしたマル。

 

あっという間に食べてしまう。

肉は命の水だから。水だから。

 

ここに来て、ムシマルはもうやり切ることを決める。

本当に決める。

 

セルフかきフルコース。

カキフライ生牡蠣と来て、最後は〆にかき丼。

海苔とネギと錦糸タマゴに、牡蠣。

 

しまった、〆にと思い食べた牡蠣の重み予想以上。

 

白っぽい、袋みたいな部分が深いね。

 

完食。

 

 

これがあれだったら称号『オイスター喰い』を得られそうなくらいの私だ。

このままいくとムシマルの背に殻が生えますよ、ごちそうさま!

 

 

 

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