ムシマルの高知うろうろグルメReturn~広島想い出も添えて~

2020年4月こちらのブログに一本化します。
高知も広島も記事あってややこしいですが、慣れると良いかもです。

土佐市旅行②『和み 松尾』さんは和洋両刀づかいのアテづくし

2022年03月26日 21時52分57秒 | 高知県内旅行
 
 

WARNINNG!

2021年12月の1か月以上感染者0のとき訪問でした。

平和な時に行ったのです。

 
さて、土佐市宿泊の呑み。
お得な県民割りサービスでもらえる「おもてなしクーポン」?2000円券が使えるお店を探してみる。
『松尾』さんが使えるってネットで知って探す。
 
どっちが和みだ?
『松尾』さんは「割烹」と「和み居酒屋」の両方あるらしいのでした。
 
 
割烹ってなんかすごい居ずまいを正していくようなイメージ・・・・「大衆割烹」というのがあるってことは、逆説的に割烹自体は本来大衆向けではない?
わからないけれど「和み居酒屋」の方がなごめそう。
和みたい、あの笑顔。
 
こっちだ!
 
奥にある方が「割烹」店、道路沿いの方が『和み 松尾』さんの様子。
かっぽうが奥、
そして「かっぴー」がマンガ(『左利きのエレン』)作者だ。
ムシマルが『左利きのエレン』にハマってることは知られていない。
 
 
危うくムシマルが気後れするところだったぜ。
 
 
入る・・・・(知らない町の知らない居酒屋さんはちょっと緊張する)

営業時間 17:30~22:00
おやすみ 火曜日・祝日
ランチもやられているみたい。

 
入店したその先は、木の温もりとクラシカルなピアノ曲BGM。
「席どうぞ」って。
すくわれた。
暖かいから、12月だから。ただそれだけで安らぐ気持ち。
 
消毒した後にカウンター席へと座らせていただき、とりあえずビール。
 
安心のゆりかごに、いま乗った。というか飲んだ。
店内明るい、木のテーブルが明るい黄土色、
華やぎますね。
 
 
メニューは・・・・・
 
唐揚げにジャガチップスねなるほど。
カマンベールチーズフライ?
 
!!!!!
なんか一筋縄ではいかんぞ。
洋がある。比重がある。
数がいっぱいあるし和洋がある。
 
カマンベールチーズフライにパスタ?おいおいおいおいおい死んだわムシマル。
多種多様の料理を前にして自身の胃袋が小さいことは死を意味するからね、いや限界に挑戦し続ける限り。
諦めなければ、腹が膨れる。
む・・・・・迷い続ける・・・・明鏡止水の心はどっか行ってしまった。最初からなかったかもしれん。
 
和のお寿司や煮物もあるんですよね。
迷う。
なかなか来れない土佐市居酒屋食・・・・・どうすれば一番味わえる?
 
白板におすすめメニューもありました。
(昼メニューがある・・・・ランチもやってるんだ・・・・・・)思考は加速して、取っ散らかる。
腹具合は結構減ってるから、摂取は炭水化物とタンパク質、それに野菜もちょっとは摂れる体制がいいな。
 
あかうしボロネーゼと葉ニンニクジェノベーゼ・・・・・良いけれど!これはもうメインだからこれを諦めたらいっぱい食べれる、悩む。
何が食べられなかった…が旅の後悔になる。
それもまた時がたてばいい味になるのだが。
 
 
 
月と招き猫が見ている。
その頃にムシマルの気持ちは決まった。
こんなに大変なことなんだ、一期一会率の高いお店は。
 
 
よし決めましたーーー!
土佐市と言えばウルメイワシ推し!「うるめバッテラ」を。
すいませんウルメがないのです。時期的に。
ぬン!
 
ムシマルはバッテラの口になっていたので、なんでもいいから押し寿司にしてほしい旨となって、受理された。
 
あとは「ホタテ貝とアボカドのミルフィーユ」が当店人気だと書いてあり、それもいく。
和と洋、一品ずつ。
バランス的にはよくない?よくなくない?
自画自賛をひそかに行う、誰にも知られぬ自尊よ。
 
落ち着いたので、ゆっくりといただきます。
店内、厨房の棚にいろんなお皿があるの良いね。
付き出しがカブと魚卵のあわせたやつ。
 
隣のお客さんはコロナワクチンと変異種の話されている。仕切りごしに聞いちまうんだ。
心配しなくても今のところ一か月以上コロナは高知では出ていない、そんなころ。
付き出しおいしくて、グラスが半分くらい空く。
 
きなすった。
今日はサバの押し寿司とのこと。
 
おお?鮮やかというか、風雅な色合い。
 
第一に美しい。美しさから摂取できる要素がある。
ピンクと、緑がかった灰色?と、ごはんの白。グラデーション的。
 
もぐ、もぐー。
 
あ、酢が薄味?ほんのり米粒が立ってて良い。
甘さと米粒の味がします。
噛みしめタイプ。
魚も強くなくて、じっくりお酒飲ませる。
身、自体は薄身ですが、全体が調和している。
(けっこう量あるのに440円なの?イイですね!)
 
日本酒のおすすめを聞こう!
これは日本酒に手を出したくなる寿司、
 
お店のおねいさんにおススメを、
さすが土佐市『酔鯨』か『亀泉』が推奨された(どちらも土佐市にある酒蔵)!
「酔鯨」が甘すぎないよと薦められてレコメンド!
酔鯨で!
 
まけまけいっぱいなの嬉しい、シンプルに。
 
そしてホタテとアボカドミルフィーユ!
またもや美しさがあるから。
もう前衛芸術じゃないの。太陽の塔だよ。
 
 
ムシマルアイは分析力。
サーチ結果・・・・スライスアボカドとホタテを重ねて、上にとびこ、あとは・・・・?
え、頂上はキャビア?
キャビアでも、キャビアじゃなくてもムシマル舌はわからんのですが、ここは以後「キャビア的卵」と評す。
 
 
上から掬おうとして。
ああ、塔が崩れた。
ドルアーガの塔だ‥‥なんて?
自分の記憶から適当でてきた単語をすぐ取って出ししてしまう。なんかゲーム語だったけど、別にこんな塔じゃなかった気がする。
ランプフィッシュでしたっけ?キャビア似の魚卵があると聞く。それかも。
 
 
とびこが細かく弾けて楽しさしかない。
愉悦というやつ。
これはたしかに、お店にワイン揃えますは。
 

アボカドだった。


ムシマルはひとかどの男になりたいと思っていた。
だがまあそれにはなれなくても、アボカドの男にはなれるかもしれない。
これを食べていればね。
※ムシマルがアボカドを食べるときにはこのコメントが入るようになっています。
ご容赦ください。

 
バゲットさえあり得る洋の夢見るような美味しさ。
ちょいすっぱみがドレッシングソースにあるのお酒進ませるにいい。
なんかマヨネーズと調味料いろいろ組み合わせたような、ちょっと懐かしくなりかけるやつ。
アボカドとびっこがもう、味の表現不能。
(まず美しい感想があって・・・・意外性とか、お酒に合うとかの賛辞がいっぱい来る)
 
小気味よいのです。
 
でも、初土佐市呑みとしては、もう一軒、つまり計2店くらい行きたいな。
この店だけでお腹いっぱいになるのはできたら避けたい…?避けられない‥‥?考えながら食べる。
 
 
あとホタテがレベル106くらいの高水準。限凸を果たしてらっしゃる。
 
ふう・・・・・・完食一区切り。
まだまだいけるぞ元気だぞ!元気すぎてどうしよう!
 
ムシマルサーチ・・・・分析力!(2回目)
 
黒板に、本日のおすすめ
・酢白子
・チーズ天ぷら
・ウツボタタキ
等と一緒に
 
というメニューがあった。
 
気の付く女性スタッフさんに聞いてみると、
「大将が納豆の上に思い思いの具材を乗せます。七色以上になることもあります」と。
 
なにそれオモシロ!
 
注文。
女性スタッフさん⇒大将さんに「レインボーです」呼び名かっこよ!
 
 
来たあ。
食感と色彩のカーニバル。
セカイノオワリなら正しく歌い上げてくださりそうなひと椀。
 
食べる。
お漬物ときゅうりがパリポリと嬉しくて、噛みしめるとお魚等。
イカはいかがかな?
アボカド海苔マグロうずらエトセトラetc.
切りたての刺身の、いーいーところーー。
 
これを混ぜるのか?やるんだな?今ここで?
できらあ!
混ぜた。
酔ってきたためにもはや表現がオマージュの塊になってしまいつつありました。
 
混ぜて塊にしていただきます。どっちが真の塊か勝負だ。補足:ムシマルも何かの塊です。
うっわ、いろいろある。
ロジャーのラフテルクラスにすべてがある、特に食感が多次元の存在感
ごはんほしい。
アボカドまた入ってる!アボカド大好き一見さんと思われそう!
 
 
実はもう一杯、亀泉も飲む。
 
ふーーー、食べた食べた終わったと思っていたらサービスで柿をくださる。
歯ごたえのシャッキリして甘い柿をいただきました。
ムシマルはトロっとした柿よりもシャリシャリ感のある柿の方が好き。
 
わーい、酔いざましに良いですね。
 
 
お会計4000円ちょっと。これだけやって。
いい店!
 
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