『日本ピラミッド』という言葉がある。
なんだろうか。
知らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これから知る。
庄原市に来てみて比婆牛を食べたは良いが何も考えていなかったムシマル。
(ヒバゴンパークとかあったら行きたいなあ)ありませんでした。
ヒバゴンゆかりの比婆辺りに行くか、それとも・・・・・・・帝釈峡ってやつは庄原市では、ないんだっけお隣の町だっけ?
そんなことをしている自分に、言葉が届く。
「日本ピラミッド」の言葉。
なんじゃそれそれと惹かれていく。
日本に・・・・・・・・・ピラミッドがあって・・・・・・・世界最古!?
あるの、広島に!!?
ハンドルを握る手に力が入る、動き出すのは山方向。
(な、なんだって―キバヤシ!)
クルマは田舎風景を進んでいく。
高知よりものどかなのは、高知よりも平地がおおいというか山林地帯の割合が少ないのかも。
クルマでのそのそと山を登って行って、行けるところまで到着。
なるほど?
赤丸印のところにいるのか。
もう少し奥まで車で行けるけれど、それはいっか。
バタン、車から降りる。
ありがとうクルマ。
ここからは徒歩。
なーつーだなーなつーだなーなーつぅーなんだなー。
暑いと思いながら歩いて行く。このときはまだそんな考えだった。
ヒっ!
「クマの目撃例あります」みたいな立て看板があり、びびる。
怖くなんてないさ、寝ぼけた人が見間違えたのさと思いながら歩く。
鈴的なものなかったっけ・・・・・・・・なかった。
ドラえもんではないのだから、僕は。
あとはクマには木の上に登るとか有効なんだっけ?
だんだん道が荒れていく。
これ、もうちょっと舗装されていたのが崩れたとかなんじゃないか・・・・・・・・・・アッツい!
太陽から12秒ごとに燃えるジャーマンスープレックスを受けているみたいな錯覚。
それも無制限一本勝負。
登山のグッズというか装備を何にもしてないよ。
ジーパンにシャツ一枚、靴もなんかスニーカーブルースに出たりでなかったりしそうなやつ。
不安だ。
これで遭難しちゃったら、「軽装で山に登る危機意識の低い35歳遭難する」って言われてしまう。書かれてしまう。
歩いていると変化が出た。
ちょっと大丈夫になってきた涼しくなってきた。
木洩れ日が射すくらいの基本木陰感と標高があがってきたためか涼しさもうっすら。
+20ポイントくらいなんだけれど坂を上るのがきつくなってきて時々滑りそうにもなってじっとりと汗ばむマイナス80p。
どんどん奥まって深まっていく。
あ!でも救いがある。
蚊がいない。
おかしい・・・・この山・・・・蚊がいない・・・・。どうやらこの山、蚊がいない?
高知の明見彦山(古墳あり)だったら、なんなら蚊しかいないくらいに30分不動の姿勢でいたら献血200ml分くらい採られそうな場所だったのに、
こっちでは刺されていない!
ピラミッドパワーかな。
たぶんピラミッドパワーだと思う、ピラミッドパワーの効能蚊が出ない。
でも蚊よりでかい虫がいるガガンボでもない羽音がうるさいなんなん、君はなんなん?
※テンションの落差が激しい気がするのはピラミッドパワーです。
で、到着する。
どこに?山頂?
いやなんかの鳥居っす。
なんで鳥居?霊的な感じっていうよりやあ怖い。
つ、疲れたっていうか汗かいた。
ベンチに腰掛ける。
しかし何だろうホントこの鳥居。
ここが頂上ってわけでもなさそうだし、鳥居の奥に先に頂上か遺跡があるのだらうか。
鳥居の右下には赤い人形?
そして鳥居の中央部には「奴国乃大王」という文言。
何だろう?
ここまで20分強~30分。
もっと車で山ギリギリまで来たらよかった。
ちょっと休憩。携帯でマンガを読んでみたり息を整えたり。
すーはー・・・すーふー・・。
よし、GO。
10分弱の休憩からの出発。
あ、なんだこれ。
659。
mなのか?
残りの距離が659m?標高が659m?ここまで歩いた距離が659m?
わからん・・・・・・・・・・・・・!!ってああ!
ムシマルの靴、壊れてる側部はもう剥がれているといっても過言でない。
なんかボスダンジョン行く前に大事な装備の耐久性が尽きたみたいな感覚。
これじゃボスには勝てそうにもない…どうもゲーム脳らしいです。
歩く。
ついに、葦嶽山頂上に到達!灰原ルートで!
頂上の眺め。うーーーん、マウンテン。
ここだけ、ちょっとした更地。お相撲だって取れるかもしれない。
ムシマルオンザ葦嶽山。
ピラミッド看板とちーず。
ふう、もう巨石群には行かなくていいか(険しそうかつ靴が壊れて危険に思うから)。
勇気ある撤退。
帰り道。
キノコをいっぱい見かけて、その中でもひときわデカいキノコ。
たぶん、聖なる毒キノコである。
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帰りは20数分で着いた。
クルマに入った後、雨が降ってきた。
ふう、良かったぜ。
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