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4月のイベント『お花見オーディオフェスタ』詳細 vol.5

2019-03-15 | イベント
『4月のイベント『お花見オーディオフェスタ』詳細 vol.4』の続きです。

4月7日(日)のイベント『お花見オーディオフェスタ』詳細をご紹介します。



お花見オーディオフェスタでは最新のオーディオ機器もご紹介しますが

SPレコードの試聴も行います。

試聴室にお見えになったお客様にSPレコードを

最新のオーディオシステムに接続し聴いていただきました。

グレンミラーの真珠の首飾りと

トスカニーニ・NBC響のベートヴェン交響曲5番をお聴きいただいたのですが

『映画の中のような音』というご感想をいただきました。

80~90年も前に録音されたものを現在でも再生できることは驚きですが、

この当時レコードで音楽を楽しんだ方はさぞ大変だっただろうなぁとおもいます。

まず、この当時のレコードの再生時間は直径25cmの10インチ盤で3分、

30cmの12インチ盤で5分でした。

ベートーベンの5番で4枚組ですから、レコードを裏返す操作を含めると8回も針を下さなくてはなりません。

これが9番になると8枚組になり、16回も下さなくてはなりません。

余談ですが、複数のレコードを入れるジャケットを『アルバム』と言います。

この言い方は、現在の『新しいアルバムが出た』のアルバムの語源です。

また、SP盤は電蓄が出るまではゼンマイをまく蓄音機で再生されていましたが

針を下す前にゼンマイを巻かなくてはならず、

曲の良いところをブツ切りにされ、何回もゼンマイを巻きながら聴くというのは

とてもリラックスして聴けたものではなかったと思います。

蓄音機で再生するときの針は竹針か鉄針ですが、

竹針はレコードを傷めない点は良いのですが、

竹の針先をカッターで切るという儀式が必要です。

鉄針はそのようなことはないのですが、あからさまにレコードが削れていきますので

何回も何回もかけると芯の和紙が出てきて再生不能に陥ります・・・。

リスナーは真剣に聴いたでしょうし、

現在とは音楽鑑賞の重さが違っていたと思います。

4月7日のイベントではぜひ実物のSPレコードを体験してみてください。





SPは当社で保有するものと、お客様からお借りしたものがあります。

その一部をご紹介します。

1947年 ザビア・クガート Francesca / マンボNo.5



1953年 ロス・パンチョス ベサメ・ムーチョ / あなたを愛す



1947年 グレン・ミラー 茶色の小瓶 / 真珠の首飾り



1954年 グレン・ミラー ムーンライト・セレナーデ / スターダスト



1954年 トスカニーニ指揮NBC交響楽団 / ベートーヴェン交響曲第5番 第1楽章・第4楽章



年は録音された年ではなく、試聴するSPが発売された年です。

(録音はさらに古く1930年代~40年代です)

写真を見ていただくと判りますが

これほど程度が良いSPはまずお目にかかることはできません。

再生装置は昭和30年代のビクターの電蓄です。(もちろん真空管式です)

これがナカナカ良い音質です。

この電蓄はラインアウトが出ていますので

これをオーディオシステムに接続して・・・楽しみです。



『パッシブアッテネーター・キット』発売!



att64に使用されているパッシブアッテネーターをキット化しました。

もちろん、入出力のRCAジャックも半田付け済みでそのままでも使用可能です。




3極管5703使用 真空管バッファアンプキット発売!(限定20セット)



真空管はパトリオットミサイルを生産しているアメリカのレイセオン社の3極管で5703という真空管です。



基盤は完成品です。基盤には電源ジャックや入出力のRCAジャックも接続済みで、電源アダプターも付属しています。



販売は YAHOOショップで行っています。価格は¥10,000(税別)です。



≪英国 CELESTION社 フルレンジユニット 値下げ≫



¥2980(税込)限定100ケ

イギリス・CELESTION社のネオジウムマグネットを使用した

スピーカーユニットAN3510を値下げしました。

直径88mm。 周波数特性は98Hz~18.5KHzと非常に広帯域です。

あと30ケになりました!

詳細はこちら 

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