『新・製・品・発・表!! vol.2』の続きです。
4月7日(日)のイベント『お花見オーディオフェスタ』で新製品を発表します。
増幅回路を真空管のみで構成したセパレートアンプRaccolta(ラコルタ)シリーズです。
今回はその音質をレポートしたいと思います。
スピーカーはドイツ・クアドラル社ロダンです。

まずはJAZZ&POPS編です。
小野リサ / Cheek to Cheek

元気のよいアレンジですが、システムによっては騒がしく聴こえることがありました。
ラコルタで再生すると音が理路整然とする不思議な音源です。
楽器と楽器の間が整理整頓されたような・・・表現が難しいのですが気持ち良い音です。
Larry Adler / Summertime

ベースが弾みます。これは真空管アンプの特徴かもしれません。
おもわず体が動き出すような、立ち上がりとキレが良いベースです。
Eric Clapton / Blue Eyes Blue

ギターがハジケマス。ギターは無音の状態からいきなり最大音量になる楽器です。
立ち上がるスピードを感じます。
Jackie McLean / I'll talk romance

サックスがリアルです。それほど帯域は広くないのですが
サックスの音だけは満点です。
JAZZとPOPSを聴いて共通しているのは
ガヤガヤした感じがなく、音楽だけが鳴っているという印象です。
ピアニシモがの音が綺麗なのは
真空管に安定化電源を使っており
真空管アンプとしてはびっくりするほどハムが少ないという点が寄与しているのかもしれません。
また、4w+4wしかないのに意外と大きな音がいける!というのもうれしいところです。
普通の音量では歪は感じませんでした。
次回はクラシック編です。
次回に続きます。
今日の上石津の桜です。

今日も開花しませんでした。

上石津は名古屋と比べると例年1週間ほど遅いので
今週末くらいに開花でしょうか。
場所は3月22日の記事をご覧ください。
4月7日(日)はイベント『お花見オーディオフェスタ』へお越しください!

『パッシブアッテネーター・キット』発売!

att64に使用されているパッシブアッテネーターをキット化しました。
もちろん、入出力のRCAジャックも半田付け済みでそのままでも使用可能です。
3極管5703使用 真空管バッファアンプキット発売!(限定20セット)

真空管はパトリオットミサイルを生産しているアメリカのレイセオン社の3極管で5703という真空管です。

基盤は完成品です。基盤には電源ジャックや入出力のRCAジャックも接続済みで、電源アダプターも付属しています。

販売は YAHOOショップで行っています。価格は¥10,000(税別)です。