今にしたらアホらしい事ですが、1973年(昭和48年)に祥伝社から発刊された五島勉著の「ノストラダムスの大予言」が当時の世の中にインパクトを与え映画化されてしまう程だったのです。
発売当初は気がつかなかったのですが、後日購入して読んでみると1999年には世の中が終了してしまうという内容だったので「冗談じゃない!とんでもない」と思った記憶があります。
当時の私としては、温かい家庭を築く為に住宅資金を貯める事に専念しており、それが水泡に帰してしまうのならこれ迄の努力は無駄になってしまう事を意味していたので、その説が本当だとすればこれは重大な事です。
結果は既にご存知の通り何でもなかったので、住宅建設は無事終了しましたが、全く迷惑な話です。
ただ私としては当時は手を拱いてはいられなかったので、何か回避する手立てはないものか考えていました。すると、その著書の一部にキリスト教徒は救われるという意味の事が記述されており、「本当かいな?」と思って、本屋に聖書を買いに行って何かヒントはないかと読み始めたのです。
当時は団地住まいで、郵便ポストにはいろんな宗教団体のチラシが入っていました。すると、ある教団の終末思想の教えが興味を引いたのです。現在は10年近く前に縁を切っており、全く関係ないのですが、その教団は過去に何回となく終末説を掲げてその都度人々を集めては予言が外れて人々が去っていた事を後で知ったのです。
私の現役時代は「1914年の出来事を見た世代が過ぎ去らないうちに終わりが来る」でしたので「1995年」が1つの目標? になっていました。私は家庭を持つ計画と建設業者の契約がありましたから、教団の方向性とは方向を一にはしないで、家を新築しました。
冷静に考えればわかる事ですが、それまでに築いた人間関係・資産的なもの・社会的関係・高等教育・結婚・出産を一切否定するその宗教は人々をマインドコントロールする恐ろしい宗教団体だったのです。
一つだけ良かったのは、配偶者を見つけられた事でした。当時は目標を一つにする同志という感じで引き寄せられたのですが、当時の教団内で「この終わりの時代」に結婚するなんて何を考えてるんだろうと周囲に思われたようです。後にある出来事が原因で彼女の方が先に退団しましたけど。
発売当初は気がつかなかったのですが、後日購入して読んでみると1999年には世の中が終了してしまうという内容だったので「冗談じゃない!とんでもない」と思った記憶があります。
当時の私としては、温かい家庭を築く為に住宅資金を貯める事に専念しており、それが水泡に帰してしまうのならこれ迄の努力は無駄になってしまう事を意味していたので、その説が本当だとすればこれは重大な事です。
結果は既にご存知の通り何でもなかったので、住宅建設は無事終了しましたが、全く迷惑な話です。
ただ私としては当時は手を拱いてはいられなかったので、何か回避する手立てはないものか考えていました。すると、その著書の一部にキリスト教徒は救われるという意味の事が記述されており、「本当かいな?」と思って、本屋に聖書を買いに行って何かヒントはないかと読み始めたのです。
当時は団地住まいで、郵便ポストにはいろんな宗教団体のチラシが入っていました。すると、ある教団の終末思想の教えが興味を引いたのです。現在は10年近く前に縁を切っており、全く関係ないのですが、その教団は過去に何回となく終末説を掲げてその都度人々を集めては予言が外れて人々が去っていた事を後で知ったのです。
私の現役時代は「1914年の出来事を見た世代が過ぎ去らないうちに終わりが来る」でしたので「1995年」が1つの目標? になっていました。私は家庭を持つ計画と建設業者の契約がありましたから、教団の方向性とは方向を一にはしないで、家を新築しました。
冷静に考えればわかる事ですが、それまでに築いた人間関係・資産的なもの・社会的関係・高等教育・結婚・出産を一切否定するその宗教は人々をマインドコントロールする恐ろしい宗教団体だったのです。
一つだけ良かったのは、配偶者を見つけられた事でした。当時は目標を一つにする同志という感じで引き寄せられたのですが、当時の教団内で「この終わりの時代」に結婚するなんて何を考えてるんだろうと周囲に思われたようです。後にある出来事が原因で彼女の方が先に退団しましたけど。