お昼は1時がちょうど良い

在宅療養生活で見たこと、思ったこと、を伝えます。

回顧録 30

2015年12月16日 | 回顧録
さて治療に専念するはずの18ヶ月間でしたが、結果的には専念出来ませんでした。


家の中の事、つまり子供達の世話、母親の世話、お金の遣り繰り、学校(PTA関係・授業参観は全て欠席しました)や社会的な付き合い、といった家事全般に終始している毎日で、もう必死でした。女性なら、さしずめ「髪振り乱して‥」といった感じでしょうか。



朝は子供達を起こして朝食、身支度させながら洗濯(多い時は3回まわす)、そして登校。そこで一息いれる。夕方は夕食のための買い物・準備、子供達が帰宅したら夕食を始め、食事の後片付け、といった家事全般。



子供を育てている主婦の方々なら普通にこなしている一日かもしれませんが、こと自分に関しては本来ならば入院が相応しい体調なのに、これでは静養どころか更に自分を追い詰めている状況になってしまいました。



なので、体調が戻る事はなく以前にも増して寝込む時間が増えていったのです。子供達の週末は義祖父母が面倒を見てくれるとはいえ、自分の体はもう限界かなと思う日も多々ありました。



経済的にも限界に近く、不安はありましたが背に腹はかえられず生命保険の類は全て解約して解約返戻金を生活費に充てました。

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