故郷の弟から干し芋が送られてきました。
茨城県はサツマイモの生産全国一なのであります。
子供のころから「かんそいも」って言ってました。乾燥芋です。
蒸かした芋を母が吊るしたざるに干していたことがありました。
雪国秋田では考えられないことですね。
乾燥した風と縁側で日向ぼっこした関東の冬・・・
乾燥芋はそうした気候の下で作られる特産物なのですね。
唱歌「冬景色」の二番
♪からす鳴きて木に高く人は畑に麦を踏む
げに小春日ののどけしや、返り咲きの花も見ゆ♪
関東以西の「冬景色」だなぁとつくずく北国に住んで思います。
これって、北国でも音楽の教科書に載っていたのでしょうかねぇ
北国の人にはよそ事ではなかったでしょうか・・・
と思いながら唱歌「冬の夜」の歌詞が浮かんできます。
♪囲炉裏のはたで衣縫う母は春の遊びの楽しさ語る
居並ぶ子どもは指を折りつつ
日数数えて喜び勇む
囲炉裏火はとろとろ外は吹雪き♪
北国の冬の歌ですね。
関東の私がどう思って唄っていたか・・・郷愁とかあこがれ、
雪=北国=本当の冬そんなイメージだった気がします。
穏やかな冬を過ごす関東生まれの私の憧れだった北国の冬
厳しいですねやっぱり・・・ことに年を重ねるごとに感じる雪の厳しさです。
でも、だからこそ春の喜び格別さを知りました。
雪の降る夜、雪が積もった夜のほのかな明るさと
吸い込まれそうな静けさ・・・
伝えられないのが残念です。
冬本番はこれから・・・
春を待ちながら、ちょっとしたいいこと見つけて過ごしたいと思います
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