ずっこけまみぃの 気ままな く・ら・し

写真と日記で、気ままな楽しい毎日を!

リバース

2025-02-16 11:15:00 | 本を読んで
「湊かなえ」の「リバース」は、結構前に買い求め、最近読み始めました。
最初「リバース」ってどういう意味かな?と思い調べました。
 
湊かなえは、「反転(reverse)」と「再生(rebirts)」と言う二つの意味を重ねて
「リバース」という日本語を使われています。と書いてありました。

勿論、読む前はどういう意味なのかな?と思いました。
 
 


 
早速読み始めましたが、すぐに裏表紙をみると、予告のあらすじが・・・
 
 
深瀬和久は平凡なサラリーマン。自宅の近所にある<クローバーコーヒー>に
通う事が唯一の楽しみだ。そんな穏やかな生活が、越智美穂子との出会いに
より華やぎ始める。ある日、彼女のもとへ「越智和久は人殺しだ」と書かれて
告発文が届く。深瀬は懊悩する。遂にあのことを打ち明ける時がきたのかーーと。
 
 
人気ベストセラー作家「湊かなえ」の小説は、女性主人公が多いのに
この小説は男性が主人公でした・・・とても不思議で興味を持ちながら
読みました。

本をじっくり読む暇がない私ですが、この本はあまり間を置かずに
読み続けました。それほど面白かったのです。
あまり期待しなかったのに、いつの間にか引き込まれてしまいました。
 
そして、当然殺人事件だと思っていましたが
最後は予想もしなかった結末が待っていました。
題名の「リバース」と言うことばが繋がったのです
 
想像するような生々しい殺人事件ではありませんでしたが・・・
私は久々に感動してしまったのです。思いがけないラストシーンに驚き
「湊かなえ」と言う作家を心から尊敬してしまいました。
 
 
「リバース」を読む前に、五木寛之の「忘れ得ぬ人・忘れ得ぬ言葉」の本を
読み始めていましたが、この本は一時停止しました。
他に注文していたブロ友さんに薦められた「あの頃ぼくらはアホでした」
の本もあり、3冊テーブルの上に並べていました。
 
 
 
私は大体本を読み終えると、すぐに他の本を読んでしまいます。
そうすると、前の本の内容を忘れかけたりしてしまいます。
でも、「リバース」を読んで、しばらく余韻に浸りたくなったのです。
「この感覚・・・しばらく忘れたくないな・・・」と。
 
前のブログにも書きましたが、ドラマや映画になった小説は、登場人物の俳優の
イメージが決められてしまって嫌だったけど、後から、このドラマになった
俳優を知っても、殆ど気にならなかったのです。
主人公の俳優さんが、あまりにもイメージが違ったせいか、
不思議な事に、私の中の想像する主人公のイメージは
全く崩れませんでした。

 
何日か経ったので、「忘れ得ぬ人・忘れ得ぬ言葉」の終わりごろのページを
読み終え、次に「あの頃ぼくらはアホでした」を読み始めましたが
思わず笑ってしまうシーンが多く、少し読むのを休みました。
でもなかなか面白いので、もう少し経ったら読もうと思います。
 
 
 
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昨日の散歩道、今迄あまり見たことはない雲を見つけました。
魚の小骨のような雲
 
 




 
久しぶりに春の訪れを感じさせる暖かい散歩道でした。






 
コメント (9)
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