こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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「戦争」訓練は止めよ!

2008年11月24日 15時27分39秒 | インポート

 苫小牧では、この時期(11/23)では珍しいと思いますが、目覚めると外は「白銀の世界」でした。除雪するまでの降雪ではないとしても、屋根から滑り落ちる「雪」の音を聞くと「師走が近づいているナ!」と実感しました。12月4日から12月議会がはじまりますが、26日に市長提出議案の会派説明があります。党市議団は説明前に「米軍戦闘機の訓練移転(日米共同訓練)に反対する要請書」を岩倉市長に提出します。この問題では、議会開会前の12月2日(予定)に総合開発特別委員会が開催され、訓練時の日程、規模など「詳細内容」(詳細とは言えない?)が報告されます。私は、現地説明会の開催を強く求め、市・議会・市民が参加出来る条件づくりが必要だと思います。道内でも道東の矢臼別演習場では「事前の約束が突然裏切られる」ことが起きています。矢臼別演習場での日米合同演習は何回も繰り返されるといつしか「慣熟」(かんじゅく)させられる。それが恐ろしい「慣熟作戦」です。ですから、訓練内容を住民に説明する「最低の約束」は守らせることが必要だと思います。

「雪」と言えば、昨年の米軍戦闘機の訓練移転は「猛吹雪」で1日短縮され中止しました。苫小牧市のように、降雪量の少ない自治体では「当初予算で年間7.000万円の除雪費」しかないところでは、「雪」が降らないことが1番の経費削減になります。しかし、時には「猛吹雪」が「訓練移転を止めさせる力」にもなりますが、自然現象に頼ることは出来ません。私たちは、平和を願い、安全・安心なまちづくり運動によって、米軍基地強化・永久化を止めさせ、基地(訓練移転=基地化)のない平和な日本の実現をめざしています。「沖縄の負担軽減」と言っても、三沢基地(青森:米軍基地)で12/1から行う訓練移転には、嘉手納基地所属F15は参加しません。明らかに、負担軽減ではなく、基地拡大であることが明確です。


許せない!非正規職員が狙い打ち

2008年11月22日 11時54分47秒 | インポート

 忘年会シーズンになりました。今年は世界的(米国発)な金融危機によって景気が悪化し、「リストラ」の嵐が吹いています。「忘年会」どころか「ぼうねん」を「望年」、「忙年」、「暴年」など人それぞれに思いは違うと思います。「リストラ」の代表と言えば、金融危機による打撃を受けた輸出産業界(自動車・電気)は、その「標的」を派遣、期間従業員、パートを対象にし、横暴きわまるやり方で、大企業としての社会的責任を果たしていない証明です。苫小牧でも「リストラ」・「雇用悪化」による影響で国保加入、生活保護申請などが増えています。確かに、金融危機、株の暴落などの要因は否定しません。しかし全ての業界が「単年度赤字」(これまでボロ儲けした利益がある)ではなく、「目標の利益確保が出来ない」だけで、「非正規職員」を機械的に削減し、人件費で利益確保するやり方は絶対に許すことは出来ません。こんなことを許せば、雇用情勢の悪化をたどり、さらに個人消費を冷え込ませ、景気は最悪のサイクル=「悪循環」となります。過日、市内の中小企業の社長さんとの会話で、「公共事業が減少している。元請けが一人勝ちすると、下請けにImg_02851 も影響され、仕事のない下請け業者が増えている」と深刻な話でした。「生活給付金」で消費拡大の下支えにならないことはハッキリしています。さらに深刻なのは、内閣府が発表した「青少年の現状と施策」(08年度版:青少年白書)に若者の間で派遣や契約社員、フリーターなど非正規雇用の割合が増加し、10代後半では、ここ15年間で72%に倍増。(赤旗:11/22付掲載)「中卒、高卒の若者が正規雇用職員になれず、非正規雇用に流れるケースが増えたのが要因」と内閣府は分析しています。判っているのであれば、「外需だのみから内需主導へ」の日本経済の抜本的な改善策(日本共産党「緊急経済提言」)が急がれます。政局は流動的ですが、越年するのであれば「国民の生活応援する経済の立ちなおし」出来る「望年」としたい。


シングル介護の対策も急がれます

2008年11月20日 22時23分47秒 | インポート

 今日は、驚くことが2つありました。一つは「ガソリン代」の値段です。私が利用しているスタンドで一昨日給油したとき「121円」でした。翌日は「118円」と3円引き下がり、そのうち110円代までなるものと思っていました。今朝、市役所に向かう途中で、価格表示を見ると「115円」でしたので、「さらに3円引き下がっている」と思ったら、夕方には「121円」と「一気に6円」も高くなっていました。何が原因なのか?ただただ驚くばかりです。

 もう一つの驚きは「介護問題」です。夜、ある会合に参加して意見を聞いていると、少子・高齢化と核家族の進展で、高齢者が高齢者を介護する=「老々介護」(ろうろうかいご)は一般的に聞かれます。最近では「認知症の方が認知症の方を介護する=「認々介護」(にんにんかいご)が増加しているようです。もっと深刻なのは、施設が満杯で待機しているため親の面倒を子ども達が見る。核家族の家庭では「息子さんが『介護のため』に(辞職し)職を失ってしまう」=「シングル介護」という実態です。施設を増やせば、待機者対策が解消されますが、それは逆に介護保険料に跳ね返る。もっと、国の責任で「保険あって介護なし」の欠陥を解決する姿勢が強く求められていると私は考えます。毎年、社会保障費2.200億円の削減ありきでは、まどもな医療・介護・福祉は受けることすら出来なくなります。「生活給付金」で2兆円使うなら、こうした「働きたいという意欲まで奪われ、『介護』という現実と向き合っている方々に対する対応策は急がれる」と思います。一瞬給付が一生増税となり、ますます「介護」問題は深刻になります。暮らしを支え、国民の『生存権』(社会保障)を保障する政治に変えることこそ「チェンジ」だと思います。

 それにしても、今朝は「寒かったですネ」。朝のウォーキングのとき、自宅の玄関フードに置いている温度計は「-4℃」でした。北風が強く、45分も歩いていると顔が痛くなりました。でも、その努力もあって、1日の歩数量は1万歩を超えました。


慣熟作戦に騙されるナ!!

2008年11月18日 21時15分51秒 | インポート

 母の好物と言えば秋の味覚のひとつ「柿」です。それも「完熟」したさわると潰れそうな吸い付きたくなる柿。冬にはみかんより、やわらかい「干し柿」を食べるのが長生きの秘訣と満面の笑みで語ります。そうしたうれしい「完熟」もありますが、「かんじゅく」を「慣熟」読み違うと大変な事態になります。

 市役所から昨日と今日、FAXが届きました。今日のFAXは「米海軍艦船REUBEN JAMESの苫小牧寄港中止」の連絡文書。私の予想通り、市長の受入容認姿勢を最後まで示さず、米軍側の理由不明の寄港中止で決着をつけました。寄港反対の私としては「結果は良」としても、米海軍の寄港要請にある「親善・友好」は生きていて、次回は「雪まつり」を目当てに苫小牧港寄港を狙っているのではないか?と推測しています。さらに、昨日のFAXは「在日米軍再編に係る千歳基地への訓練移転(日米共同訓練)」の通知でした。「海」の次は「空」と大統領が「チェンジ」しても、アメリカの一国覇権主義は変わりません。しかし、こうした政策と行動は、世Img_03001 界で孤立し、力を弱めているのが現実です。国防論で自由勝手に港を「軍港化」させ、空港を「基地化」させることは、「世界の宝」と言うべき「憲法9条」を持つ国民として絶対に許すことは出来ません。度重なる苫小牧港への寄港要請、千歳基地での訓練移転の実施などは、市民の反対世論を薄め慣らす=「慣熟作戦」のひとつです。今回の「在日米軍再編に係る千歳基地への訓練移転(日米共同訓練)」は、12月上旬(私の予想では12/812)で12月議会と重なっています。航路直下の住民からは「騒音」問題で不安と反対の声が出ています。私のメールにも「反対だけで、どうして日本を守れるのか?」という意見も届いています。異常なアメリカいいなりの政治から抜け出し、独立・平和の日本、そして平和憲法9条「戦争をしない」を守る国づくりこそ、世界への貢献と考えます。添付写真は過日の議会運営委員会視察で横須賀港の軍港です。


飲んだら乗るな!悲劇を繰り返すな!

2008年11月17日 09時43分21秒 | インポート

 今朝は、通学する子どもたちの首もとにマフラーがいるほど「寒い」朝を迎えました。私のウォーキング中に丁度通学時間帯に重なり、顔なじみの子どもたちもたくさPa0_0006 んいます。最近では、子どもたちから「おはようございます」、「おはよう!」と小学生だけでなく、中学生も元気に挨拶してくれます。(添付写真:左上)私たちの住む有珠の沢町内会でも、Pa0_0003 交通安全の「のぼり」が新しくなりました。師走も近いこともあって「飲酒運転撲滅」と大きく書いています。(添付写真:右中)そんななかで、また痛ましい事故が発生しました。今度も大阪です。昨日の午前3時頃ですから前回と同じ時間帯ですが、16歳の新聞配達員が『5キロ引きずられ死亡』の見出し。容疑者は逮捕されましたが「飲酒で逃走。何かにぶつかったが、その後は記憶にないほど必死で逃げた」との報道を見て、前回(10月、3キロ引きずられ)の容疑者が語った「何かにぶつかったのは判ったが、(もう死んでいたと思い)怖くて逃げた」と報道されていました。中には、父親に注意されたことで「誰でも良いから・・・」と自家用車による無差別殺人が報道されたばかりです。北海道は交通事故死(昨年度8月時点)「全国ワーストワン」で、2位が「大阪」、以下「東京」、「愛知」、「千葉」とワースト5で、その後は判りません。そのなかで特に「飲酒運転」は「速度違反」の次に「死亡事故」に結びついています。ですから「飲んだら乗らない 乗るなら飲まない・飲ませない!」運動がこの時期特に重要です。そして、「飲酒運転は『犯罪』である」という意識を自動車免許取得者は「肝に銘じる」ことです。原油高騰で自家用車を控える状況でしたが、ガソリン価格が120円を切ったことが影響してか、ウォーキング中での道々双葉バイパスの通勤車が増えているように思いました。世界では、G20首脳会議で「金融規制強化で一致」したようですが、米国と同盟国のサルコジ大統領が「ドルは確かに唯一の世界通貨だったが、今日でもそうだといいがたい」との発言に「アメリカ発の金融危機」は物語っていると思います。