こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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ようやく届いた「ねんきん定期便」!

2009年09月28日 20時04分29秒 | インポート

 昨日までのさわやかな秋空が嘘のように、秋雨前線による強風と降雨の音が家まで響く悪天候に買ったばかりの傘(100円)が開いたとたんに壊れてしまいました。秋空になると飛行機雲を見る機会が増えるそうです。その飛行機雲も“すぐに消えないと翌日の天候は荒れる“と天気予報で説明していた気象予報士の話を思い出しました。

 “消える”とか“壊れる”とかの例えで思い出すのが、「消えた年金」、「破綻する年金」問題です。

今日、帰宅すると私宛に「ねんきん定期便」が届いていました。「すべての国民に届けます」との舛添要一前厚生労働省大臣の発言がありましたが、何故この時期に届いたのか?誕生月だから、と勝手に解釈しましたが、本当に(すべての被保険者に)届いているのか疑問です。開封すると、「ねんきん定期便」を毎年お届けいたしまImg_07911 す、と記載しています。内容を確認すると「記載もれ」はありませんが、“老齢年金の見込み額”を見ると不安を感じました。これでどうやって生活するのか?と想像しただけでも背筋が寒くなりました。

年金改悪によって、厚生年金の報酬比例部分は“61歳”からの支給になっていますが、月額平均で4万円程度です。確かに厚生年金の納付期間が少ないことが要因であることは私でも理解出来ます。しかし、国民年金と合算すると38年間も加入しているのに、65歳から支給される基礎年金部分が余りにも低いのには驚きました。

先の総選挙では、最低保障年金の拡充と加入期間の短縮で受給権利を!と各党のマニフェストに書いてありました。それはすぐにも着手すべき問題ですが、その財源は消費税頼みではなく、ムダ使いの一掃によって国民負担の伴わない政策的判断が必要です。

過日も青年たちの声を聞きました。「僕たちの時代には“公的年金”制度が存在しているのですか?」、「今は65歳と言っているが、僕たちの時代には70歳なんて話はないですよネ!」、「以前のように終身雇用制度に戻してほしい」など将来に対する不安の声がたくさん出されました。

逆に、「渡辺議員は議員年金をたくさん貰えるのでしょう?」と国会議員の年金問題のように見られています。私は、議員年金もあと2年で“破綻”寸前の状態であること。同時に毎月の“掛け金”を説明すると「そんな払っているの?とうして“破綻”寸前なんですか?」と質問が殺到しました。「その要因は市町村合併によって、議員数が削減(保険納付者)され、逆に年金受給者が増えたこと」と説明すると驚いていました。企業(事業主)負担を減らせ!の大合唱は財界・大企業。その号令で年金改悪したのが、自民・公明政治です。

改めて、「ねんきん定期便」を手にして憤りを感じます。


市政の原点は市民生活のなか!

2009年09月27日 12時54分19秒 | インポート

 私の議員生活の恩師であり尊敬する石川孝雄先生のお義母さん(95歳)が亡くなりました。お義母さんは私の母と同じ介護センターコスモスでお世話になっていた方です。亡くなった日の午前中、私事で石川先生に相談にのって頂いていた日だけに大変なご迷惑をおかけしました。お義母さんのご逝去に心からお悔やみ申し上げます。

 私が市議会議員になりたての頃、質問のことで石川先生宅に何度もお邪魔したことがありました。その頃はお義母さんも元気で、いつも笑顔で応対してくれたことを忘れません。祭壇に飾られた笑顔の素敵な遺影を見ながら、何故かしら21年前のことを思い出しました。

私がまだ勤医協苫小牧病院(35歳の時)で働いていたときでした。石川先生から「電話で済む話ではないので直接会って聞いて欲しい」との相談でした。

話を聞いて、私は耳を疑いしました。「・・・2年後の市議会議員選挙の候補に・・・」と言う想定外の話で驚きました。当然、即決は出来ず「検討させてください」と返事するのが精一杯でした。当時、今の私を見てそんな話をしても首をたてに振る人はいないと思いますが、私なりに悩んだことは、不特定多数の人前で話しをすることが大の苦手であったこと。しかも、市議会で論客派の一人である常野廣昭元議員(6期)の後継者としての位置づけの候補者であること。後日のこと、そんな心配をよそに石川先生は「最初から完成された人間はいない。苦手意識は努力すれば解決出来る。当選したら一人前になるまで面倒を見るから・・・」と巧みな話術で激励され決意しました。私が2期目に挑戦するとき「道議選に挑戦するので、頑張れヨ!」と激励されたものの、「先生、僕を(一人前に)面倒見るとの約束はどうなるの?」と伺うと、ニツコリ笑いながら「そんな約束したか?もう独り立ちしているから自身を持ちなさい!」とぼかされました。正直、常にプレッシャーとの闘いがありました。何を置いても勉強を基本に調査活動や要望活動に全力投球してきました。議員の仕事は、市民の願いを行政に届け、行政のチェック機能を行う。そして行政と一体に住み良いまちづくりを進めるための提言も行うことを原点に、議員生活19年目を迎えました。石川先生の21年前の“声かけ”がなければ政治の世界とは無縁でした。

 まだまだ完成度の低い議員活動ですが、素人が行政のプロに質問する以上は、その原点は“勉強”以外にありません。その原点はいつも市民生活のなかにあります。


危機管理意識とは?

2009年09月25日 12時41分46秒 | インポート

 今日は母の定期通院(予約外来)の日でしたので“付き添い”のため、市職員より早く市役所に行って“しんぶん赤旗”日曜版を配達してきました。いつものように1階から10階まで“階段”で昇り、配達で庁内内をウォーク。そしてまた“階段”での昇降で最後は2階から控え室(議員)の昇り階段に挑戦。たどり着いたら足が少し“ダカダカ”していました。別に、「エレベーター」恐怖症?ではありませんが、日頃から弱まった足腰を鍛える私なりの健康法のひとつです。

エレベーター」と言えば、公共施設(特に高層市営住宅)の点検・保守のあり方が先の議会で問題になりました。私が所属する「建設委員会」で委員長から「他に何かありませんか?」と投げかけられたので、過日ブログでも書き込んだ8月(同じ箇所で2回)に起きた大成町の高層住宅でのエレベーター事故問題について質問しました。たった一言が、のちに大きな問題になりました。通常であれば、閉会中に起きた行政問題は会期中に報告するのが一般的常識です。ところが、「怪我などなかったので・・・」の答弁には私も納得がいかず、委員長に「こうした行政対応は問題ではないのか?市民の安全・安心なまちづくりに関わる問題だけに、理事者に報告のあり方を再考してほしい」と要請しました。まだ、会期も1日残っていましたので、しっかりした対応を求めました。議会としても異例の処置として、最終日に予定外の「建設委員会」を再度開催し、担当部局から事故の事実経過と対応策が説明されました。その際、「怪我などがなかったので・・・」との説明が繰り返されたので、私は「確かに人身・損害賠償などの事案ではないか、エレベーターの停止によって『閉じこめられた方の精神的負担は』どのように考えているのか?」と危機管理意識のImg_07791 なさを指摘しました。「閉じこめられた方」は高齢者の方だけに、たとえ数分とは言え、心理的な不安を考えるのが当然のこと。私の質問の後、沖田清志委員も同様の指摘を行いました。

 私は、そもそも異例の委員会開催にも関わらず、理事者や危機管理室が同席しないで、形式的な担当部局まかせの市の姿勢に「危機管理意識」の低さを感じました。一端、委員会を中断し、樋口副市長、市民生活部長、危機管理室室長も同席して再開。副市長からは「今後このようなことがないように対応します。横断的に部・課に再度事故などの発生時点で危機管理室に集中し、部・課は必要な手だてを同時に対応することとしマニアルづくりを進めます」との見解が示されました。

 市民の安全・安心なまちづくりは簡単ではありません。特に、機械はいつ故障が起きるのか判りません。改めて日頃の点検・保守のあり方と事案に対する認識と危機意識の改善が必要と感じます。


議会ルールの重み!

2009年09月22日 14時47分43秒 | インポート

 議会が終わって疲れが出たのか、この5連休は何もやる気がなく、ひたすらウォークしていました。近所の方から「時間があれば、パークゴルフでもしませんか?」と誘われ、早速指定された場所に行くと常連組の6人がもう既に集まっていていました。連休とは言え、パークゴルフ場には町内の方々が家族、グループで一杯でした。プレー中、別のグループでプレーしていた方から「渡辺さんもお仲間なの?」と声がかかりました。「来月の緑心会(老人クラブ)の例会は最後だから必ず顔を出してネ」、「町内会(群)の行事もあるからネ」とシーズン最後になると様々な予定が用意されているようです。

 時間制限がなかったとは言え、さすがに“72ホール”のプレーは疲れました。でも、キャリアが違いすぎで、付いていくのが精一杯のスコアでしたが「楽しかった。また機会があれば・・・」との声がかかり、久々のご近所の方々とのおつき合いで楽しい一時を過ごすことができました。

 ニュースを見ると、高速道路は帰省客で渋滞との報道。家でゆっくり本を読んだりしながら、何も考えないで過ごすことも大切ですね。

 議会中の反省点も含め整理しながら、次の準備をしています。

 閉会中(12月議会)には、2008年度決算委員会(企業会計決算委委員長)や議員会研修会(夕張市:1泊2日)、視察(自動車運送事業調査特別委員会)も予定されていますが、問題意識を持ちながら勉強していかなければなりません。

 インターネット中継で傍聴したある市民から「(議会中継を見ていると)議員と理事者が用意された原稿を見ながらの質疑で緊迫感が感じられない。まるで『読み合わせ会』的に見える・・・」と忠告されました。どこかの議会の事を指摘しているのか?と想像しましたが、通常の場合、1回目の質問は持ち時間(質問時間)との関係と答弁もれをなくすためにレクチェアを行っているのが慣例ですが、それもひとつの「議会ルール」のようなもの。他にも大事なルールがたくさんあります。でも、「議会ルール」を御旗に言うので有れば「守ること」が原則です。今回のように市バス民間移譲問題は明らかに「議会ルール」を理事者側が破っていますので、今後の質問のあり方は私なりに考えた対応をすることにしました。


我が家の敬老会!

2009年09月20日 17時55分29秒 | インポート

 明日の敬老の日を前に、昨日は町内会の「敬老会」に参加し、祝杯のあいさつをしてきPa0_0013 ました。前日、市バス移譲問題で議論を交わした中野裕隆副市長が市を代表して出席し、私と同席。来賓あいさつのなかで長寿の祝いを述べ、下りに「(市バス民間移譲は)議会の承認も頂きましたが、今後も市民の足を必ず守ります」とあえて強調していたように思いました。私が祝宴の席上であいさつ周りをしていると「渡辺議員、そもそも『民間移譲』という意味が良く判らない。一体どうなるの?足は守ると言っているが、最後まで(市は)責任をとれるの?」など市営バスを利用している方からも理解は深まっていないようです。敬老会の問題でも、市営バス同様、「行政改革」のひとつとして、財政難を理由に参加条件が昨年から75歳以上となりました。当然、年齢がひとつ増えたことで今年は140余名(昨年130余名)が参加していましたが、「この行事もいずれなくなるの?」と楽しみに参加している方々の切実な声もありました。財政難を理由に何でも取りやめるのであれば、まず「敬老会」そのもののあり方も含め市としての対案を示すべきと私は考えます。

 今日は、母の敬老を祝って、釧路の兄が“孫とひ孫”を連れて来ました。母もすっかり上機嫌。昨日から、「お昼は何を用意しょうか」と相談されましたが、Img_07821 母にとっては「誕生日」と「敬老の日」が長生きして唯一のお楽しみ会のようです。本州に住んでいる“孫やひ孫”からも電話がかかってくると、補聴器をはずして大きな声で「おばぁちゃんはまだまだ元気だよ!(新型インフルエンザ)気をつけるんだよ!」と満面の笑みで受け答えしています。聞いていて、どこにあんなパワーがあるのだろうと思います。苫小牧市内では100歳以上の方が30人いるとの報道が掲載していましたが、母には元気に100歳を超えてほしいと思います。

 今朝も新聞を読み終えた母が「後期高齢者医療制度、障害者自立支援法、そして生活保護の母子加算が廃止されるみたいで、良かったネ!本当に自民・公明政治はとんでもない法律をつくったものだ!民主党政権だから出来たのではなく、民意が反映されたから出来たもの・・・」と喜んでいました。母の92年間の人生で、悪法が(良い方向で)変わったことが初めての経験だけに、特別の思いがあるものと教えられました。「敬老の日」は1年に1日。今回の制度改正(良いもの)は、敬老の日を迎えるに当たって忘れられない年になると思います。