昨日は苫小牧らしからぬ“湿った”天候。今日は、いつもの温度計(バイパス通り)が30℃の数値を示す通り、“蒸し暑い”1日でした。
私が、朝にハンドマイクで宣伝するところ(勤医協病院付近の交差点)ですが、あの交差点の山手側の三角地は“公有地”(道路用地?)です。色々な看板・広告塔が 立ち並んでいますが、当然“公有地”ですから勝手に看板などは立てることは出来ません。周りは杭とロープで無断侵入が出来ないように策を講じています。でも、何故かしらある政党の看板が未だに立っています。使用料(道路占用料)の免除に該当するのか?除去されないとなると許可されたものと見るのが市民感覚です。しかし、実態を調べてみると占用申請を提出して許可されているのは“5件”の物件。並んでいるのは“5件”以上あるのが不思議です。
9月3日から9月議会がはじまりますが、岩倉市長は「行政改革プラン」、「財政健全化計画」、「実施計画」(2010年度~2012年度)の3計画を議会に提出しました。その行革には“使用料・手数料の見直し”など現行の料金体系を見直す(値上げ?)考えが示されています。“3計画”の問題点は代表質問で取り上げますが、その前に“取るべき”ところからしっかり取っているのだろうか?と疑問を感じます。その一例が“公有地”の占用使用料です。真面目に申請して占用料金を支払っている企業市民にとっては、仮に無断で看板を出しているのであれば、不公平と考えるのは当然です。
行革計画の前に、あるべき行政管理のあり方を今一度見直すことが必要ではないでしょうか?行革で公有地の管理が出来ない位に人員削減がされているのであれば、市民サービスの向上はほど遠いと思います。
良く「渡辺議員は行政改革に反対なのでしょう」と聞かれます。私は、「(聖域なしの)ムダ削減は必要」と考えます。そして、削減した効果額で市民の暮らし・福祉・教育などの充実に当てるのが“行政改革”と考えています。