今も続けている「朝ウォーク」。町内を歩いていると「渡辺さん、歩道にある街路樹のまわりに花を植え『花ロード』にしたい?と考えているんだが・・・」と自分たちで出来るきれいな街づくりに挑戦する意気込みを感じます。また、春を待っていたかのように「リホーム」する家が増えていますが、一方で「売却」する家も目立ちます。私のところには、「この不況で(返済計画との関わりで)マイホームを手放したので」と、市営住宅への入居相談も増えています。
さて、「第2給食センターの煙突からアスベスト含有断熱材が飛散した問題」で党市議団が3/19に市に対し緊急要請しましたが、3/31付けで回答を受け取りました。その要請項目のひとつに、今回の事件に類似する公共施設等の調査・公表を行っていましたが、回答には「調査結果や対応については、ホームページ等で公表します」と明記していますが、私の所には(マスコミ報道は前日)昨日42施設の調査結果表が届きましたが、現時点では「危機管理室」・「環境保全課」のホームページには更新されていません。「何のための、誰のための調査結果表なのか」と改めて危機管理意識のない行政対応に怒りさえ感じました。
問題なのは、アスベスト含有断熱材使用煙突が42施設。その調査結果で「第2庁舎」と「住吉コミセン」が「飛散の可能性あり」と言う結果です。
実は、4年前のことを思い出しました。2005年12月議会で私は、現「第2庁舎」(旧法務局=添付写真)のアスベスト問題を取り上げました。この施設は、国と市が等価交換したもの で、当時の財政部長は私の質問に対し「交換契約後、(アスベスト使用の)事実が判明したこともあり、国とアスベスト除去について協議し、国の責任で除去する・・・」と答弁しました。その後、除去費用は国が負担しました。が、では今回の問題はどうなるのか?市が負担するのか否か?何故、煙突まで調査して「第2庁舎」としなかったのか?など、「市民の安全・安心なまちづくり」を強調しても、結果は「場当たり」行政の対応としか私には見えません。5月12日から臨時議会が開かれますが、今回の事件は深く検証する必要がある、と私は考えます。