こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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新たに2施設「飛散」するアスベスト使用煙突!

2009年04月29日 19時42分13秒 | インポート

 今も続けている「朝ウォーク」。町内を歩いていると「渡辺さん、歩道にある街路樹のまわりに花を植え『花ロード』にしたい?と考えているんだが・・・」と自分たちで出来るきれいな街づくりに挑戦する意気込みを感じます。また、春を待っていたかのように「リホーム」する家が増えていますが、一方で「売却」する家も目立ちます。私のところには、「この不況で(返済計画との関わりで)マイホームを手放したので」と、市営住宅への入居相談も増えています。

 さて、「第2給食センターの煙突からアスベスト含有断熱材が飛散した問題」で党市議団が3/19に市に対し緊急要請しましたが、3/31付けで回答を受け取りました。その要請項目のひとつに、今回の事件に類似する公共施設等の調査・公表を行っていましたが、回答には「調査結果や対応については、ホームページ等で公表します」と明記していますが、私の所には(マスコミ報道は前日)昨日42施設の調査結果表が届きましたが、現時点では「危機管理室」・「環境保全課」のホームページには更新されていません。「何のための、誰のための調査結果表なのか」と改めて危機管理意識のない行政対応に怒りさえ感じました。

 問題なのは、アスベスト含有断熱材使用煙突が42施設。その調査結果で「第2庁舎」「住吉コミセン」「飛散の可能性あり」と言う結果です。

 実は、4年前のことを思い出しました。2005年12月議会で私は、現「第2庁舎」(旧法務局=添付写真)のアスベスト問題を取り上げました。この施設は、国と市が等価交換したものImg_05241 で、当時の財政部長は私の質問に対し「交換契約後、(アスベスト使用の)事実が判明したこともあり、国とアスベスト除去について協議し、国の責任で除去する・・・」と答弁しました。その後、除去費用は国が負担しました。が、では今回の問題はどうなるのか?市が負担するのか否か?何故、煙突まで調査して「第2庁舎」としなかったのか?など、「市民の安全・安心なまちづくり」を強調しても、結果は「場当たり」行政の対応としか私には見えません。5月12日から臨時議会が開かれますが、今回の事件は深く検証する必要がある、と私は考えます。


食料自給率を考える!!

2009年04月27日 18時11分14秒 | インポート

 今日は議会選出議員(2年間)として最後の農業委員会に出席しました。昨日の予想外の降雪にふれながら、長峯修会長は冒頭、「今年は『実りの秋』を迎えてほしい」と挨拶。その胸のうちを察すると厳しい農業情勢を含んだ発言、Pa0_0000 と感じました。(添付写真:私にとって最後の農業委員会総会の模様)

 議題の最後に私は、㈱苫東が賃貸しているブロッコリー畑問題を質問しました。㈱苫東は遊休地活用策として外資系農業生産法人に271㌶の土地を「ブロッコリー」など畑として賃貸している実態を議会でとりあげていますが、その後に農業委員会が現地の現況調査を行い「農地」に認定した経過があります。私は、①今後も賃貸した場合の扱い②「農地」内の市有地暴風保安林との関わり-の2点を質問。農業委員会としては、①追加賃貸した場合は、㈱苫東から「農地」申請される。②認定した面積内の市有地暴風保安林までは「農地」として認めていないので、行政側の調査を受け、仮に市有地防風林にブロッコリー畑が耕作していれば、修正申請してもらう-との回答でした。

 今、国会では「農地法の一部を改正する法律」(案)が上程され、会期末の6/3まで可決されなければ「廃案」となるようです。この改正案には様々な問題点が含まれているようで、農業経営にも影響があります。

 メキシコと米国で発生した「豚インフルエンザ」は世界中を震撼させた大事件となっています。政府は「季節性インフルエンザ」のワクチンより「豚インフルエンザ」の発症予防ワクチンを優先して製造する方向性を出しました。

 この季節になると、農家や家庭菜園する方々は忙しい時期を迎えます。日本はカロリーベースの食料自給率では先進国のなかでは最低の39(2006年度)。都道府県別に見ると、北海道は195%と全国1位ですが、100%を越えている県は青森・岩手・秋田県の3県だけに、食料自給率の問題は深刻です。

 先に紹介した農地法等「改正」案は、家族経営中心の農業を解体し、食料自給率の向上や環境保全などに重大な障害を持ち込もので、私は反対です。その理由は、農地の賃借を全面自由化し、企業の農業参入に大きく道を広げる内容です。政府はさかんに自給率の向上といっても、もうけ本位の(農外)企業に農地を委ねることは出来ません。日本共産党は、農業を国の基幹的生産部門に位置づけ、食料自給率50%を回復することを国政の最優先にする農政への転換。価格保障や所得補償の抜本的な充実。そして輸入自由化をストップするなどの『農業再生プラン』を発表(4/21)しました。安全・安心、地産地消の食料こそ私たちの切実な声です。


深刻な介護の実態!

2009年04月26日 17時48分49秒 | インポート

 低気圧の接近で道内の太平洋側は大雪になる!との天気予報でしたが、見事に当たりましたネ!外は「白銀の世界」というより「吹雪」です。4月上旬は暖かい日が続いたので「桜前線が早まる」のでは、と期待していましたが、この雪でやっぱり開花はゴールデンウィーク頃になるのでしょうか。これも異常気象なのか、と不安な気持ちです。

Img_05222  今日の午前中は母が通所している介護センターコスモスの家族会の総会がありました。昨年から私が会長になったので、総会準備でこの間は忙しい日々が続きました。無事、終了してほっとしましたが、そのときはまだ雨模様だっただけに、まさか吹雪になるとは想定外です。

 総会では、過日(4/20)「介護の疲れ」が原因?で自殺した元タレントの清水由貴子さんの話が出ました。「人ごととは思えません。身内の介護を経験された方しか判らない問題(悩み)がたくさんあります。家族会はそうした経験を持つ方々との交流の場として生かして・・・」との発言に「介護問題」の深刻さが浮き彫りになりました。

 以前にも書き込みしましたが私たちの周りには施設入所、居宅サービスを受けている方はたくさんいます。しかし一方で、少ない年金生活から経済的な面も含め「老老介護」(高齢者が高齢者を介護する)、「認認介護」(認知症の方がお互いに介護する)形態が増えています。また、核家族化によって親の介護のため仕事を止め(失業も含め)結婚をしないで介護する「シングル介護」という方も増えています。介護をする方にはたくさんの「悩み」があります。私の場合、母は高齢と言っても通所(デイサービス)して元気でいます。もっと政治課題として介護問題を捉えなければならない、と考えます。

この4月から介護保険料(月額)が全国平均で70円アップ(苫小牧市は39円アップ)しました。値上げは小幅ですが、その背景には国の「介護サービス抑制」策があります。当初予算を下回ったので各自治体は「基金」が増えました。それを活用して保険料が抑制されたのです。こうしたやり方は、「保険料の値上げを選択するのか」、「介護サービスの抑制を選択するのか」としいう二者択一です。国が創設した保険制度であるなら国の責任のもとで、低所得の高齢者に対し、保険料の減免制度をしっかりつくることが本来のあり方と、私は考えます。


定額給付金!

2009年04月24日 18時34分43秒 | インポート

 偶然なのか、「米軍戦闘機が帰還」したら、「春立つ」清々しい朝を迎えました。毎朝会う幼稚園児に「おはようございます」と挨拶すると「おはようごじゃいます」と応えてくれました。そばにいたお母さんが「●●ちゃん、ちゃんと挨拶できたネ。すごいネ!」と頭を撫でながら褒めていました。その姿に私まで「元気」をもらいました。

昨日、我が家にも「定額給付金」の振り込み通知ハガキが届きました。それを見た次男が「僕にも権利があるんだから、いつくれるの!」と聞かれ、「お母さんと相談して!」と答えると、「これは個人に給付されたもので、僕の存在があって振り込まれているのだから、相談するものではない。お父さんらしくない説明だヨ!」と突っ込まれ、答弁不能に。早速、銀行に行っておろし、「各自に配分する」ことにしました。次男曰く「僕も全額(20.000円)は要求しないので、せめて半額を。残りは、修学旅行の準備に使うよ」とやや控えめな要求でした。ちなみに私の分(12.000円)は自主的に「社会変革に役立ててほしい」と思い、党へ全額募金しました。

定額給金は個人消費の拡大戦略として2兆円規模の財源を投資。「バラマキ給付」と揶揄されていましたが、訪問・対話のなかでも「買い物に活用する」という声はなかなか聞こえてきません。引き続く政府の「経済対策」(財政出動15兆4千億円、事業総額56兆8千億円)は、当初予算と合わせると100兆円規模になりますが、その資金不足の約10兆円は赤字国債でまかなう方向です。これで、本当に景気が回復するのか?疑問です。内容を見ても①環境対策として自動車・家電への購入助成での需要喚起策②1年限りの「子育て応援手当」③大都市の道路工事など、環境破壊をもたらす大型公共事業が柱。私も個人的には「燃費の優れた自動車が欲しい」と思っても買う余裕はありません。電化製品も壊れるまで我慢です。経済対策=バラマキ対策の裏には、その財源の穴埋めは「消費税増税」で賄う魂胆が明々白々だからです。本当に「経済対策」を打ち出すのであれば、日本の経済を支えている8割強の中小企業、自給率が3割まで落ち込んでいる農業への支援強化です。ここに力を入れれば、地域経済と雇用力に生かされます。さらに、医療・介護など自己負担が当たり前となっている社会保障制度の充実で、落ち込んでいる消費を拡大できます。そして、世界一高いと言われている教育費の国民負担を大幅に縮減すること。この対案は、多くの経済学者が触れています。

目前の選挙対策のバラマキ政策には、「2度と騙されない」見抜ける目が大切です。


悪政は変えなければ!

2009年04月22日 16時44分43秒 | インポート

 2日続きの雨、早朝ウォークは出来ず(次男のアッシーに使われ)庁舎内を散策。

昨日は買ったばかりの傘(とは言え300円)が、庁舎駐車所から出たとたんに「ビ

ル風」に襲われ、たった1回の使用で無惨にも壊れてしまいました。「悪天候?」なのか訓練移転が中止になりました。強風と雨のなか騒音測定で参加した職員をはじめ地区労連・議員は「振り回された」と言う感じ。でも不思議なのは、悪天候なのに午前8時頃には2空団の「通常訓練」らしき戦闘機の爆音は自宅にも聞こえました。今日も午前中は(訓練を)中止しましたが、午後に実施したようです。

今回の訓練移転での現地説明会では、「米兵の外出はある」と説明していましたが、昨日、沖縄市で米兵による強盗未遂事件が起きました。これまで事件・事故が起きれば、「外出」禁止令が出ましたが、「喉もと過ぎたら・・・」の対応で、今回は外出自由。これで「市民の安全・安心が守られる」のか、と思います。

 話は変わりますが、昨夜(雨天のなか)地域訪問を行いました。どこに行っても麻生内閣の「経済対策」に対する不満の声が出ました。「環境にやさしい車、電化製品は欲しいが、その前に買うだけのお金がない。(経済対策の)すべてが金持ち優遇政策で、庶民の生活苦はちっとも判っていない」、「自動車関連企業に勤めていた知人が(契約満了で解雇され)働く場を失い相談されたので、うち(土木関係)で採用した」、「生活給付金の振り込み通知が届いたが、使う気になれない。そんなことより、後期高齢者医療や介護保険など医療費負担を何とかしてほしい」など、生活実態を聞いてほしいかのように話しかけられました。

みなさんの共通した声は、「渡辺さん、今度の選挙は絶対に負けられないヨ!私たちも応援(以前は陰ながら応援する)するから!」とポスターを貼ってくれるところが増えています。「(政治を)変えたい」から「変えなければ」に変化している状況と日本共産党への期待の強さが伝わってきました。

 「格差と貧困」はますます広がっています。若者たちのなかで今でも「蟹工船」の本が読まれています。先日、図書館からノーマ・フィールド著の「小林多喜二」-21世紀にどう読むのか-(岩波新書)を借りてきました。著者は2004年から2年間、Img_05201 小林多喜二の育った街・小樽に在住し、多くの人たちに接し、資料・証言を集め、(彼の)人間像を紹介しています。絵画、音楽、映画、恋愛、そして反戦と社会変革をめざし拷問死に至った軌跡が書かれた読みやすい本です。これを機会に自宅の書棚にある「プロレタリア作家集」を読み直そう、と思います。