こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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対話が面白い!

2013年06月30日 20時39分38秒 | インポート

 あっという間に6月も終わりを迎え、明日から7月ですネ!“夏至”(21日)も過ぎたのに、“暑さ”はまだ先のようです。

 我が家の玄関前に植えている“てっせん”(添付写真)も昨年よりは元気に咲いていますP1010275 が(少し改善したので・・・)、あとは天候次第ですネ!

 7月に入ると一気に“参院選”一色になり、忙しくなります。

 訪問先で「私は選挙には絶対行かない!」と言い切る人と出会いました。その理由を聞くと、「政権交代だ!第3極だ!あれやりました!これやります!・・・と国民受けする公約を言っても、何も生活は変わらない。変わるどころか、ますます(国民生活は)酷くなっている!こんな状態で政治に何が期待できるのか?」と政党・政治家への不信感が強まっています。「あんなの政党は、一生懸命頑張っているのは判る。都議選のような勢いが結果で出れば少しはまともな政治が・・・」と期待感を話してくれました。でも、今日の対話ではその決意を変えることが出来ませんでした。「また来ます!」と伝えると、「きれい事はもう結構。本当は、俺らの話しを聞いてほしい・・・」と本音C5dfaedbc9f1931d6572b78a69edab141を聞かせてくれました。

2階の部屋に上がろうした青年が会話に加わり、「何度、面接しても正規職員の選択権が貰えない。ちょっと聞くと、『文句があるのなら条件の良いところへ』。働きたいと希望する人は貴方の他にも一杯いるから・・・と面接の段階で正社員の道が閉ざされている」と怒りを語ってくれました。雇用問題の深刻さが身近にあるのです。「諦めたら・・・」と言っても納得して貰えません。「主権は国民」という意識が薄れれば、喜ぶのは時の権力者ですネ!でも、最後に「僕も考えますから・・・」の返事を頂き嬉しかったですネ。

TPP問題でネットを検索していると、日本農業新聞の紙面(添付写真)に参院農水委発言ランキングが28日にまとめた記事が掲載されていました。読んだ方 の感想ですが、「共産党議員が『一騎当千』であることを証明していますネ・・・」とネットで検索しました。見る人はよく見ています!


これで良いのか?図書館も指定管理者導入!

2013年06月29日 20時08分25秒 | インポート

 昨日で6月定例議会は無事終了しましたが、前日の書き込みの予想が当たり、閉会時間は午後10時30分頃でした。自家用車を市役所に置いたまま、友人たちと“ご苦労さん会”のため錦町へ。偶然、議会事務局のメンバーと会ったので、その後は合流しました。遅い時間だけに帰宅すると“外”は明るくビックリ。結局、午前様でした。今朝は、予定があって通常の時間帯に起床したので、睡眠時間は2時間程度しかとれず、朝から“あくび”の連発でした。午前中は、第33回苫小牧生活と健康を守る会の定期大会(添付写真)に来賓とP1010274 して出席。「挨拶を終えても、最後まで残って・・・」と議案報告を聞いていましたが、大変勉強になりました。(途中で“睡魔”に襲われましたが・・・)

 さて、昨日の午後から本会議場で議案審議を続行。私は、「市職員給与の臨時特例に関する条例制定」案と「市立図書館に指定管理者導入を可能とする条例改正」案の2件について登壇して質問を行いました。

 最初は、市職員給与の臨時特例に関する条例制定です。今回の提案は市職労との交渉合意の提案とは言え、その内容に大きな問題点があります。私の周辺の市民から、「公務員は給与が高い(何を比較しているのか?疑問ですが)から引き下げて・・・」と言われますが、今回の臨時特例による職員給与の引き下げは、「国が今年度市に支給すべき地方交付税約3億8千万円”を出さないから、それに見合う人件費を下げなさい」と言うもの。もっと言えば、「国家公務員の給与は7.8%削減したから地方も見習いなさい」を強制したものです。当然、地方6団体(全国の都道府県・市・町村会、関連する議長会)は猛反発した経過があり、6月議会では山形県南陽市議会などでは条例否決と言う事態が起きています。こうした視点に立って私は質問しました。岩倉市長は、「前政権時代からの現政権が引き継いだものあり、(地方自治体)に取っては異例の措置。2度とこのような(国からの押しつけ)事はあってはならない」と答弁しました。納得出来ませんでしたが、事前に組合合意もあり、条例提案には賛成しました。

 次は実質5時間近い質疑を行った市立図書館に指定管理者導入を可能とする条例改正に4番目(議員数の多い順から)に登壇しました。2番目の熊谷克己議員(民主・市民の風)は“反対”を明確に述べていました。私は、図書館法第7条の3(平成20年に改正され追加されたもの)に規定している「図書館運営の点検及び評価」のあり方と指定管理者導入によって非正規・契約職員をつくり出す雇用問題から質問しました。「①“図書館運営の点検及び評価”を何故4年間も放置したのか?何故、第3者に点検・評価をさせなかったのか?」と質問すると、驚くべき答弁が「これは努力義務規定であったこと。第3者に変わって中立の立場である市教育委員が実施したので問題はない」の繰り返しでした。これが法令遵守を基本に仕事している市の答弁かと疑問を持ちました。もっと早くから図書館運営の点検及び評価」を行っていたら市民が求めるサービスは向上していたと思いませんか。出来ないから、指定管理者では説明責任を果たしていません。しかも、指定管理者を導入している釧路市立図書館を視察していますが、導入メリットばかり聞いてきて、そこで働く労働者の雇用実態は把握していませんでした。私の独自調査では、「市から指定管理者を受けた業者からの派遣労働であるため、有資格者(図書司書)であっても契約社員という非正規労働者。指定管理者を導入して苫小牧市に非正規労働者を増やすのか?」と雇用問題から反対の立場で質問しました。

 結果的に、会派としては公明党だけが質問をしないまま、緑風・公明・改革フォーラム・会派市民の賛成(19票)、反対は民主・市民の風(議長を除く)と共産党の反対(9票)で来年4月から指定管理者導入が決定しましたが、業者選定はこれからですのですべて決定した訳ではありません。傍聴していた方から、「私たちの伝えたかったことを言っていただきありがとうございました・・・」とお礼の電話がありました。


明日で市議会閉会!最後に大きな市政課題が

2013年06月27日 23時49分19秒 | インポート

 国政では、昨日安倍首相の問責決議が可決され通常国会は閉会しました。気になっていた国民の生存権を脅かす“生活保護法の改悪案”などが廃案となり一安心ですネ。生活保護法の改悪案は秋の臨時国会に再提出されることが予測されますが、今回の廃案に追い込んだのは、東京都議選の結果だと推測します。と言うのは、民主党が当初、問責決議への態度表明をしないまま、各委員会が開催され法案が可決される予定P1010272でしたが、問責決議を最優先する方向に舵を切り替えたこと事態は急変しました。(まさに情勢が激動していますネ!)

 これからは、各党とも参院選一色ですが、東京都議選のような躍進を勝ち取るために頑張ります。(都会ではアベノミクス効果で恩恵を受けているので、果たして参院選も自・公が完勝するか否かは頑張り次第ですネ)

 市議会の方は、明日が閉会日ですが、中央図書館への指定管理者導入が可能となる“図書館条例”の改正案が審議それます。そのために、質問の準備をしていましたが、ようやく午後11時過ぎにまとまりました。

 地元紙では指定管理者に反対する「意見広告」が出されましたが、公共施設の管理運営を何でも指定管理者まかせにして、財政再建をする選択が良いのか?ぜひ、賛否両論で議論を深めたいと思います。

 ちなみに、私は指定管理者導入には図書館協議会の答申を支持する立場で質問を予定しています。が、最終的には“数の論理”で決まりそうですネ。

 でも、条例(図書館運営は指定管理者でも出来る条項)が仮に決まったから、指定管理者導入が決定と言うことではありません。今後も引き続き、選定などで議会の同意が必要だけに手を抜かずに頑張ります。

 明日は、午前中は議会運営委員会があり、議案審議は午後から予定ですが、図書館条例の審議で相当長くかかると思います。

 結果にP1010241ついては、明日以降に書き込みます。

 もう身体(背筋・肩こり)はガタガタです。

 明日で可燃ごみの無料排出は終わりです。ごみステーションは多分 一杯になるのでは・・・。(添付写真)

 嬉しい知らせがあります。見山町の住民からP1010273 周辺の道路交通の あり方で改善がありました。双方通行の道路がいつしか一方通行となり、改善されました。(改善前と改善後:添付写真)市民要望はいつもの通りたくさん届いていま~す!


一歩前進です!一般質問ハート4

2013年06月25日 20時37分47秒 | インポート

 7月1日から“家庭系ごみ”の有料化がスタートします。そのためか?ウォーキングしていると町内に設置しているボックスタイプの“ごみ箱”には通常の3倍のごみ量が排出されていましたネ。(私のところは今日が可燃ごみの日、あとは金曜日で最後ですが!)明日は、不燃ごみ無料の最後の日だけに、今日よりも排出されるのかナ?結局、有料化によって今年度は“ごみ減量化”は遠のき、逆に“不法投棄”が増えることに不安を感じます。議会では、「負担軽減策として“紙おむつ”利用者の年齢枠の拡大・・・」の質疑がありました。“紙おむつ”の使用者は病気なども含め“年齢差はない”と思います。ごみの減量対策は、有料化の前に、リサイクル推進が先と考え、会派としては“家庭系ごみ”の有料化に最後まで反対しました。

 さて、一般質問パート4となりますが、今日は“無料低額診療制度への助成”について書き込みます。

 “無料低額診療制度”を最初に取り上げたのは、平成22年度の国保会計決算委員会でした。当時の質問で私は、「市内では、勤医協苫小牧病院だけが無料低額診療制度が認可され、平成19年度の決算で1.786日、金額にして676万円を負担している」との実態を明らかにしました。これに対し担当課からは、「議員ご指摘のように、市内では、勤医協苫小牧病院のみです。これは社会福祉法に基づく第2種社会福祉事業として実施しているもので、生活困窮者が経済的な理由により、必要な医療を受ける機会を制限されることのないよう、無料または低額な料金で診療を行うものです。要件は、生活保護の患者と、無料または10%以上の減免を受けた患者が全患者の1割以上という基準・・・」と丁寧な答弁がありました。

 そこで、平成24年度(2013年1月末)の10ヶ月の利用実態を調べてみると、入院で348713.062.287円、通院で3941.8707.774.280円と合計で10.836.567円と5年前と比較して2倍の増加です。市でも市民への利用促進情報を提供していると聞いています。

 ところが、現行の無料低額診療制度には矛盾点があります。それは、“医薬分業”の普及によって、調剤薬局で処方される薬剤無料低額診療制度が該当しないことです。無料低額診療制度は、医療機関に対して認めているもので、調剤薬局には適用されません。

 そこで提案したのは、「道内では旭川市、全国でも高知市や青森市などで“一定の期間”を設定して、調剤薬局で負担する費用を自治体が負担するケースが増えている」ことを紹介し、「民間の医療機関頼みとせずに、行政が関わる早急な改善が必要では」と質問しました。

この提案には、根拠があるのです。「国民健康保険加入世帯には、医療費の支払いが困難な場合は、国民健康保険法第44条における医療費一部負担免除の制度があり、調剤薬局も含めて減免されている」(苫小牧では通院・入院・歯科・調剤薬局が適用)ことを指摘しました。

岩倉市長は、「出来る限り早く(助成する方向で検討し)具体的な方針を示す」と約束してくれました。本来、国が見直すべき制度改善ですが、何でも地方自治体まかせで良いのか?国の姿勢が問われます!


夜間中学を検討!一般質問パート3

2013年06月24日 18時36分14秒 | インポート

 今朝は、医療後援会のメンバーと定例の朝宣。東京都議選で日本共産党都議員団の議席が倍増(正確に言えば8議席から17議席に)という結果だけに、一緒にいた後援会員から「渡辺議員!今日は一段と迫力がありましたネ」と共に勝利を喜び合いました。

街宣の前に早朝ウォークで気になることを発見。早朝ウォークをいつP1010271 ものコースに戻したところ、有珠川の河川敷と至る所の歩道に“雑草”が伸び放題です。車だけと気がつきP1010270 ませんが、歩くと小学生の背丈まで伸びています。(添付写真)一体、何時になったら草刈りを行ってくれるのか?有珠川の河川敷内は土木現業所の管轄ですが、河川敷外と歩道は市の管轄ですネ。(そろそろ作業に、期待しています!)

昨日は、北光町3丁目4にお住まいの方から、「自宅前の道路が凹んでいるので・・・」と通報があり、現地を確認すると至る所が凹んP1010265 でいました。(添付写真)道路を含む予算そのものが決められているだけに、担当部局も大変だと思います。

さて、一般質問パート3は“夜間中学”という聞き慣れない質問について書き込みます。

今回の質問のきっかけは、毎定例議会ごとに行っている“議会報告会”で参加者から寄せられた要望からです。(昨年の12月議会報告会の時でした)

丁度その報告会に参加していた民主・市民の風に所属している後藤節男議員も興味を持ったようです。私が、6月議会の一般質問の準備に関わって、東京都墨田区立文花中学校の“夜間学級”を視察する報告書を作成していると、「私も一緒に勉強したいので、同伴して良いですか?・・・」と話しがまとまり一緒に視察してきた経過があります。

 実は、“夜間中学”問題は市議会ではじめて取り上げる問題でした。

 色々と調査するなかで判ったことは、全国には様々な理由で義務教育の未修了者が百数十万人いて、年齢・性別・国籍を問わずに、漢字の読み書きや計算が出来ないで困っている方がいるのが実態です。(5年前の資料)

 そうしたなかで、文科省は、義務教育課程の未修了者が通える“夜間中学”を「自治体の政策判断で設置する」とし、全国には35校の公立夜間中学があり、2.700人が学び、また札幌市や旭川市など市民団体が自主的運営で全国には17ヶ所あることを知りました。市内にも「夜間中学校を設置してほしい」と希望する市民がいます。

 私は質問のなかで、「ある市民が、銀行で15.000円を引き出すために窓口に行って、払い出し伝票を書き込んだ時、金額欄に、“10.000円”の5桁と“5.000円”の4桁で15.000円が引き出せると思ったそうです。“1億5千円”の払い出し金額だけに行員は驚いたそうです。事情を聞いてその場は解決しました。」と一例をあげました。そして、「戦中・戦後の混乱や障がい者差別・貧困・病気などといった様々な理由で義務教育を受けられなかった人たちに、“学び”を取り戻す意味が夜間中学の創設と考えますが、市教委としてその実態をどのように把握しているのか?」と質問。和野教育長は、「平成22年度の国勢調査から、未就学(義務教育課程)に在学したことのない方または、小学校を中途退学した方が258名いる。(中学卒業は含んでいない)実態調査を行い、“学びたい”、“学びを取り戻したい”と考えている市民を対象に“市民講座”を開設する。このことが夜間中学”の開設に向けた実態把握につながる」と前向きの答弁をしてくれました。