年末のご挨拶で訪問先するとどこでも共通して出される言葉として、「政治・税金・年金への不安」をトップに「生命と衣・食・住の安全」、「職・災害・環境の不安」など話題はつきません。かつて経験したことのない激動の1年だっただけに、「今年はどんな1年でしたか?」と聞かれても、返す言葉に言い尽くせないものがたくさんありました。明日で干支(12支)も「子」(鼠)→「丑」(牛)に変わります。慣用句に「牛の歩み」=進む速度の遅いようす-があります。良く国会戦術で「牛歩」が1例として用いられますが、逆の発想として「難局に対しじっくり勉強する」ということも大切な時期でもあります。「いまの自・公政治の悪政の転換を」一刻も早く願う国民は多数派です。同時に、時間をかけて考えなければならないこともたくさんあります。私は市議会議員としての活動を振り返ると当たり前のことですが①毎議会、市民の願いを届ける『かけ橋』として質問したこと②行政のチェック機能を議会人として果たすことが出来たこと③そして市民の願いを議会として議案提案権を行使したこと-すべてが十分とは言えません。「追及が甘い、手ぬるい」など叱咤激励がたくさん寄せられた1年でした。でも、「絶対に許せないこと」は「誹謗中傷」です。直接言われれば説明できる機会があっても、差出人不詳の「誹謗中傷」は「人間として最低の手段」と思います。度が過ぎれば自宅にFAX、無言電話など「相手は知らない?」と思っているのか。今の時代、着信装置があることを承知しているのに。場合によっては「告訴」も視野に(弁護士と相談中)検討しています。議会人が議会質問を辞めれば、税金のムダ遣いだけでなく、行政のチェック機能の低下を招き、市民サービスに影響します。さらに、議論を深めないで「要望だけ」を言いながら、提案に何でも「賛成」だけなら、「会派」をつくる必要性はありません。私は常に「是々非々」の立場で今後の議会活動を続けていきます。
今年は「チェンジ」と「インフルエンザ」が流行りました。「インフルエンザ」は予防接種で防御し、「チェンジ」と言えば「ウォーキングの継続」で体重を13㎏減量出来ました。「病気ですか?」と不安される声もありましたが、健康的な減量です。もう一つ、人との「出会い」を大切にした年でした。私にとって、大切な「キーワード」です。