こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

変化と言うより進化?

2010年03月31日 20時19分39秒 | インポート

 “3月さる”の如き、あっという間に年度末を迎えました。用務で市役所に行くと玄関先などで「議員!お世話になりました・・・」と今日付けで退職者する方々とお会いしました。退職者のなかには私の大学の先輩もいて、「在職中は(議会質問で)困らせまして・・・」と言うと「・・・勉強になりました。今後の活躍を期待しています」と逆に丁重なる挨拶を頂きました。一方では、人事異動との関わりで昇格された方とも出会い、「おめでとう!」と声をかけると「お手柔らかにお願いします・・・」と管理職としての重責を背負った思いが伝わります。退職された職員のみなさん、長い間“全体の奉仕者”として公共の利益のためにご努力されたことに対し、心からご苦労様でした、とお礼申し上げます。そして、昇格されたみなさんも更なる市民サービス向上にむけて、管理職として高い職業倫理性を発揮し、市政に求められている「信頼回復」を築くために“努力”してください。

 “努力”だけではありません(高度医療によって)が、母の奇跡的な回復傾向が顕著に見られます。ここ1週間だけでも、病棟に行くたびに“変化”=“進化”しています。3日前からベット生活から一時的(2030分程度)とは言え開放されるようになりました。背もたれ付きの車イスに何とか乗れるようになりました。(添付写真)Img_10031 今日は、病棟内のデイコーナーから一望出来る苫小牧市街地をじっと見つめていました。顔を左右自由に向けることは出来ませんが、角度を変えながら、「あれは王子の煙突だよ!」と説明すると少し笑顔が見えました。ベットに戻ると安心したのか(疲れたのか?)すぐに眠ってしまいました。昨日から、「体温を測るよ!」と言うと左腕を挙げ、「12、・・・5」と左手の指を順番に折るリハビリをすると微かに自分の意志で折るのです。日々の声かけが伝わっているのでしょう。それよりも母の生命力には驚くばかりです。

3月はロングランの予算議会もありましたが、毎日の病院通いで時間の経過が早く感じます。

明日から4月。新年度がスタートします。気持ちを切り換えて私も負けずに頑張ります。


最初の1歩!

2010年03月29日 19時43分34秒 | インポート

 「・・・母の目にどのように(周りの景色も含め)映ったのだろうか?」

4週間ぶりに寝たきり状態から車いすに乗った母を見て、驚きを隠し切れません。いつものように、面会時間の午後1時に病室に行くと何となく元気がありません。反応も違っていたので、ちょっと不安でした。ところが、4人の看護士さんが病室に来て、「これから車いすに乗せてみます」とリハビリが開始されました。四苦八苦して背もたれの高い車いすに乗った母の姿。「10分程度なら病院内を・・・」と私に委ねて頂きました。春休みに入った次男と(母の)友人Sさんと一緒に病棟内を一回り。途中で、市内を望める休憩室に立ち寄り、「あれが王子の煙突だよ!・・・」と説明しても、反応はありません。でも、しっかり目を開けて見ていました。どのように感じたのか、それは本人にしか判断出来ないと思いますが、今後も徐々に反応を示してくれることを期待しています。部屋に戻ると同室者の付き添いの方からも「良かったネ!頑張ってネ!」と声援を受けていました。

 当たり前のように見ている市内の風景も、寝たきり状態となったものにとつては“新鮮に”見えるものと推測します。

 どれだけ健康体であることが幸せなことなのか?改めて予防医学の大切さを考えさせられました。

 今日も午前中、訪問先で「今後の健康保険のことを考えると不安で・・・。ところで、あの保険(後期高齢者医療制度)はいつ廃止されるの?」と聞かれました。「渡辺議員には悪かったが、“政権交代”のひと言で期待して入れたんだ!でも・・・」と正直に話してくれました。新政権が多くの皆さんの期待に応えた政治を行っていないことの現れです。日本共産党の新しいポスターを見た有権者から「政治を前に」のスローガンは、「現実政治をよく見ている表現」と好意的です。その期待に応えたい!


守るべき公施設を考える!

2010年03月28日 11時40分50秒 | インポート

 久々に1時間ほど早朝ウォークしました。有珠川の上流まで歩いてきましたが、昨Img_09991 日の積雪によって“春遠し”という感じです。(添付写真)

 日中の気温がどの程度まで上昇するか、すでに道路の雪は融けはじめています。

 春の選抜高校1回戦の最後に出場した“北照”の勝利おめでとうございます。選手宣誓した金岡キャプテン(捕手)のリードも良く、秋田商高校を相手に完封勝利しました。昨日の民報を見て、同校には苫小牧植苗中卒の土田拓也選手(1年生)が投手としてベンチ入りしていると知り、ますます応援したいと思いました。次の対戦高は21世紀枠の自由が丘高(福岡)とのこと。全力でベスト8めざしてほしいと期待しています。

 月に何度か調査活動も含め図書館に行く機会があります。過日の代表質問で私は指定管理者問題をとりあげ、今後の計画のなかで市立図書館、博物館も含め“指定管理者”の方向性に反対の立場で質問しました。

図書館法では、第3条で図書館が行うべき実に多くの業務を掲げています。その中では、図書・記録・視聴覚教育の資料などの収集や、図書館利用者との相談、読書会・研究会・鑑賞会などの主催、学校・博物館・公民館・研究所等との緊密な連絡と協力、などが規定されています。博物館法第3条でも、図書館と同様に、綿密な事業の実施が規定されています。さらに、併せて、これらの事業を適正に実施するために、図書館司書や博物館学芸員などの専門職を配置することも規定されています。

このように、社会教育施設は、継続した資料の収集やサービスの提供、安定したスタッフの確保が欠かせない施設であり、仮に指定管理者制度を導入した場合には、指定期間(3年など)を定めている(地方自治法第244条の25)ので、必ずしも同一業者の指定が継続するものではありません。そもそも、指定管理者Img_08871 制度にはなじまない公共施設です。

しかし、理事者は“官から民へ”の大合唱。「他都市でも行っているから・・・」とその姿勢を改めていません。私の大好きなスポーツである高校野球・サッカーでも守れなければ勝つことは出来ません。安上がりの公共施設化は決して市民サービスの向上にはならない!“守るべきものは守り”さらなる市民への社会教育の整備充実が求められていると思います。


一喜一憂!

2010年03月27日 21時41分03秒 | インポート

 昨日は、第4回民生委員推薦会にはじめて出席しました。昨年6月に議会選出委員枠として松井雅宏議員と私が選出(任期2年間)されましたが、「いつ推薦会があるのか?」と思っていたところでした。“推薦会”は委員長が吉本俊憲教育委員長で、教育関係者、学識経験、行政機関職員、社会福祉団体の代表ら14人の委員で構成。(民生委員法第8条)

 民生委員・児童委員の状況報告と要項の一部改正(案)などが議題でした。出席して感じたのは、当市の民生委員(定数320人)は欠員がいること。「再選」条件が75歳未満だったのですが、“原則”として75歳未満規定に変更しました。社会福祉に関わる分野だけに、その専門性などもあってなり手がいないこと。ベテランの方には年齢問題も関係して、原則規定での対応が必要となったものと判断しました。もっと若い方々の社会参加が必要と考えますが、社会環境などもあり人選も難しい時代になっているものと推測します。はじめての参加でしたが、大変勉強になりました。

 さて、今日は予想外の降雪量(有珠の沢町だから?)に参りました。除雪道具は必要がない、と判断して朝に片づけたばかり。久々の除雪で身体のあちこちが痛くなりました。雪が降りはじめた午後から母のところに顔を出すと、釧路の兄(家族ら6人)が見舞いに来ていました。

 毎日通っているから尚更感じるのは、昨日の(母の)顔と違っていることに気づきました。相変わらず“熱”が出ていて、昨日までの反応とは違って、身体の動きがありません。最近なら、自分から握手を求めるのに、今日は全くする動作がなく元気がありませんでした。それでも、久々に会った孫とひ孫の声に一瞬“笑顔”がありました。帰宅すると市役所から母宛の手紙が届いていました。“要支援2”の介護保険の認定が“要介護5”に変更されていました。同月に2回の認定通知が届きましたが、“介護5”の重みが(母の)容態を示しています。私の心は、毎日が一喜一憂です。明日は日曜日。母の笑顔を見に姉・兄らが来苫してくれるでしょう。


願いの架け橋(=簀の子橋)

2010年03月25日 16時35分01秒 | インポート

 今朝のことです。山手町高層(市営)住宅に住む方から「渡辺議員ありかとうございます・・・」と言う電話がありました。内容を伺ったところ2月28日の日曜日の午前中のことを思い出しました。山手町2-9-1の高層住宅に住む後援会員宅を訪問すると、入り口(新苫小牧川側)で居住者の方々が「・・・雨が降ればベチャベチャ!冬になればツルツル!何とかならないだろうか?」と言う会話をされていました。私が、「どうしたんですか?」と伺うと、「良いどころに来た!渡辺議員、ご覧の通り、ツルツルなのでカーペットで応急措置しているが、支えがないので、怖くて歩けない・・・」と要望が出されました。私は早速メモを取って、「市の担当者と相談します」と約束しました。丁度、2月予算議会がはじまる時期だけに、2日後に担当部局に相談すると「すぐに現場を調査し、対応します」と言う返事でした。予算議会の最中の忙しい時期でしたが直ぐに担当課が改善策を講じてくれました。改善を望んでいたある住居者の方が「誰が言ってくれたのか?」と市の担当にお礼の電話を入れると「渡辺議員から改善策の要望が出ていました」との説明を聞いて、その話が団地内に広がり、私に電話をくれた経過が判りました。私は「直してくれたのは市の担当課の機敏な対応であって、私はあくまでも伝えただけですから・・・」と説明すると市役所の対応に感謝していました。これこそ市民からの信頼回復の現れです。「言っても予算がない・・・」と決まりきった台詞が返ってくると思っていました。「どうせ、言っても・・・と諦めていた私たちの方がダメなんですね!」とその喜びの声は大きく聞こえました。何事も、最後まで諦めない、生活環境を改善することも大家としての責任はあります。

 早速、現場に足を運んで改善箇所を見てきました。(添付写真)

 車いすにも対応出来るようにスロープも設置されていました。敷Img_09981 地内の状況を判断して“簀の子”(橋)道路とはよく考えたもの。雨降りでも冬期間でも安全対策は講じられていました。改めて(市の担当課に)感謝申し上げます。

 公営住宅の入居者の高齢化は先にも書き込みましたが深刻です。それだけに、見配り、気配り、そして安全対策が必要になっています。公営住宅でのエレベーター閉じこめ事故が頻発しているなかで、こうした願いが行政に対する信頼を勝ち取ることに結びつくと思います。

 議員は市民の願いを届ける“かけ橋”であり、それを政策的に判断し予算化したのは行政(市長)であり、議員の実績ではないことを忘れてはなりません。