こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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通級指導教室が充実

2009年02月27日 21時02分54秒 | インポート

 今日の代表質問で党市議団を代表して小野寺幸恵議員が質問しました。市長の施政方針、教育長の教育行政執行方針とそれを裏付ける新年度予算に関わって60分余すことなく、市政全般にわたって54項目を質問。小野寺議員は5人の子どもを抱える議員経験6年目(2期目)の女性議員だけに、忙しいなかでよく調査・勉強し挑んだ質問でした。他会派の議員からも「代表質問にふさわしい質問内容だネ!」、「良かったヨ!」などと激励の言葉が寄せられました。小野寺議員、本当にご苦労様でした。

 書きたいことはたくさんありますが、質問のなかで1番のニュースは「特別支援教育」での教育長の答弁でした。市内中学校に新たに情緒障がいの生徒を対象とした「通級指導教室」が開設され、「国の加配で専任教諭が配置される」ことが道教委から今日連絡があったのです。通常、通級指導教室は生徒10人に対し1人の専任教諭の配置基準ですが、新年度の通級指導教室を希望されている生徒は2校で10以上を超えていました。党市議団は、この間「通級指導教室」の充実を図り、きめ細かな支援を行うように、質問・要請をしてきた経過があります。市教委も道に対し、「是非とも加配を」と要請した結果が実りました。

 代表質問の事前通告の段階では、「加配が実現できるか否か、不確実な要素があったので、保護者への事前説明会では明確に出来なかった。2度にわたる道との協議の結果を受けて、ちょっと前に連絡が入りました」と教育長が説明に来ました。

 初めて代表質問を終えた小野寺議員は「時間をかけて準備しただけに、質問と答弁がかみ合わない所が多々あったけれども、通級指導教室の拡充と加配が実現できたことは、何よりも保護者・生徒への朗報」と疲れも忘れ満面の笑顔でした。

 帰宅すると、私宛に知人が綺麗な短冊を届けてくれました。1枚の短冊には「世の中は程々に 花は半開き 酒は微酔」と書いていて、声を出して読むと「成る程」と納得しました。

 私たちは「世の中は平和で 雇用が守られ 福祉教育を大切に」そんな社会をつくるために頑張ります。 


急がれる障がい者の就労継続支援策!

2009年02月25日 21時01分57秒 | インポート

 以前に友人から「中学校時代からの友人が(身体に)障がいがあって在宅生活をしているが、在宅で起業活動出来る方法がないか。話だけでも聞いてほしい」と電話相談を受けました。早速、お会いして話しを聞きましたが、障がい者自立支援法(福祉サービスの利用に個人負担を導入。個人的には「障がい者自立阻害法」が適切な表現と考えています)では相談に応えるものがなく、「市の担当者と相談してから・・・」と応対しましたが、「すぐに話を聞いてくれたことだけでも満足・・・」と喜んで頂き、宿題にさせていただきました。

22日からはじまった2月議会の補正予算の審議で「自立支援給付」に関わる障がい者の就労継続支援について質問しました。(知的・精神・身体)障がいの方々の日中活動系サービスとして就労継続支援が2通りあります。①「就労継続支援(A型)」=「より一般就労に近い」事業所は市内に1ヶ所②「就労継続支援(B型)=雇用契約に結ばない就労機会の提供などの事業所は6ヶ所。「第1期障がい福祉計画」(H1820)では計画量と実績量が大きく乖離しているのが実態です。そこで、新年度からスタートする「第2期障がい福祉計画」では、要望の強い就労継続支援(A型)事業所を増やす計画を策定していますが、「民間まかせ」で計画倒れの危険度が高い問題点があります。市長は「可能な限り市として仕事が確保出来ることはないか検討したい」と就労継続支援事業所への支援の方向性にふれる答弁でした。障がい福祉計画は障がい者自立支援法第88条で位置づけられた計画で「障がいのある人が自立した日常生活又は社会生活を営むことが出来るよう、サービスの確保と提供基盤の整備、就労支援の強化など」を策定するもの。だからこそ、その具体的な実効性が問われています。前出の相談者は「在宅で起業したい」という前向きな姿勢です。私の質問に「重要な施策と認識している。自立支援協議会の就労部会で在宅就労に関するセミナーの開催などを進める」という答弁にとどまりました。私は、質問のなかで「一般会計は無理としても企業会計で『就労継続支援(A型)』が法的に可能か否か調査してほしい」と理事者に宿題を出しました。市が民間まかせではなく直営方式で出来ることはないものか?もっと積極的な姿勢が問われる問題です。引き続き予算委員会でもとりあげる予定です。


勤労者生活安定資金貸付制度を知っていますか?

2009年02月22日 09時05分52秒 | インポート

 今朝も雪が降っていますが、昨日の“どか”雪には、ほとほと参りましたネ!(もう!ウンザリです)

昨年も同時期(2/24)に予想外の暴風雪で公共交通機関が全面ストップし、苦労して頂いた(日本を代表するプロフィギュアスケーター荒川静香さん)ショーを(残念ながら)観る機会を失ったことを思い出しました。それにしても、朝夕にかけて3回の除雪仕事で「万歩計」を見ると5.800歩もカウントされました。普段のウォークよりも消費し、体力的には疲労感が残り、「やや腰痛」の疑いありで、さすがに疲れたのか昼食後に珍しく昼寝をしてしまいました。気持ち良く寝ていたら、「満、電話だヨ」と母の声で目覚め、悪天候のなか電話相談者のもとに駆けつけました。相談事は無事解決の方向が見えたので一安心。

午前中の猛吹雪のときに訪問した知人から「備長炭をお風呂に入れると、気のせいか肌がすべすべになった気がする。これは結構いけるヨ」とご夫婦そろって松田忠徳氏(札幌国際大学教授)の連載記事「温泉教授の湯治力」を紹介してくれました。その場で読んだページには、家庭風呂の無害化③「備長炭を入れることでPH値が8.59.0程度のアルカリ性に変わり『美肌の湯』になり、アトピー性皮膚炎にも優しい・・・」と書いていました。帰り際、「渡辺議員も試して・・・」と、小袋に「備長炭」を分けてくれました。早速、我が家のお風呂に入れて入浴試験してみると「肌の角質が何となく柔らかく感じ」ましたが、気のせいなのか?継続して実証してみる価値はあります。松田氏は「炭で楽しむ“プチ温泉」と表現されていましたが、温泉好きの私にとってまたひとつ手軽な宿題となりました。

暖かい話ばかりなら良いのですが、過日の補正予算審議で私は、「勤労者生活安定資金貸付金」制度について質問しました。この制度は「市内に居住する勤労者及び中小企業に勤める従業員に融資することにより、生活意欲の助長と勤労意欲の増進を図る」目的で運用しているもの。市が労働金庫に70.000千円預託し、「一般貸付」(限度額100万円以内、7年以内償還、年利2.88%)と「教育貸付」(限度額150万円以内、7年以内償還、年利2.88%)の2つ。市内の金融機関を調査したところ、教育ローンは年利3.05.0%とこの制度の方が低金利。しかもPR不足で利用が減少しています。私は、もっと「PRと限度額の拡大を」と提案したところ、菅原経済部長は「議員ご指摘の通り、利用減となっているので、PRを行い、利用枠の拡大を検討したい」と新年度予算から運用改善を約束してくれました。家庭の経済的事情で進学をあきらめる方々に、少しでも有利な制度活用こそ、政治が指し示す課題です。


今日から予算議会スタート

2009年02月20日 21時02分59秒 | インポート

Img_6154  今日から2月(予算)議会(~3/16)がスタート。朝からの降雪を気にしながら議会が終わって帰宅したら時計は午後7時でした。「除雪していてほしい!」と期待していましたが、家の周りは降り積もった雪・・・。長男に「除雪するヨ!」と声かけすると「(自動車学校から)帰ってきて除雪しようと思ったら雨が降ってきたので・・・」と言い訳しながらも申し訳ない顔をして、「判ったから、すぐ行くから!」とズッシリと重い雪を2人がけで除雪。空腹のなかで1時間かけてやっと終わり一安心。でも、明日まで続く荒れた天候が気になります。

 今日の議会では、午前中に市長の「施政方針」と教育長の「教育行政執行方針」の報告があり、午後から2008年度最後の補正予算審議がありました。(添付写真:本会議での質問)私は、旧市立病院南棟改修事業(=4月から教育・福祉センターに名称変更)などについて4回質問しました。特に、旧市立病院南棟改修事業について報告します。この改修事業には当初予算として約10億円が計上されていましたが、決算見込みで約3億円の不用額が補正提案されました。その理由は、当初「暖房システム」をボイラーによる集中暖房を考えていたが個別暖房に切り替え、さらに環境対策から「ガス個別暖房」方式に切り替えたために大幅なコスト削減になった、と言うことです。私は、コスト削減を問題にしたのではなく、「何故、当初予算から約3億円も減額されている事業を議会には何も報告しなかったのか?」を問題にして質しました。しかも、改修事業の約10億円には根拠(実施設計)があって積算されたもので、議会も承認していたもの。私が質問しなければ「何故、約3億円のコスト削減が出来たのか」が判らずに議会で承認してしまうものでした。中野裕隆副市長は「議員がご指摘のように、予算額と設計額との差異について議会に報告すべきであったものを報告しなかったことにお詫び申し上げます。差異について、早急に議会に資料として追加提出します」と陳謝しました。私は「議会だけでなく、地元住民への説明も必要」と提案し、後日地元住民への説明会も開催することを約束してくれました。市民の税金で公共施設(改修工事)が建設されますが、私たち議会としても、その予算づけの根拠(内訳)をしっかり調査しなければ、議会としてのチェック機能は無能となります。厳しい財政状況だけに、新年度予算委員会(私は一般会計予算を担当)の審議に向けて猛勉強しなければなりません。委員会は3/3~11日までの7日間。体力と知力で頑張ります。


代表質問に小野寺幸恵議員が登壇

2009年02月17日 20時34分08秒 | インポート

 今朝の雪には参りましたネ。除雪で早朝ウォークは出来ませんでした。日中は議員控え室で議会準備し、夕方帰宅後に除雪をしなければならない、と覚悟していましたが家の周りが綺麗になっていました。「除雪の手伝いはしないから」と宣言していた長男が日中、自分の意志で除雪をしてくれたので本当に助かりました。

Pa0_0012  午前中、住民票を取りに市役所1階に(階段で)降りたらロビーに「うっさん」(ねんりんピックマスコットキャラクター)が歩いていました。丁度「ねんりんピック北海道・札幌2009」の開催200日前セレモニーを行う準備中でした。9月は高齢者月間。「ねんりんピック」は健康・福祉祭りの全国大会です。開催日が偶然、私の誕生日と同じ9月5日から4日間の期間ですが、苫小牧も大会の会場となるだけに、市役所には大会成功にむけて受入れ体制が設置されました。大会が成功するために私たちも協力したいと思います。

 20日から2月定例議会(予算議会)がはじまります。初日(20日)は市長の施政方針、教育長の教育執行方針の報告を受け、補正予算審議を行います。補正予算で質問を予定しているので勉強中です。

 代表質問は26日・27日の2日間。党市議団を代表して、はじめて女性議員として小野寺幸恵議員が行います。過去の代表質問者を調べると女性議員の代表質問は2人目(加藤啓子元議員)。年齢で言えば最年少?と思ったら、4ヶ月若い阿久津議員が行っていたので2番目。それにしても2期目(議員歴6年目)で代表質問を行うという積極性は高く評価したい、と思います。プレッシャーに負けずに、持ち前の積極性を生かして頑張って貰えると思います。ぜひ、傍聴に来てください。(インターネットでも配信しています)質問予定は、27日の午後1時頃(未定)になると思います。