総選挙を前に、次の総理!はだれがなるのか?そこで思い出すのが小泉旋風です。どこへ行っても人気があり、マスコミは常時追っかけて、その模様を放映していました。でも、ブームの後のつけは、規制緩和策で格差・貧困社会を作り出しました。次期総理?に最も近いと言われている鳩山由紀夫代表(民主党)が代表後発の地元入り(苫小牧駅北口)で、街頭演説を行い、一気に解散・総選挙モードが強くなりました。私も、(鳩山代表の)街頭演説を聞きましたが、周辺では「鳩山総理を」と叫ぶ期待の声は聞こえましたが、それほど強く感じませんでした。それは、演説の内容が政権交代をめざす内容が何ら具体的ではなく、自らの政治家として生い立ちや友愛社会の実現など、聴衆が期待する「政治の中身をどう変えるのか」、「格差社会に対する方向性」など「自・公政治の悪政を変えてほしい」という声に応える話は聞こえませんでした。私の近くにいた20代の「動員組」の青年たちが「聞いていてもつまらないから」と途中で帰る光景を見たとき、「将来への展望」への期待感がないことを証明しています。「何故、鈴木宗男衆院が一緒にいるのか。良いことは言っていても(従前の)やってきたこととへのギャップが大きい」と率直な声が周りから聞こえました。
昨日、佐藤昭子党9区暮らし・平和対策委員長と一緒に、朝から夕方ま で時間の許す範囲で各事業所周りを行いました。(途中で1ヶ所街頭演説:右に写真貼付)
驚いたのは、党への期待の高まりです。今までなら「共産党さんなら結構です」と玄関で断られた事例がありますが、どこでも「歓迎」してくれたのは大きな成果です。中小企業の社長さんとの共通した対話は「正直、今まで自民党だけしか応援していませんでした。民主さんの多くは元自民の方ばかり。この間の中小企業対策を見ていても、政策的には『共産党』がはっきりしている。頑張って欲しいし、北海道から共産党の議席を必ずとってほしい。仮に政権交代がされても共産党が議席を増やさないと政治は変わらない」と切実に訴えられました。佐藤さんも「相手が『総理大臣?』になる方だけに、注目度も高まり、やる気がさらに増した。私は最後まで政策を訴えていきたい」と対話でも演説でもボルテージは高まっていました。ただ、通り一遍の名刺交換ではなく、「相手の話に耳を傾けて対話する」訪問活動に、これまでにない期待感がありました。最後まで、一緒に行動して私も勉強になりました。
自・公政権への話は、痛い程苦しめられていますので、話す必要はありません。各首長が「勝ち馬」に乗るような姿勢を示していますが、それで政治の中身が変わるとは誰しもが疑問。「政治とお金」の説明責任を果たせないのなら、自・公政権と変わらない、と私は思います。