こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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時代錯誤の調査の中止を求める緊急要請!

2010年04月30日 21時05分37秒 | インポート

 昨日の映画「いのちの山河」の上映会には1.000人を超える市民が視聴したと聞いて驚きました。1日3回の上映時間で1.000人を超えた入場者数は、最近では“記録にない”と推測されます。それだけ良い映画だったし、実行委員会のみなさんの奮闘に敬意を表します。

個人的に担当して買って頂いた県人会の方から「お金(1.000円)云々ではなく、本当に見る価値があったものです。岩手県と言えば(小沢幹事長)有名な方もいますが、あの映画の主役である村長の存在を知って、(岩手県も)故郷も捨てたものではない・・・」と感謝されました。また、市役所OBの方からは、「感動した映画でした。首町の決断ひとつで最後は国政まで動かしたことは凄いこと。今度の市長選に立候補する予定者は必見の映画ですネ」とお話してくれました。ご協力頂いた方々にお礼申し上げます。

さて、今日は山田眞久教育長に「教職員の服務規律等の実態に関する調査の実施について」(道教委)の通知撤回と調査中止を求める緊急要請を日本共産党苫小牧地区委員会(工藤恒一委員長)と党市議団の連名で行ってきました。(添付写真)

要請には、佐藤昭子党地区副委員長が趣旨内容を説明した上で、Img_10601 山田教育長は、「市教委の立場として撤回は難しい。道教委の指導で各学校長は一人一人に聞き取りをする。個人的には『政治資金に関わったこと』で調査内容(8分野60項目)が随分細かい。“職務命令”は出せるとの見解に対して疑問点はある。内心の自由、政治活動(組合活動)に対する不当労働行為?とも受けとめられるだけに、慎重に対応する必要がある」と最初に説明してくれました。

その後、私は①今回の調査の目的に“道民の信頼確保”と明記しているが、詳細な調査は目的に合致しているのか②調査で学校経営における家庭と教師との分断となることはなり避けるべきではないか③聞き取り調査のまとめをどのように公開する考えなのか④勤務評価に影響は出ないのか-と4点確認しました。教育長は「連休後に道教委との意見交換があるので(緊急要請に対し)伝えたい」と説明した上で、①“政治とお金”の問題ではあるが、調査が余りにも細かすぎる。先生方にご負担をかけることになる②個々に調査することはやむを得ない。地域で温度差があるが(家庭と教師との)分断にはならないような結果を期待している③6月の道議会に報告されるのでは?公表の有無は政治的なものの範囲に限定されるのでは④(6ヶ月単位で査定しているので)教員評価には影響はしない-と説明されました。最後に、「いま先生方は家庭訪問期間中だけに、負担のかからないように対応している。苫小牧市では問題はない、と確信している」と答えてくれました。3月29日の東京高裁では「公務員の政治活動の全面禁止は違憲」との判決が出たはかりだけに、今回の調査は「時代錯誤」と要請書には書きました。


憲法9条・25条が生きている映画「いのちの山河」!

2010年04月29日 17時27分30秒 | インポート

 大型連休の初日の朝から“雨と強風”は凄かったですネ。毎日ボImg_09361 ランティアで母の付き添いをしてくれているSさんを誘って、映画「いのちの山河」を鑑賞してきました。会場の文化会館に向かう道中で「ハンカチを用意されましたか?」と伺うと「・・・しっかり用意しています」との返答。(映画の内容を知っているようでした)

私も久々に涙!涙!涙!が自然に流れ出す感動した映画でした。Sさんは、「(映画を見て)私が育った頃の事を思い出しました。本当に良い映画に誘ってくれて・・・」と喜んでくれました。

主催者「いのちの山河~日本の青空」苫小牧上映実行委員会を代表して田原賢蔵さんが挨拶。田原さんは議員時代に大変にお世話になった大先輩です。「あと2ヶ月で私も90歳になります」と切り出し、「沢内村が全国で最初に65歳以上のお年寄りの医療費無料化、乳幼児医療費無料化を実践したことは知っていましたが、いまの医療崩壊はなさけない。・・・平和と人権を守る立場から憲法9条と憲法25条を守ることが大切です」との訴えに、(田原さんへの)激励を含めほぼ満席になった来場者から大きな拍手が送られました。

映画は今日だけで3回上映されますが、多くの市民が鑑賞されると思います。

以前らも書き込みましたが、私が勤医協に就職したのが22歳のとき。1976年(昭51年)でした。丁度、国が70歳以上の高齢者を対象に老人医療無料化を制度化していました。その先進地が沢内村でした。お金のない人も等しく医療を受ける権利がある。全村民の医療費を無料にしたが、その財源はないので65歳からスタート。そして乳幼児の死亡者をゼロにするために、予防健診と医療費無料化も進めました。そして医療費を抑制する効果が出ました。そのことがマスコミにも取り上げられ全国の地方都市にも拡大され、最後に国も老人医療費の無料化制度をつくりました。でも無料化の期間は僅か10年間だけでした。「お年寄りが病院をサロン化している」、「(無料化によって)検査、薬づけの医療で国の財政は破綻する」など医療亡国論を自民党政権が叫びました。

当時の自民党副総裁、大蔵大臣を経験した私と名前が似ている方が老人医療費無料化制度は、「枯れ木に水を差すようなもの」、「早く逝って貰うと大蔵省も助かります」と発言されたことは今でも忘れません。あの「平和と福祉」を看板にしていた党も「いまのままでは国の財政は破綻する」などと有料化を促進したのです。

いま、キューバでは“医療と教育”は無料です。“無医村”もありません。医療亡国論は詭弁であることを証明しています。

まずは、世界に例のない(年齢による)差別医療の“後期高齢者医療制度”は直ちに廃止し、もとのように負担軽減をすべきです。そして少子化対策として18歳未満の医療費は無料化することを国の制度として実施させましょう。


政治への関心が高まっている!

2010年04月29日 00時00分49秒 | インポート

 いつもセルフスタンドを利用していますが、最近はその店頭前に表示されるレギュラーガソリンの価格の高騰が気になります。この1ヶ月間で10円前後の値上げ?となっているのではないでしょうか。大型連休前の値上げだけに自家用車の使用も考えなければなりません。今年は母の病状もあり、“安・近・短”で過ごす予定ですが、今後のことを考え思い切って車を変えました。長い間愛用していた自家用車(RV車)Img_10151 とは今日でお別れです。(添付写真)7年間乗りましたが、リツター8㎞では経済性も環境面からも検討しなければと、今日から軽自動車に変身です。

 午前中のこと、雨のなか何人かの方と直接お話をしました。普段なら政治の話は私からするのですが、今は相手側から矢継ぎ早に質問が飛んできます。「昨日の小沢幹事長の記者会見を見て頭にきた・・・」と(先の総選挙で)民主党に投票した男性の怒りは抑えられない様子。「一体、あのときの約束はどうなったのか?後期高齢者医療制度は廃止する。普天間基地は(最低でも)県外に移設する」とはっきり言ったのに・・・。「自民党の内紛も民主政権も、そして訳のわからない新党にも期待は出来ないから、あんた(共産党)のところに託すよ」と言ってくれました。

 午後からは見山町で市政報告会を含めた“お茶懇”に呼ばれました。私が話をすると合いの手がすぐ出て、話が中座してしまうほどの政治不信が次々に出てきます。「もっとしっかり政治の中身を見る力をもたなければダメですネ。新党(第3極などの政党)にはもう騙されません。特に、(メール問題の報道を見て)宗教団体が政治を支配されたら、日本だけでなく(市役所も)ダメになるから・・・」と良く政治を見ています。

 昨日の小沢氏に対する検察審の議決で「提訴相当」は国民の常識の判断だと思います。最近でも兵庫県明石市の歩道橋事故やJR福地線脱線事故でも強制提訴された例があります。小沢氏がいくら記者会見で弁解しても国民への説明責任と民主党の自浄能力が問われます。

 ガソリン代、野菜などの高騰で国民生活は大変です。(生産者も大打撃です)同時に、国民の政治への不信も沸騰していることは世論調査にはっきり示されています。暮らしを守ること、そして政治不信への審判は参院選で下しましょう。(4/28記)


普天間基地は即時撤退・返還を!

2010年04月26日 20時57分41秒 | インポート

 昨日の沖縄県民大会に9万人が集まった報道を見て“拍手喝采”Img_10581 を送ります。(集会は)島ぐるみで“心ひとつ”になって「基地はいらない」と政府と米国への怒りの声が明確に示されました。

 昨年、嘉手納基地を視察して米軍基地の実態をつぶさに見てきました。米軍の基地があるから“抑止力”になる、と言っていた自民・公明の旧政権、そして新政権も同じ立場で普天間基地のたらい回しを行っています。しかし、昨日の県民大会には超党派の国会議員・県会議員が参加していました。明らかに、“抑止力”論は通用しないことを証明しています。普天間基地は移転探しではなく、即時撤退・返還以外にはあり得ません。その決断をどのように出すのか、日米両政府の対応が注目されます。

 過日、「何故、あれだけ米軍基地がある沖縄がひとつになって(基地撤去の)大きな運動にならないのか?」と言う質問をされました。そのとき私は、「沖縄県は日本で一番高い失業率。県民のなかには米軍基地で働く人、土地を貸している人など(基地で)生計をたてていることも要因のひとつ。でも、その壁を必ずうち破る大きな運動が・・・」と説明しました。県外“移転先”としてあげられていた鹿児島県徳之島の集会が最初に確信を与えてくれました。普天間基地の撤去を第1歩に、「基地のない日本」を切り開くことが強く求められています。鳩山政権の決断が問われています。米軍の訓練移転の受入れのひとつに「沖縄の負担軽減」があります。県民大会の決議を生かす市政を続けるなら、米軍の訓練移転も市長選で問われることになりますネ。

夕方のこと。自称“苫小牧の息子”さんから「お見舞いに行きたいが、部屋が判らないので(病院の)玄関前に来て・・・」と携帯電話が入り、病院に着くと大きな藤色の胡蝶蘭(添付写真)を持参していました。「病院では生花は禁止されているのImg_10561 で・・・」と説明すると、「じゃ、写真に撮って見せてあげて・・・」見舞いの後、自宅まで届けてくれました。「何故、胡蝶蘭なの?」と参考までに伺ったところ、「藤色は(母の)名前(フジ)の通り。花言葉は“幸せが飛んでくる”ように早く元気になってほしいから」と産地(安平町早来:アグリファーム)からのものと判りました。母のベットサイドで、「僕のこと判りますか?後で写真を見てネ!」と挨拶すると(母が)「アーウー」と声を出して笑ったので感激していました。昨年の母の日に“胡蝶蘭”をプレゼントされたことを覚えているようです。「予想していた以上に元気なので驚きました」と喜んでいました。


グループホームの安全対策を考える!

2010年04月25日 14時11分25秒 | インポート

 昨夜はちょっと遅くまでTVを見ていたので眠たい気分でしたが、好天だったので早朝ウォークをしてきました。

 遅く寝た理由は、NHKで「追跡!AtoZ“老いの家”で何が?グループホーム火災の前の映像は何を語るのか?」という番組に興味があったから。番組では、介護保険制度が発足後、全国に急増したグループホームは既に10.000ヶ所にもなっていることを知って驚きました。思い出すのは4年前に起きた長野県大村村での火災で7人の火災死者が出たことです。この事故で厚労省や消防など行政側とグループホーム運営事業者は、再発防止策として防火対策をどのように対応するかが問われていた問題でした。そして今年3月に発生した札幌・とんでんみらいでの火災死者7人の事件は全国に大きな衝撃を与えました。 総務省・厚労省は、ひとつの目安として275平方㍍以上の施設にはスプリンクラーの設置(国の補助制度)と(消防と直結の)緊急通信機の設置、介護職員の一人夜勤の体制などの見直し検討が行われています。番組では、275平方㍍以上の施設でもスプリンクラーの設置した事業所は全体の54%。一人夜勤は97%というアンケート調査の結果が報道されていましたが、275平方㍍以下の施設では補助金もないので、スプリンクラーも設置出来ない状況です。介護報酬が低いため、利用者負担か事業所が負担しなければならないだけに深刻な問題です。

 私は、介護保険制度が出来る前から“特別養護老人ホーム”の待機者対策をもっと行政責任で行うべきと提案してきました。ところが、国(当時の自民党政権)は特別養護老人ホームなどの施設に参酌標準(ひとつの目安)という理解できない基準を作成し、苫小牧市では既設のベット数以上の建設許可を出さない仕組みを作っていました。介護保険がスタートすると介護保険施設が不足している代替え案としてグループホームが建設され、待機者対策を取り出しました。まさに、国の福祉予算を削減して財源を新たな制度づくりでまかない、足りなければ消費税増税(福祉目的税?)で対応しようとしていました。これが今日の介護保険施設の問題をつくり出した要因であり、低賃金で働く介護労働者をつくり出した要因でもあります。もっと高齢化社会に対応する医療・福祉・介護のために国の責任で予算付けを行い、Img_10501 安心して介護が受けられる施策が必要です。

 今日は、介護センターコスモスの家族会の定期総会があり、今年度も私が会長を務めることになりました。総会では、様々な貴重な意見が出されました。それを生かすために、介護者を抱える家族の支えの場、悩みを出せる場、そして施設への協力が出来る場として家族会の果たす役割の重要性を学びました。