こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

煽るメールの本当のねらいは?

2011年11月29日 19時54分18秒 | インポート

 一昨日から“災害廃棄物(がれき)”の受入れに反対するメールが32件も集中して送信されました。最初はごもっともな意見、同調する意見と思っていましたが、共通している文章が似ているので何故だろう?と疑問を持っていました。

 議会に顔を出し、他会派の議員からも同様な話を聞き、同じメールが寄せられていることに疑問を持ちました。(何が目的なのかも疑問です)

 インターネットで“被災地がれき 苫小牧市 メール”をクリックすると、“行雲流水別館【個人で反原発ぷろぐ】@北海道:みなさんにお願い”というタイトルがヒツトされます。それをクリックすると苫小牧市議会議員30人のリスト表が書き込みされて、私を含め8人のメールアドレスが表示されています。(私のメール先は日本共産党苫小牧地区委員会宛:どうやら個人のアドレスは知らないようです)

 その書き込みには、被災地がれきに反対する意見を書き込んだメールの例文が書き込まれ、それを修正して一斉送信していることが判りました。

確かに、“災害廃棄物”の受入れ判断には慎重な対応が求められます。災害廃棄物に放射性廃棄物が含まれているか否かをしっかりチェックし、最低限でも暫定基準値を超えるものは受け入れないなどの基準は必要です。この点では、被災地(福島県は県外持ち出しがない)の岩手県・宮城県でも、暫定基準値を超える災害廃棄物は出さないことを表明しています。また、受入れが決まったとしても、埋立処分なのか、焼却処分なのかはそれぞれの受入れ先の自治体によって違いがあります。(受け入れたのは東京都や被災地県内の自治体だけです)

今回の災害廃棄物は大震災に伴う“津波”によって発生したものなら、誰も受入れに異を唱える方はいないと思います。

問題なのは、東電・福島原発事故によって災害廃棄物に放射能汚染が発生していることです。そもそも「安全神話」のなかで原発をつくり続けた歴代政府(現政権も含め)とそれを作って儲けた原発推進共同体の責任と賠償を明確にすべきです。

反対するメールには、残念ながら原因である原発を問題視せずに、「災害廃棄物は危険だ!」と主張しているように誤解されます。

受入れ条件には、安全性の確保が最優先です。そのためにも正確な情報開示が求められます。


12月定例議会の質問項目固まる!

2011年11月28日 20時54分03秒 | インポート

 今日から一般質問通告に対する理事者側とのレクチェア(質問要旨の聞き取り)がはじまりました。今回の質問順位は3番目だけに、双方は大変です。質問内容によりますが対応する理事者側(役職職員)は最低でも複数(メモとり)で、多い場合は4人の職員の方々が私の前に座って、一斉にメモを書き出します。(大変ですネ)

 私は質問通告前には、粗原稿を作っています。ですから、「書くよりも話しを良く聞いてほしい。メモなら“粗原稿”を渡しますから・・・」と言うと、緊張した顔に微笑みが浮かびます。「論戦は議会のなかですから、私の質問要旨を良く聞いてほしい。質問の内容に間違いがあれば指摘してほしい」と逆に聞きます。ですから、項目ごとのレクチェアは20分以内に終わってしまいます。

 今回は、①新年度予算編成の財源確保と高齢者対策②災害廃棄物の受入れ③出資・補助金団体の運営のあり方④泊原発「やらせ」問題と行政課題の関連⑤教育・福祉センターの運用のあり方⑥フッ化物洗口の6つの柱で30項目の質問を行います。

 今日の議会運営委員会で19人の議員が登壇します。私は初日12/1(木)の3番目ですが、私の前に質問する方の質問時間によっては、午後2時頃に質問の順番が回ってくるかも?私は、与えられた40分間の質問時間を有効に使う予定です。

 傍聴される方は市役所11階の受付をすれば、誰でも議会傍聴出来ます。また、1階のロビーでもテレビ中継されています。インターネットでも議会中継(ライブ)されますので、ぜひ聞いてください。


未舗装が改善されました!

2011年11月26日 20時18分13秒 | インポート

 昨日、12月定例議会の一般質問項目を提出しました。(質問は12月1日午後3時前後予定)庁舎内を廻っていると、都市建設部の担当課長さんから、「議員から寄せられていた未舗装の道路は改善しました」(改善後の添付写真)と嬉しい報告がありました。早速、要Cimg0283 望があった花園町に住む●●さんのところに顔を出すと喜んでいました。

 20年間の議員生活をしていて、身近な地域に未舗装の道路があることも知らなかったことを恥ずかしく思いました。

 今年の3月26日付のブログでそのことを書き込んだところ、担当課の方から「ブログに掲載された場所はどこですか?」と聞かれ相談しました。担当課も現場に出向き確認して、「何とかしなければ・・・」と考えたと思います。

 いま、私は軽自動車を愛用しているので、小回りが利いて普段狭くて通れない道でも自由に行動できるようになり、色々と気づかない点を発見することが出来ます。近くに住む●●さんに「未舗装でしかも路面がデコボコ状態で大変ですネ」とお伺いすると、「こんな狭い道だから、(市役所さんも)相手にしてくれないし、除雪車もはいらないから気が付かないのでは・・・」と何十年も我慢をしていたのです。(当時の道路状況:添付写真)「これで、一安心ですが・・・工事が終わったのかどうか?」と疑問の声も出され2011326 ました。きっと、工事に関わる意見があるのだと思います。「私では解決出来ない問題だけに、月曜日にでも担当課に届けます」と話しを聞いてきました。

 さて、明日は全国注目の大阪市長選・知事選の投票日を迎えますネ。「政治には独裁が必要」と主張する方が市長になれば、大阪の教育行政は混乱してしまいます。日本共産党は当初、○○さんを推薦して市長候補を擁立することを発表していましたが、「(行政に)独裁は許せない」との1点で候補擁立を辞退した経過があります。

 前出の●●さんは、「身近な問題で頑張っていることは新聞でも見ています。でも何でも“反対の党”というイメージが強く好きではありませんでしたが、今回の大阪市長選の決断にはエールを送ります。見直しました!」と話をしてくれました。

 大阪市長選の話しが出てくるとは?全国が注目しているという状況を、身近で体験しました。

まだまだ、「何でも反対の党」と言う(悪い)イメージがあるのですネ。多くの方と接して丁寧に説明する必要があると思いました。


たくさん集まりました!さよなら原発in苫小牧集会

2011年11月23日 16時37分40秒 | インポート

 外気温は7℃でしたが、「さよなら原発in苫小牧」集会の会場となった市民会館205号Cimg0280 室には、用意したイスが足りなくなるほどの市民が集まり(主催者発表では130人超)、逆に蒸し暑さを感じました。参加者全員が「原発に頼らない。自然再生エネルギーへの転換を」と確信できる集会となり大盛況でした。

集会では、大震災の時に福島原発から52㎞Cimg0282 (福島県伊達市)に暮らしていた被災者である宍戸隆子さんから切実な訴えを聞いて自然に涙が出てきました。

「私は、自主避難をして現在札幌市に住んでいます。いまは、泊原発廃炉訴訟の一員に加わりました」と自己紹介しながら、切々と訴えます。

生まれは、福島第2原発の近く(5㎞)の富岡町。高校時代に同原発の原子炉内で起きたトラブルから原発に対する不安を持ち続けでいました。今回の事故で自分自身が一番悔やむのは、「3.11大震災の時、自動車部品会社で勤務中でした。天井が落下し、『原発もただでは済まない』と直感。あの時(高校生時代)に考えた行動(原発を止めること)をしていたら・・・」と話しはじめました。私に出来ることは、二人の子どもを放射性物質から守るため、外出時にはマスクの着用、家中の窓にガムテープで目張り・・・周囲から変な目で見られたようです。春休みに避難しょうと思ったが、PTA活動などを担当していたので出来なかった。4月に「土壌の除染、避難をしては・・・」と提起しても「国は安全だと言っている」と誰も同調してくれなかったそうです。そうした経緯から、子どもを守るために6月に自主避難を決意したとのこと。「(避難して)普通に空気が吸えるようになった・・・」のひと言に(私は)胸が熱くなりました。

地域性や風土の違いは想像を超えるものがあります。ブログで自主避難の状況を書き込むと、「お前は責任を取れるのか」、「裏切り者!非国民・・・」と非難の書き込みが。そして友人から「貴女のやっていることは“福島”を壊すことになった!」と言われショックを受けたそうです。

自主避難者(持ち家も仕事も放り出し)は補償の対象となりません。宍戸さんは「自主避難者にも権利を認めてほしい」と原子力損害賠償紛争審査会で訴えています。

最後に、「福島を繰り返してほしくない。北海道には泊原発が1ヶ所だけ。苫小牧にも無関係ではない。ぜひ、泊原発を止めてほしい」との訴えに、(その通り)大きな拍手がありました。

集会では、誰でも講師になれる「原発にさよならを・脱原発Q&A」と題して横山先生が資料を元に講演してくれました。先生は、「・・・その場の雰囲気ではダメ。しっかりした視点(3点)を持つことの大切さ」の提起は、誤ったマスコミ情報や原発推進派などの言い分に反論出来ることを示唆してくれました。

休日の集会は人が集まらない、と言われますが大盛況で大変勉強になりました。


被災地の県議選で党議席が躍進!

2011年11月22日 20時14分50秒 | インポート

 岩手県議選、宮城県議選、そして福島県議選で日本共産党が投票数、議席数で大きく躍進しています。被災地での復興支援活動、原発問題などで奮闘している姿が有権者に届いている結果の現れと確信しました。私たちも頑張ります!

今日の午前中、市長招集の12月定例議会の議案説明会を受けました。その後で控え室から出ると沖田清志道議(市議時代には共同議案を提出したことを思い出します)と久々に会いました。「・・・今回は質問するのですか?」と聞かれ、「いま勉強中です」と返答すると、「ナベさんならもう十分勉強しているんでしょう!僕も●●●問題で勉強しなくては・・・」と張り切っていました。

過日、沖田道義が道議会(特別委員会)で質問した内容が地元紙で報道されていましたが、地元選出(3人)の道議が余り掲載されないので、市民には(道議の動きが)良く見えていません。多分、質問はされていると推測しますが、掲載するか否かは報道機関の判断だけに、ぜひ「道議会報告会」を企画し、市民に身近な議会活動をしてほしい、と個人的には思います。

 さて、今日から12月定例議会が告示されました。市長から議案説明があり、景気・雇用対策や学校の耐震設計などの追加補正予算と家庭系ごみ有料化に関わる条例案などが提案されました。(家庭系ごみ有料化の条例案は市民負担が伴うので慎重審議が必要となり今議会では決めません)

今日の提案を受けて25日(金)の午前12時までに(議会事務局に)一般質問の通告をしなければ質問が出来ないルールとなっています。もちろん、(質問内容の)準備は出来ていますが、持ち時間(3回の質問)が40分以内と決められていますので、精査が必要です。質問項目が多いと内容が薄くなるので、どの質問に集中すべきかを12月1日(午後3時前後が質問予定です)までに整理する必要があります。

 明後日まで、質問の骨子を組立ながら準備に入ります。