こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

日々の活動を書き込みしています。
ご意見や要望などをお寄せください!
お待ちしています。

平和を考える!

2010年09月05日 09時16分23秒 | インポート

 昨日、2010年原水爆禁止世界大会代表団による苫小牧報告集会がアイビープラImg_12451 ザで開催。いつもすべての演出を担当している苫小牧原水協常任理事の○○先生が不在のため、私が代行して仕切役となりました。

その前に、理事長が体調不良のために療養中ですが、日中に電話があり「今回が最後(の出席)になるかナ、こんな老いぼれでも役立つことがあるかナ」と寂しさそうに語ります。「私が車で迎えに行きます」と約束しましたが、奥さんは大変心配そうな顔をしていました。長い期間、苫小牧の平和運動を支えてきた理事長だけに、その存在は大きなものがあります。主催を代表してあいさつをした理事長は「ご覧の通り、(車イスに)座ったままでのお話をお許し下さい。・・・何とか(報告集会に)たどり着きましたが、私の顔を見るのが初めてという人がいたなら、それだけ平和運動が前進(広がって)している証です」としっかり後継者が育っていることに確信したようです。

報告集会には、代表団7人を含め33人が参加してくれました。Img_12441 一人一人がレポート提出し、4泊5日の強行スケージュールのなかで開かれた原水爆禁止世界大会の様子が冊子に上手にまとめられています。

今回の報告集会(私の記憶では22年間参加している)が過去にない“確信に満ちた内容”が伝わってきました。それは、「核兵器廃絶」が世界の流れになったことです。被爆国日本が「核兵器の恐ろしさ」を世界に広げ、世界から「核兵器廃絶」を決めたのです。と当時に、「戦争と平和」について歴史的に実相を明らかにすべき時期に来ていると感じました。

私の母の妹(叔母)は樺太からの引揚船(小笠原丸)に乗船していて、ロシアの潜水艦に撃沈されました。日本で言う戦後の9月1日です。しかし、ロシアは「9月2日が“終戦である”」と主張し、戦時中のことであり補償問題は関係ないし、「日本の地図には北方4島はロシア領土となっていない」と出張していることが報道されました。確かに、加害者。被害者意識の違いはあるとは言え真実を知ることは必要です。北東・東南アジアを侵略した加害者は日本であることはもう明らか。一方で、真珠湾攻撃を事前に(米国側が)察知していたとのこと。戦争は絶対に繰り返してはならない。“平和ぼけ”にならないように、日々考え・行動し、同時に歴史を学ぶことが大切だと思います。


9月定例議会はじまる!

2010年09月03日 16時13分46秒 | インポート

 今朝は、台風から熱帯低気圧に変わって、久々の雨。これで少しは涼しくなったような感じがしますが、明日からどうなるのやら?

 今日から9月定例議会がはじまりました。岩倉博文市長の「市政に臨む基本方針」(A4版P8)が報告されました。2期目に当たって「誇れる街、苫小牧へ 快適都市への挑戦!」として5つの柱に30の公約、65の具体的な施策を示して市長選に臨んだ、と強調し、今後4年間での基本方針が示されました。1期目に言い続けていた“家庭ごみの有料化は任期中実施しない”から“ごみ減量のために家庭ごみの有料化を行う”と大きく舵取りを変えました。“家庭ごみ有料化はごみ減量のため”と受けとめられる方針です。従前のごみ有料化の考え方は消却処分場の経費と財源確保のためーと説明していたのに、何故ここにきて“ごみ減量”の理由付けで有料化の方針を打ち出したのか?私には理解できません。

また、報告を聞いていての感想ですが、「これでどのように“誇れる街づくり”が出来るのか?市長が描いている快適都市とはどんなものなのか?」と思いました。ある議員が「カタカナが多くて何を言いたいのか?」と素朴な疑問が出ていました。私も、同感です。どんな“カタカナ”が出てきたのか例として、職員の意識改革の取組みに関わって「・・・市役所内部におけるオペレーショナル・リスクの管理と法令順守の体制強化に向けて、コンプライアンス・マネジメント担当を設置・・・」という言葉の羅列。4年間の任期があるとは言え、多くの具体的課題は「検討」事項の表現です。当然、9日からはじまる代表質問でその意図・方向性が示される、とは言え全体的には“抽象論”で終わったように感じます。

何よりも、いま市民のなかに広がっている貧困と格差問題、輸出依存の高い企業との関わりから“円高・ドル安”による影響と雇用問題などについて、情勢認識(時代認識)が薄いように感じました。

もっと市民生活の実情をふまえた緊急性のある行政対応と財政健Img_4898 全化計画が達成したら、どんな“誇れる街”づくりになるのか、そのビジョンが見えてきません。そう感じたのは私だけでしょうか?

月曜日には代表質問の内容を通告しなければなりません。今晩から私にとっては受験生並の勉強が待ちかまえています。市民の声を市政に届ける“架け橋”になれるように、暑さ対策と体調管理に注意して猛勉強します。


道の姿勢に怒り心頭!

2010年09月01日 20時47分15秒 | インポート

 今日から9月に入りました、が相変わらず“暑い”ですネ。会う人から「今年はどうしたんだろう?苫小牧らしくないネ!」と異常気象への不安の声も聞こえます。87年前(1923年)に発生した関東大震災。死者10万人以上の犠牲者を出し、今日を「防災の日」に指定しました。

 9月は何かと忙しい月になりそうです。9月定例議会(9/39/16)を皮切りに、救援美術展(9/1012)、敬老会、各種団体の総会・行事が重なります。

 今日は、9月議会に向けて議会運営委員会が開催されました。岩倉市長が再選(2期目)されてから最初の議会ということで、3日に「市政に臨む基本方針」が報告され、9日から2日間にわたって代表質問が行われます。ちなみに私の代表質問は10日の午後1時(予定)から60分間質問します。(多分質疑が終わるのは3時頃になると思います)

 さて、今日の議会運営委員会でチョット怒ってしまいました。と言うのは、<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock></shapetype><shape id="図_x0020_2" alt="mituru_13" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1025" style="WIDTH: 75pt; HEIGHT: 90pt; VISIBILITY: visible; mso-wrap-style: square"><imagedata o:title="mituru_13" src="file:///C:DOCUME~1watanabeLOCALS~1Tempmsohtmlclip11clip_image001.gif"></imagedata></shape>また新たな追加議案が理事者から提案されました。事前説明ではないものが突然追加されることが、何と今回で4回目です。(各会派の議員も「またか?」と言う雰囲気・・・)

私が質問した内容は、追加補正の内容が余りにもデタラメ?(バラマキ?)過ぎるからです。厳しい雇用情勢のなかで国は緊急雇用対策を各都道府県に配分しました。北海道ではそれを基金として積み立て、各自治体から緊急雇用対策の事業を募集し予算付けをしています。苫小牧市では、1億4.140万6千円が配当されました。この間、介護職員雇用創出、医療事務人材育成、ITインストラクターなど地域人材育成を含めた事業を予算化してきました。まだ9百78万4千円の残額がありましたが、その残額を含め全道で約10億円の基金があることが明らかになりました。今でも雇用状況は全国最下位に近い状況です。当然、緊急雇用対策の追加補正と聞けば喜ぶ話しです。ところが、道はその約10億円を消化するために、各自治体に「エゾシカ」対策・調査事業を押しつけてきました。苫小牧市では約120頭の「エゾシカ」(メス)を捕獲するために約820万円の予算をつけました。雇用対象者は現役を退職したハンター4人と事務処理担当1人の雇用対策です。「私は、これは“緊急雇用対策”ではない。人材育成とは矛盾するもの。市はJAと共同で市内の農地被害対策として“エゾシカ”対策の予算を既に計上しているのに・・・」と指摘しました。答弁した理事者からも「(私たちも)これが緊急雇用対策とは?と疑問の声が出ました」と明らかになりました。

生きた税金の使い方、そして何よりも常用雇用に結びつく緊急雇用対策を行うことこそ必要です。それをふまえ代表質問で雇用対策をとりあげます。