いろいろこれからの自分の進むべき道について悩んだり、落ち込んだりしていましたが、自分の気持ちの整理もついてきました。
PTAで人をまとめなきゃいけない役を経験し、また、そんな役をひとに頼まれ、そういったことをして行くべきなのか、進路を迷いました・・・。それで、たくさんの人をまとめる立場を経験した友人や先輩に会って、話しを聞きました。
結局、あれこれ考えた末、「今の私には休息が必要だ・・・」という結論に至りました。ひとに頼まれたことは引き受けるのが自分の使命なのかな・・・?与えられた機会には学ぶべき、逃げてはいけないのかな・・・?そんな考えと戦ってみました。でも、どうしても頼まれた仕事を楽しんで喜んでやりたいというモチベーションは出てこず、図書館でふと手にした横山大観の画集を見ていて、「こんな静かな場所で静かに絵を見たり、静かに音楽を聞いたりする時間が持ちたい・・・」そう素直に感じました。今年一年はとにかく休息と吸収の年にして、いつか、誰かのために働ける機会が訪れたら、そのときには役に立てるようにつとめようと思いました。
そんなこのごろでしたが、先日、市川團十郎さんが亡くなりました。白血病と闘いながらも歌舞伎界のために尽力され、また、白血病の人たちを励ます、並大抵ではない、壮絶な晩年だったことでしょう。愚痴や弱音を吐かなかったと息子の海老蔵さんが語っていましたが、そのお話しを聞いて、私は自分を恥じました。
健康であるだけでも、ひとのために働かなければならない。そして、何かを自分の納得できるようにがんばったのなら、報われない思いがするなどと愚痴など言ってはいけない。
「泣いたあかおに」。人間と仲良くなりたかった赤鬼。そのために親友の青鬼は悪者役になってひと芝居打ち、赤鬼のために去って行くというお話。この青鬼だって、つべこべ言い訳などせずに、赤鬼を思う自分の気持ちを貫くために悲しい思いを胸にしながら自分の身を引く・・・。自分の生き方はすべて自分が点をつけるもの。節分のお話からも学びました。
もう少し心の養分を吸収して、いつか、周りの多くの人たちのために働ける自分になりたいと思います。もやもやした気持ちに区切りをつけ、あたたかい春へと向かう節分となりました。
今の気分に合うのはどんな曲かな・・・。
文章の内容とは全然関係ないけど、先日のNHK・SONGSで見た由紀さおりとピンク・マルティー二「マシュ・ケ・ナダ」、かっこいいです。自分の原点・歌謡曲にかける由紀さんの意気込みに乾杯!
http://www.youtube.com/watch?v=vUB-kAmIy0Y
追伸 写真も全然関係ない息子の凧上げ風景です(笑)。
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