
今日、うちで掃除をしていたら、
「おかあさんの声、こわいから、もっとやさしく言って!」
と言われました。
びっくり・・・
去年のお正月に私の実家に帰省した折、妹&私母、でけんかのようになったことがあります
というか、これは完全に祖母への母のやきもちでした。
私も妹も祖母の肩ばかり持つ、というのでした。
すねたように怒っている母の様子を見ていて、3才になる前のいっちゃんが
「ばあちゃん、変な顔してる」と、つぶやきました。
その場の空気をそのまま表した言葉にみんなさらに気まずくなり、誰もその後の言葉を続けられませんでした・・・
未だに母は「変な顔してる」という言葉が印象強く残っているらしく、
「いっちゃんの前では居住まいを正しとかんと、何を言われるかわからん(笑)」と、今では笑い話として話しています。
子どもってみんなそういう鋭い感覚を持ってるんでしょうが、実家ではいっちゃんは大人みたいなことを言う、と言われます。
まさに、「やさしく言って!」も、私より大人な視点です
「自分より一枚上だわ、この子!」と思いました。
私の祖母からも、「いっちゃんはあんだけなんでもよ~、わかっとる子やから、あんまり怒るな。押さえつけられた気がするんや。」
と言われています。
実際、いつも私が注意すると(できてないんだけど)
「わかってます~」と言います。
「やさしく言ったらわかってくれるの?」と聞くと、
「うん」
やさしく、またはおどけて言ってみると、すんなり受け入れてくれました。
いつもこううまく行くとは思えないけど、そんなふうに感じていたのか、とハッとしました
いっちゃんの一本勝ち、私の負けです
ばあちゃんやいっちゃんの言うとおりでした
伝えたいこと、いっちゃん自身まだわからないこと、それは伝えなきゃいけないけど、「やさしく」言わなきゃね・・・
怒るな、うるさい、そんなことではなく、やさしく言えばわかるんだ、その柔軟な表現に脱帽でした
自分が言われる側だったり、他の人が言われているのを聞いたりすると、言いたいことはわかるけど、もう少し伝わるように、そうしたくなるように言えばいいのに・・・
誰もがそう思います。
やさしく伝えるように気をつけます
写真は最近初めて描いてくれた私の顔です。
この顔はやさしいですね
こんな顔して言わなきゃね。
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