子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

出産おもしろばなし-その2 生まれそう・・・

2006年06月17日 | 子ども

思い切って出産当日の話。
朝5時ごろ、生理痛のような弱い陣痛が10分間隔になり、朝一番で診察。「明日になると思うけど、どうする?入院する?」と言われ、「ハイ」。
診察後に個室に入った。横浜にいる夫には「明日になるから仕事が終わってから飛行機で来れば間に合いそうだから・・・」と電話。

ひとりで部屋にいると、何だかさっきより陣痛が強くなってきた。昼前にはけっこう強くなってきて、夫に電話。初産の自己判断で「なんか夕方までもたなそう。3時ごろには生まれそう・・・」。

そうこうしていて、昼休みに母がきた。「なんか生まれそう・・・」「まだまだやろう。障子の格子が見えんようになるといね。」用事でナースセンターに言ったら「その笑顔やったら明日やわ」・・・「え?まだまだ?うそ~?だって、もう3~4分間隔になってきたよ~。笑顔で入院した人は安産やって先生言っとったもん・・・」

だんだんつらくなってきて、先生の回診。「どうですか?」「私の感覚ではけっこう強くなってきたんですけど・・・」「まあ、動けるうちはなるべく動いた方がね。」・・・(え~?こんなんで動くの~?先生、行かないで~。本当に大丈夫ですか?すぐ生まれるかもしれないんですよ~。出てきたらどうしよう・・・)

そのうち、おばがやってきた。「私らのときはこんな個室なんかなくて、畳の部屋で妊婦が何人もおって、順番に陣痛室に行ったもんや。タンスの取っ手はこわれとるし、カーテンも破れるほど、みんな必死でつかんどったんやわ」・・・「え?そんなにすさまじいの?どうしよう、こわい。そんなこと言わないで・・・

夫に言ったとおり、夕方には到着。そのころには腰をさすってもらわないと割れそうな感じに・・・。母と夫に交替でさすってもらった。でも、そんなときでも私は陣痛の合い間に大相撲春場所を観戦していた。(いくら綱取りのプレッシャーがあるといっても、今の栃東より私の方がまちがいなく大変だ・・・

それからしばらくして診察してもらい、先生が人工破水させてくれたので、陣痛が強くなってきた。夫「ちょっとうさぎのことで弟に電話してくる。」(このときばかりは義弟にうさぎの世話を頼んでいたので。)夫が消えて、母が「トイレ行ってくる。」「え?ちょっと待って!痛いから一人いてほしい。」

うめき苦しむうち、子宮口が全開に。(やったー。もうすぐ産める・・・)と思っていたら、夫「全開になってからどれぐらいで生まれるんですか?」助産婦さん「そうね~。初産婦なら1時間ぐらいかな~。」(え~?これからまだ1時間もかかるの・・・

苦しみながら呼吸する様子を見て、先生が「上手やね。分娩室におるから。」そして、ようやく分娩台へ。助産婦さん「さあ、がんばって!」・・・母「日付け変わるまでに生まれるかね~?」夫「どうですかね?」・・・のんきな会話をしないで!こっちは苦しいんだから・・・

ここから20~30分でオギャ-!!!といっちゃんは生まれたのであります! ちなみに時刻は日付けの変わる2分前でした。いっちゃんががんばってくれたから、明日にならずにすんだわ・・・親孝行者だね

それにしても、出産は本当につらかった。私の場合、陣痛が。臨月でお腹でよく動くいっちゃんの様子から「何か、このままモゾモゾモゾっと出てきそうな気がする。」「ほんなに簡単に生まれんって。」と母に言われていたけど、全くおっしゃるとおりでしたわ・・・
(写真は臨月で作ったまくらです)

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