「 晩春の素足ひんやり白つめ草 」
あたたかくなってきて野原で遊ぶ。
なんとなく裸足になってみたくなる。
草の上で。
ひんやりした草の感触。
大地とつながる瞬間。
私が長らく体調不良だったとき、私は独身だったかな。
妹と妹の子どもといっしょに海に行ったと思う。
そして、裸足になって。
調子悪いときは、変な磁気のようなものを身体に貯めてるらしいよ、裸足になると土から出ていくらしいよ。
そんなことを妹が言ってくれた。
それからは、子どもと遊ぶ場面で時折裸足になる。
きっと悪いものを出してるんだ、と思いながら。
草の上の裸足、気持ちがいいですね。
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