「 敬いてつきないいのちつばめ来る 」
椋鳩十さんの作品に「あらしをこえて」という、渡り鳥つばめの旅を戦時中の軍艦の水兵さんとの出会いを絡めて書かれたものがあります。
つばめの過酷な旅を越える生命力、戦争で自分の命がどうなるかわからない中、つばめには生き抜けと願う水兵さんの思い。
遠い海の上でつかの間、命が出会います。
つばめはかわいくて、颯爽と飛ぶ姿はかっこよく、あの小さな体で想像もつかぬほどの距離を飛びます。
私は自分の人生よりもつばめの一生を尊敬しています。
通勤の川の道ではよくつばめを見かけます。
よく来たね、元気でね、と声をかけます。
敬意をこめて。
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