「 屋根駆ける又三郎か虎落笛 」
(やねかけるまたさぶろうかもがりぶえ)
北陸の冬は風も出るし、吹雪きもあります。
外ではいつも何かがカタンカタン、ガタンガタン、ヒューヒュー、ビュンビュンと鳴っています。
姿の見えないだれかが怒っているような、人間たちに自然の脅威を忘れるなと言ってるような、独特の目に見えないものの存在感があります。
このお題の句を考えていて、この雰囲気をどう表現すればよいかと何度も書き直していました。
だれかが屋根を走り回っているような感じもするんですよね。
そうか、風の又三郎か。
そこで気持ちが決まりました!
目に見えない存在を感じるのって、ワクワクしますよね。
でも、幽霊は感じたくないな☺️
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます