子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

こねこ こうさぎ 病気の発症のタイミング

2020年08月30日 | きじとらねこ まる
この写真のまるの命日が近い。

三年前の9月3日。

うちには病気のうさぎと、病気のねこがいた。

うさぎはぷっくという女のこだった。

やんちゃで甘えんぼうで今でも男のこだったみたいに思い出す。
エンサファリトゾーンという、痙攣のような発作が出ていた。
「きち先生」のお話では、元からいた大人のうさぎ・ナナちゃんがもっていたものがうつって、それがストレスなどで発症したのではないか、と。

ねこは、まる。
生後5か月で腹膜炎になって、あっという間に天国へ。
遺伝的な猫伝染性腹膜炎(FIP)というものをもっていたのがストレスなどで発症したのだと聞いている。

だから、2匹とも体にひそんでいたものが発症したのだと。
人間でも、体の中にもってるものが免疫力が下がったときに発症する、という話がある。

まるも、検査結果では、生まれつきもっていたものだとは聞いた。

でも、今考えると、この2匹に共通して言えることがある。

どちらも、生後1年未満、生後半年未満で我々の旅行のために他人に預けたということ。

ぷっくは元々いたブリーダーさんの家に。
まるも、譲渡会でもらうまでいた動物病院に。

私たちの感覚では、元々いたところ、慣れてるところだから安心だった。

でも、その時点で3か月以上経っていて、本人たちは忘れている、あるいは、覚えていたとしても、飼い主との楽しい生活から切り離されて、知らない人のところに放り出されたと感じたかもしれない。

ぷっくのときは、韓国に2〜3泊旅行。
まるのときは、1泊長野旅行と、その2週間後には、家族全員で帰省して夫は1泊して戻ったけど、まるが一番好きな息子と私は3泊か4泊している。

そして、この不在から間もなく2匹とも発症している。

人間の感覚では安心と思ったことが、動物にとっては環境が変わることは大きいのではないか。

そう思ったのは、この2匹の死があった後。

それで、その後に飼ったねこのルルとマロンのときは、夫がしぶる中、頼み込んで、生後1年経つまでは夫には外泊しないで家にいてもらった。
私の実家が遠いので、私と息子だけ帰省させてもらった。
恨みごとを言われたけど。

生活1年というのは、最低限、大人の体に育って丈夫になるまで、という私独自の基準。

そのおかげもあってか、ルルとマロンは元気にしている。

たまたま、病気をもってる動物たちが発症してしまったのかもしれないけれど、あながち、旅行で預けたのや、長期不在は関係ないとは言えないと思う。

最期の一、二日の時点で無理やり薬を飲ませようとしたことなど、飼っていたうさぎやねこの最期への後悔もいくつかある。
でも、我々は最後までなんとか持ち直してくれることを願うし、死期もわからない。

後からわかることが多いので、致し方ないのだと思う。

でも、私の経験からは、生後間もない時期には外泊しない方がいい。
ましてや、他人に預けない方がいいと思います。

(ちなみに、ぷっくは、「きち先生」や「すすきの動物病院」に適切な処置をしてもらったこともあり、エンセファリトゾーンは治りました。
でも、相当心配して育てました。)

今、動物の赤ちゃんを飼っている方は、1年間は外泊はやめた方がいいと私は思います。
元気そうでも、病気をもってるかもしれないから。

あっ、でも、今はコロナであまり旅行行けないから、かえってその心配は少ないかもしれませんね(*^_^*)

まるの命日を前に、ふと思い出したので書きました。
見えない思いやりが誰かを救うことがあると思います。
経験を書かせていただきました。
救われる命が増えますように。




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