子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

ひとりの時間を大切に

2014年04月10日 | 私の周辺

読んでくださるみなさん、ありがとうございます。

なんだかこのごろ、落ち込みやすい春でしたが、実家に帰省して、自分を取り戻したような気がします。

日々変わりゆく日常の細かいことなんて、気にならない質だったはずなのに、何か自分の思いが周囲にわかってもらえないような気がして、孤独感を抱いてしまっていました。

春休み、旧友に会い、息子の幼なじみにも会い、家族にも会い、としているうちに、自分にとって大切な人、自分をわかってくれる人、安心する人との時間が、浅い息になってるこころをあたためてくれました。
不思議なものですね。

今年のテーマが、まだはっきりしていませんでしたが、きっと「地道に、地味に、着実に日々なすべきことをして生きる」ということかな、と春からの一年を見通して感じています。

表面的に見れば華々しい活躍をしている人でも、その見えない毎日には地道な努力や苦労があることだなと強く思います。
オリンピックで見た浅田真央ちゃんや羽生結弦くんの活躍に感じたこともありました。

幻聴、幻覚など、感覚を伴ったものではなく、このごろ、昔を生きた人々の声や息遣いを少し身近に感じられるような気がします。

人間の素晴らしさは、いろんなところへワープできるということです(^^ゞ
何というか、要するに想像するということですけど・・・。
今を生きてる人に思いを馳せることもできるし、昔の人、未来の人の気持ちに寄り添うこともできるというわけです。

だれもが持っているその感覚を生業にしているのが、小説家や役者や、また歌手などと言えるかもしれません。

子どものころや若かりしころはそんなことは思いも及ばず、とにかく自分自身をどうするかとばかり考えていましたが、年齢も年齢、人生半ばに来ると、もっと大きな枠組みで考えたいと自然に思われます。
大きな流れの中で今の自分を生きる、誰かの人生を活かして生きる、そんな感覚になります。

朝ドラで村岡花子さんの活動を身近に感じ、また、これもドラマの影響ですが、新島襄の人生に感銘を受け、この人たちの毎日を思います。
どれだけの情熱をもって、どれだけの苦労を乗り越えて大事にしたものがあったかと。

私も自分の毎日を無駄にはできないと思います。
ひとにはわからない努力や苦労をした人を思うとき、自分のちょっとした努力が理解されないくらいで、いじけていてはダメだと思いました。

私のやるべきことは何だろう・・・。
やっぱり筝を聞いてもらう活動と、それから、昔話に筝で音楽をつけて曲を作って行く活動、これがこれからの人生の大事な柱だと思っています。

偶然、自分がやってきた読み聞かせの活動と筝の活動が合わさったこのテーマだけど、本当に大好きな活動です。

うまく表現できないけど、昔話には、ひとりのおばあちゃんが人生かけて折々に触れて話してくれたやさしい言葉のような一筋の力強くあたたかいテーマが通っていると思います。

ひとつのお話はひとりのおばあちゃんの人生。
ひとりのおばあちゃんのあるときの一言、ではなく、人生かけて大事にしたもの、そんな大きさがあると思います。

それを大事に伝えて、それをいくつか伝えて行けたら、子どもたちの未来に結びつけられる活動になると願います。

あなたの大切にしたいことは何ですか?


今日の曲は・・・

浅田真央ちゃんの奇跡のフリー演技の曲

苦難を乗り越えてきた真央ちゃんにコーチが勧めた曲だそうです。

ラフマニノフ( Rachmainov ) 作曲の「ピアノ協奏曲 第2番」

http://www.youtube.com/watch?v=p6rvGfGBqN8

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