子どもとうさぎとねこと音楽のある風景

息子いっちゃん(2006年3月生)と3匹のうさぎと3匹のねこのいる歌と琴が好きな主婦の記録

保育園から幼稚園へ

2009年11月07日 | 子ども

11月になりましたね。

スランプに大きな選択を迫られることになった我が家。
子どもとの関わり方についてよく考えました。

このまま保育園に残して私は今の仕事を続けるのか、幼稚園にするなら、何を決め手にどこを選ぶのか。
幼児期に大切なことって何なのか・・・。

1.「子どもはその子らしく、親は親らしく、共に生きる」

子どもは親が笑顔でいることが何より安定する。
子どものためには何もかも犠牲にして・・・というのがよいのかと思っていたというか、思わなければという頭しかなかったけれど、この言葉を本で読んで、肩の荷が下りました。
親もある程度充実した生活を送っていたほうがいいんだと。
できれば、今の好きな仕事を細々とでも続けられそうな幼稚園を選びました。
母として園生活のみで煮詰まることもないように。
すべてを捧げるゆえに、ストレスがたまって子どもにも悪影響が出ることもありますよね・・・。

2.「地域に生きる」

地域の子育て支援でやっているママたちのお茶飲み会で何度か顔を合わせるママに言ってもらえて、ほっとした言葉です。
「ママづき合いに行き詰ったら、ボランティアをしませんか?」
悶々としてるより、いろんな世代の人たちと出会ってお金をもらわない仕事をするのもいいものですよ。
そうやって誘ってもらえて、本当にうれしかったです。
地域に根差して生きることも意外と未知の楽しい領域かもしれないと思いました。

3.「保育の現場に入りたい」

いっちゃんもあと2年すれば小学生。
早いものです。
いつの間にか、保育園でいろんなことができるようになり、いろんなことを話せるようになっています。
こうやっていつの間にか大きくなっていくようなさびしさを少し感じます。
小学生になると、母よりお友だちと遊ぶことの方が楽しくなってくるでしょう。
あと2年、ゆっくりじっくりつき合っておきたいと思いました。
親の参加の多い幼稚園をあえて選びました。
教室や園庭のいっちゃんを見る機会もほしいです。

4.「子どもが親の愛を感じるのは、親が子どものためにと考えたことより、一緒にしてあげること」

どこの幼稚園がいいとか、どんな習い事がいいとか、親は子のためにあれこれ考えます。
でも、子どもが親の愛情を感じられるのは、そんな抽象的なことではないようです。
そういうものって概して親の自己満足やエゴだったりすることが多いです。
そんなことより、一緒にホットケーキを作る、一緒に積み木を片付ける、一緒にお散歩する・・・そんな時間を持つことの方が心に残るんでしょうね。

5.「同僚の手紙」

同僚のちょっとした言葉が気になって落ち込むことが多かった先月。
でも、たまたま職場を去る同僚の言葉が意外で、感激したということがありました。
なんとなく好かれてないかな、と思っていた人でした。
でも、彼女自身も自分の言葉が雑で、失礼だったことがあるのではないかと気にしていたようでした。
そして、私を見ていて感じたという聖書の言葉をプレゼントしてくれました。

『穏やかな心は身体の命であり、ねたみは骨の腐れである』
『温和な答えは激しい怒りを遠ざけ、痛みを生じさせる言葉は怒りを引き起こす』

決して私はそれほど温和ではないと思うけど、そういう風に感じてもらえたなら、それはとてもうれしいことだと思いました。
そして、もし私にそんな要素が少しでもあるのなら、いただいた言葉を自分の教訓にもして大切に忘れずに胸に刻んでおこうと思いました。

6.「佐伯胖(ゆたか)の『共感』論から子育てを考える」

入園が決まった幼稚園の新聞に、理事長先生の言葉がありました。
・・・「共感」とは、(そのように)、「他」(者でも、物でも、事でも)との関係性を見いだし、関係をつくり、そして関係の中に生きることです。・・・
という一節が引用されています。
「他を打ち負かす」教育ではなく、「共感的なまなざし」を大事にする保育を、と。


一連のこのいっちゃんの幼稚園選びに共通していることは、「共生、共感」かもしれません・・・。

親も子も共にあって、それぞれが生き生きと生きること。
親は親同士、また先生と、地域と、いっしょに子どもを育てることが楽しいということ。
(旦那は「無理にきれいにまとめる必要ない」と私の考え方について言うことがありますが、私はまとめたくなる人なので、すみません・・・
でも、どうしたものかと、夫ともかなり迷い悩んで、霧のかかったところを歩いてたどり着いたのが、自分でも予想していなかったこの結果、このテーマだったようなのです。

確かに、ここの文面に載ってない、お金かせがなきゃ、ないじゃない、とか、近くのお友だちが多いところがいいのか、とか、ママ友同士で園バス行った後も帰りたくても帰れずにしゃべってなきゃいけなくなったらどうする?、とか、ああでもない、こうでもない、とごちゃごちゃ悩みました・・・

でも、やっと入園も決まって園にも足を運んでご近所のママ友にご挨拶したり、先生方の笑顔に迎えられたりしているうちに、見通しが明るくなってきましたよ

逃げ腰のおつき合いでなく、もちろん、べったりはいやですけど、やる気が出てきましたよ
意外とママサークルが楽しみだったり、でも、何かうまく行かなくても、わかってくれる友もいて、何とかなるだろうと思えてきました

いっちゃんは、とにかく毎日が外遊び自由で園庭も広くて、ポニーのいる幼稚園に決まりましたよ

「三年先の稽古」

これは、三年先にうまくなるために今、稽古しよう、という相撲界の言葉です。
これは、こつこつ努力すれば報いられるという意味も含まれるし、今の努力が実るのには三年もかかるという意味もあるでしょう。
私はこれを人とのつき合いにも言えそうな気がしています。
人とのつき合いでちょっと気になって、ちょっと不安になったり、自信をなくしつつあった先月。
でも、自分の行いや人との接し方に偽りや間違いはないという自分の自負もありましたが、落ち込む原因になってる人以外の人にとても助けられました。
何か月も音信なかった人たちからのうれしいメールなどもなぜか一気に来たり・・・。
自分の歩みに嘘がない、間違っていない、そう思えることが不調時にも変わらずに歩を進める原動力になります。
落ち込むときは、適当に腐ってみてもいいのかもしれませんが、そんなときに腐らずに進むことで、またいつか不調になったときに誰かが助けてくれるような気がしています。

結局、こんな感じで私の先月のスランプに終止符が打たれました。
ちょっとした暗闇に光が射して、明るい気持ちになれた・・・
そんな雰囲気を伊豆のスカイラインから雨の晴れ間に見た駿河湾(?)の写真で表してみましたよ

急に寒くなりました。
みなさまもどうぞお元気で
(・・・まとめたつもりで、よくわかんない文章になってるかも






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2 コメント

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Unknown (3うさの母)
2009-11-14 11:34:54
「そこで経験することに一緒に一喜一憂してあげた いなと思っています。」
いい言葉ですね

とにかく、決まってほっとしました

バンビちゃんは普通に3月までですか?
(火)(木)で空いてたら、また遊びましょう

いっちゃんは風邪気味がずっと続いてます。
お互い、インフルエンザに気をつけて過ごしましょうね

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決まってよかったですね (Naooon)
2009-11-11 00:00:54
すごい!ポニーがいる幼稚園なんて!!
決まるまでは悩みまくりますけど、決まっちゃったら精神的にも落ち着いてそこに染まろうって気になりますよね。
親が子どものためにと考えたこと→親の自己満足やエゴだったりすることが多い…本当にそうだと思います。
だから今回うちは子供の行きたいという幼稚園を最優先に考え決めました。(私からしたら難ありのところでしたが
そこで経験することに一緒に一喜一憂してあげたいなと思っています。

スランプ脱出おめでとうございます
私はとことん腐りまくるタイプなのでちっとも進歩しないんだろうな~
毎回深い内容で色々考えさせられます。私の考えが浅はか過ぎてなかなかコメントできないでいますが

幼稚園始まる前に遊びましょうね
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