
7月末にぷっくの子宮を取る手術をしました。
(この記事を読むために何度も覗いて下さった方がいらしたら、UPが大変遅くなり、すみませんでした。子どもの発熱などでなかなか書けなくて・・・。何回かに分けて書きます。)
いろいろ書きたいこともあり、忘れてしまった部分もあり、あまり時間も取れないので、簡単に書いておきます。
3か月に一度くらい、爪切りがてら、病院へ行っていました。
(もちろん、子宮の病気が怖いので、健診の意味も大きいのですが。)
うさぎの出血は気づきにくいということで、おしっこをいつも検査してもらっていました。(私の希望で。)
時々、血がケージの中のマットについていたので、ちょっと気にもなっていました。
尿を検査してもらって、ちょっと血が混じっていることもあったようですが、腸の調子が悪くてそうなることもあるということで、特に何もしていませんでした。(尿中の潜血の割合も低かったようです。)
しかし、今回、7月の上旬に検査したら、尿中の割合も高く、触診でも子宮にしこりがあるとのことで、腫瘍がある、子宮を取りましょう、ということに。
その後、しばらくうんちがゆるい日が続き、電話で聞いたら、特に子宮の腫瘍とは関係ないとのこと。
もし、手術一週間前になってもお腹の調子が悪いようなら、手術する体力にも関わるので延期した方がいいかもしれない、という回答でした。
結局、一週間前にはうんちも正常になったので、手術することにしました。
早い方がいいだろうと、土日はしばらく埋まっていたので、7月末の平日に夫も休みを取って備えました。
ナナちゃんが尿路結石になったとき、前の病院では、手術自体で命を失う危険性もないとはいえない、と言われ、手術そのもの(おそらく麻酔に関することだったのでしょうが)に恐怖心を植え付けられてしまった私たちは、もしかしたら、ぷっくがいなくなってしまうかもしれない、という不安を隠せませんでした。
どんなことに気をつけたらよいのか・・・。
何かできることがあれば、と、幸助くんをもらったミニレッキス・ブリーダーのさゆりさんに電話してみました。
さゆりさんの結論は、(すすきの動物病院のような)信頼できる先生なら、まず手術で心配する必要はない。絶対大丈夫!
心配は術後の食欲が戻るかどうか。
でも、ミニレッキスは食欲のあるコが多いので、たいてい食べるようになるとのこと。
もし、糸で縫うようだったら、うさぎがそれを噛み切ってしまうことがあるので、エリザベスカラーを巻く先生もいるし、さゆりさんは人間用のサポーターをお腹に巻いておくと、ちょうどいい具合に糸が取れないようになるとのこと。
さゆりさんのお話しでは、さゆりさんのとこのうさぎたちでも、たった一日食欲がない日があるだけで、実は子宮に腫瘍がある場合がけっこうあるとのこと。
素人には、ちょっと食欲がない日があっても、翌日には元気になっていれば、気づかないだろう。
それくらい、子宮の腫瘍は発見が難しいらしい。
すすきのの先生は名医だから、触診でだいたいわかるのだろうと思うし、すすきのさんに通ううさぎの飼い主たちはメスうさぎなら、たいてい病気になる前に子宮を取ってしまっていると思う。
メスうさぎの80~90%は子宮のガンが原因で死んでしまうと先生に聞いた。
それでも、うちは手術というものがとても怖く、特にぷっくは「てんかん」発作と疑われる持病を小さい時に持っていたコなので、それが再発するのではないかと(私たちが考えてしまい)未然に子宮を取ることはしないでいた。
手術が成功した今、自分たちが狭い了見だったことを改めて思う。
しかし、一度「麻酔で命を失うおそれがある」と聞いた身として、また原因はどうあれ、ナナちゃんを病気で亡くした私たちには、少しでも命を失う可能性のあることはできなかった。
しかし、うさぎの病気となると、未だに難しいところがあると思う。
実際、麻酔を上手にできないお医者さんもたくさんいるかもしれないし、触診で腫瘍を発見できる医者も少ないかもしれない。
食欲がない一日で子宮の病気を疑える飼い主も少ない。
すすきのの先生やほかの名医で、子宮摘出手術にまず間違いはないという先生なら、メスは子宮を取っておいた方がよいかもしれない。
事前に取らないのであれば、人間用の潜血チェック用紙を買っておいて、時々調べたり、それよりもかかりつけ医に3か月おきぐらいで健診に出向き、触診や尿検査をお願いしたらいいと思う。
脂肪のつき具合なども診てもらって、食事を考えることも必要。
私たちはナナちゃんを病気で失い、名医と出会い、ぷっくの命を生かすことができた。
うさぎの医療はまだ発展途上が日本の現状。
それでも、名医もいるし、うさぎに詳しい専門家もいる。
そういう、信頼できる人たちとのやりとりで、うさぎを気づかないことで亡くさないでほしいと願います。
以前は私たちもうさぎたちが元気なら、病院へつれていくことをあまりしませんでした。
でも、ナナちゃんの膀胱の結石だって、屈指の名医でなくても触診でわかったはずです。
ぷっくの子宮の腫瘍も、半年ぐらいのうちに大きくなっていたようです。
3か月で潜んでいる病気が進むこともあるようです。
最低半年に一回は健診につれていくことをお勧めします。
手術に関する後半はまた後日UPします。
みなさんのうさぎたちが元気で長生きできることを祈っています。
もちろん、我が家のうさぎもです
(2009.9.12記)
3うさの母さんに見守られて、術後の経過もきっと順調でしょう。
本当に手術は一大事。心配する気持ちもよくわかります。
「パソコンは子どもがいるときはなるべくしない。」我が家もそうです。お互いできるときにアップしましょうね♪
3ウサの母さんの体調はよくなりましたか?どうぞ無理のないように。
追伸:このサイトの背景の柄が素敵!3うさの母さんの刺繍なのかしら?
うさぎのことでも気にかけていただいて、
恐縮です
私はすっかり元気になり、仕事では何だか
やる気満々で
背景は規制のものです
確かに、簡単な絵でも刺繍にできると
あたたかみがあっていいですよね~
skybeansさんの記事はお子さんが大きくても
幼児になったいっちゃんには、同じ土俵で
考えられて、とても勉強になってます。
パソコンはぼちぼち、で