俺様、日本ファルコムの「イース」シリーズが好きで、
今でも新作が発売されるとついついプレイしてしまうのだが、
それにつけても思うのが、この日本ファルコムという会社の堅調ぶりだ。
Wikipediaによると1981年創業とあるので、
会社が出来てから40年とちょっと。
80~90年代のPCゲーム全盛時代からここまで、
当時PC88等に向けてゲームを作ってきたメーカーの多くが姿を消している中で、
未だに元気に新作を発売し続けているのは、それだけで素晴らしいのである。
そんな次第で、手元には既に廃刊された㈱アスキーの「月刊Login」1988年3月号があるのだが、
この号に掲載されている月間売上トップ30のゲームを発売していたメーカーが現在どうなっているのかを調べてみた。
ネット調べなので誤情報もあるかもしれないが、そのあたりは「こんなかんじだったんだなぁ」ぐらいに受け止めていただきたい。
あと、80年代のゲームなんて知らんというという方には、「ふ~ん」ぐらいに思っていただければ。
ちなみにこの時期がどういう状況だったかというと、
日本ファルコム、T&Eソフト、光栄あたりがしのぎを削っていて、
「ソーサリアン」や「ハイドライド3」がランキング上位の常連となっている時代だ。
第01位 「ソーサリアン」(日本ファルコム)➡現存
第02位 「ハイドライド3」(T&Eソフト)➡90年代後半から資金難に。現在はスパイク・チュンソフトに吸収
第03位 「マイト・アンド・マジック」(スタークラフト)➡1995年に活動停止。ここのゲームは癖が強くて好きだったなぁ。
第04位 「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(ゲームアーツ)➡2005年にガンホー・オンライン・エンタテイメントの連結子会社化
第05位 「F1・スピリット」(コナミ)➡現存
第06位 「ザナドゥ」(日本ファルコム)
第07位 「蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン」(光栄)➡「コーエーテクモゲームス」として現存
第08位 「イース」(日本ファルコム)
第09位 「ワールドゴルフ2」(エニックス)➡2003年に同業のスクウェア社と統合し、現在は「スクウェア・エニックス」として現存
第10位 「信長の野望・全国版」(光栄)
第11位 「マンハッタン・レクイエム」(リバーヒルソフト)➡90年代から資金繰りが悪化し、2004年に破産宣告
第12位 「グラディウス2」(コナミ)
第13位 「抜忍伝説」(ブレイングレイ)➡中心人物であった飯島氏が1989に会社を辞めてしまい、その後自然消滅
第14位 「三国志」(光栄)
第15位 「クリムゾン」(クリスタルソフト)➡1990年に「T&Eソフト」に統合され、「T&E大阪開発部」に
第16位 「大戦略II」(システムソフト)➡2001年にゲーム部門を「(有)アルファーショック」へ移譲。現在はシステム設計等を行う会社として現存
第17位 「沙羅曼蛇」(コナミ)
第18位 「ファンタジーナイト」(システムソフト)
第19位 「ウシャス」(コナミ)
第20位 「ヤシャ」(ウルフチーム)➡スタッフの独立が続き、2003年に開発ブランドとしての活動を終了
第21位 「死霊戦線」(ビクター音楽産業)➡1983年にゲーム分野に参入したが、1996年に子会社に統合され、2003年に「マーベラス」社へ売却。
第22位 「ウルティマIV」(ポニー)➡会社としては「ポニーキャニオン」として現存
第23位 「大戦略IIエディタセット」(システムソフト)
第24位 「うる星やつら」(マイクロキャビン)➡アミューズメント用ソフトウェアの開発会社として現存
第25位 「ゼリアード」(ゲームアーツ)
第26位 「大戦略」(マイクロキャビン)
第27位 「大戦略」(システムソフト)
第28位 「神羅万象」(日本テレネット)➡2007年に債務超過に陥り、事実上の倒産を迎えた
第29位 「ジーザス」(エニックス)
第30位 「ウィザードリィ」(アスキー)➡財務の悪化により、2008年頃に角川グループに吸収された
ということで、掲載30タイトルを開発していた17社について、
日本ファルコム、コナミ、光栄、エニックスの4社のみが35年後の2023年に至っても、
なおゲームタイトルを発表し続けているわけである。
35年というと、「バックトゥザフューチャーPART2」で、
1985年の世界に生きるマーティ・マクフライが、デロリアンに乗って向かった未来世界である2015年よりも、
さらに長い期間に渡って我々にゲームを提供し続けてくれているわけで(あまり関係はないかもしれないが)、
4社の健闘に心から拍手を送りたい。
今でも新作が発売されるとついついプレイしてしまうのだが、
それにつけても思うのが、この日本ファルコムという会社の堅調ぶりだ。
Wikipediaによると1981年創業とあるので、
会社が出来てから40年とちょっと。
80~90年代のPCゲーム全盛時代からここまで、
当時PC88等に向けてゲームを作ってきたメーカーの多くが姿を消している中で、
未だに元気に新作を発売し続けているのは、それだけで素晴らしいのである。
そんな次第で、手元には既に廃刊された㈱アスキーの「月刊Login」1988年3月号があるのだが、
この号に掲載されている月間売上トップ30のゲームを発売していたメーカーが現在どうなっているのかを調べてみた。
ネット調べなので誤情報もあるかもしれないが、そのあたりは「こんなかんじだったんだなぁ」ぐらいに受け止めていただきたい。
あと、80年代のゲームなんて知らんというという方には、「ふ~ん」ぐらいに思っていただければ。
ちなみにこの時期がどういう状況だったかというと、
日本ファルコム、T&Eソフト、光栄あたりがしのぎを削っていて、
「ソーサリアン」や「ハイドライド3」がランキング上位の常連となっている時代だ。
第01位 「ソーサリアン」(日本ファルコム)➡現存
第02位 「ハイドライド3」(T&Eソフト)➡90年代後半から資金難に。現在はスパイク・チュンソフトに吸収
第03位 「マイト・アンド・マジック」(スタークラフト)➡1995年に活動停止。ここのゲームは癖が強くて好きだったなぁ。
第04位 「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(ゲームアーツ)➡2005年にガンホー・オンライン・エンタテイメントの連結子会社化
第05位 「F1・スピリット」(コナミ)➡現存
第06位 「ザナドゥ」(日本ファルコム)
第07位 「蒼き狼と白き牝鹿・ジンギスカン」(光栄)➡「コーエーテクモゲームス」として現存
第08位 「イース」(日本ファルコム)
第09位 「ワールドゴルフ2」(エニックス)➡2003年に同業のスクウェア社と統合し、現在は「スクウェア・エニックス」として現存
第10位 「信長の野望・全国版」(光栄)
第11位 「マンハッタン・レクイエム」(リバーヒルソフト)➡90年代から資金繰りが悪化し、2004年に破産宣告
第12位 「グラディウス2」(コナミ)
第13位 「抜忍伝説」(ブレイングレイ)➡中心人物であった飯島氏が1989に会社を辞めてしまい、その後自然消滅
第14位 「三国志」(光栄)
第15位 「クリムゾン」(クリスタルソフト)➡1990年に「T&Eソフト」に統合され、「T&E大阪開発部」に
第16位 「大戦略II」(システムソフト)➡2001年にゲーム部門を「(有)アルファーショック」へ移譲。現在はシステム設計等を行う会社として現存
第17位 「沙羅曼蛇」(コナミ)
第18位 「ファンタジーナイト」(システムソフト)
第19位 「ウシャス」(コナミ)
第20位 「ヤシャ」(ウルフチーム)➡スタッフの独立が続き、2003年に開発ブランドとしての活動を終了
第21位 「死霊戦線」(ビクター音楽産業)➡1983年にゲーム分野に参入したが、1996年に子会社に統合され、2003年に「マーベラス」社へ売却。
第22位 「ウルティマIV」(ポニー)➡会社としては「ポニーキャニオン」として現存
第23位 「大戦略IIエディタセット」(システムソフト)
第24位 「うる星やつら」(マイクロキャビン)➡アミューズメント用ソフトウェアの開発会社として現存
第25位 「ゼリアード」(ゲームアーツ)
第26位 「大戦略」(マイクロキャビン)
第27位 「大戦略」(システムソフト)
第28位 「神羅万象」(日本テレネット)➡2007年に債務超過に陥り、事実上の倒産を迎えた
第29位 「ジーザス」(エニックス)
第30位 「ウィザードリィ」(アスキー)➡財務の悪化により、2008年頃に角川グループに吸収された
ということで、掲載30タイトルを開発していた17社について、
日本ファルコム、コナミ、光栄、エニックスの4社のみが35年後の2023年に至っても、
なおゲームタイトルを発表し続けているわけである。
35年というと、「バックトゥザフューチャーPART2」で、
1985年の世界に生きるマーティ・マクフライが、デロリアンに乗って向かった未来世界である2015年よりも、
さらに長い期間に渡って我々にゲームを提供し続けてくれているわけで(あまり関係はないかもしれないが)、
4社の健闘に心から拍手を送りたい。