勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『エドワード・ゴーリーを巡る旅』(奈良県立美術館)

2024-10-07 05:00:55 | 美術館・博物館

久しぶりに一人で奈良へ遊びに行ってきた。

麻婆豆腐の名店、『青天』で昼食をいただいたあと、

街中をうろうろしていると、奈良県立美術館に辿り着いた。

今やっている企画展は何かな?と覗いてみたら、

『エドワード・ゴーリーを巡る旅』というのを開催している。

 

俺様は知らないが、不思議な世界観と、細密な画風で世界中に熱狂的なファンがいる、

アメリカの絵本作家らしい。

 

興味を持って入ってみたら、これがとても強烈だった。

彼が存命中に作った絵本の原画が、内容の紹介と一緒に展示されているのだけれど、

作品の内容がどれもこれも、なんというか異質で、

子ども向けの絵本によくあるような、ハッピーエンドがほとんど見られないのが特徴だ。

 

例えば『不幸な子供』という代表作があるが、

簡単に言うと、最後まで不幸な『小公女』みたいなかんじ。

解説を読むと、インスピレーションを得た作品は他にあるらしいけど、

読んだ印象としては、『小公女』を思い起こさざるを得ない内容だった。

この作品に限らず、ゴーリーの本に出てくる子どもは大抵不幸で、

しかも最後の最後まで不幸なまんまというのが多い、、、多いというか全部?

 

あまりインパクトが強かったので、『不幸な子供』を1冊買って帰り、

職場の皆さんに回覧させていただいた

いや、すごかったなぁ

コメント
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