勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『spice32 第1ビル店』で『やみつき台湾カレー』をいただく

2024-10-09 04:20:15 | 食べ物

中之島にある『大阪中之島美術館』で開催中の特別展、

『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート展』を観た後、

昼食をいただく店を探しながら、ブラブラと堂島までやってきた。

堂島地下街にある、『ダル食堂』でも行ってみようかと思ったのだけれども、

昼ご飯時の『ダル食堂』は結構な賑わいで、なかなかお店に入れそうにない。

仕方なく、駅ビルの地下をウロウロしていると、1件のカレー屋を見つけた。

『spice32』という名前の店だ。

美味しそうなカレーの匂いが立ち込めていて、

今日はここにしようと決めて、入ってみた。

気が付けば、お昼も1時を回っていて、店内はマスターと女性客が1人、

マスターはなかなか饒舌な人のようで、食事の終わった女性客と、

昨日のジャングルポケットの一件についてトーク中だった。

 

マスターに声をかけて、『やみつき台湾カレー』というカレーを頼むと、

『普通のと辛いのと、どっちがいいですか?』とたずねられた。

カレーはどちらかというと、少し辛めが好きだ。『辛口』を頼むと、

『おっ、いいですね~!』とマスターの返事が返ってきた。

ん?待てよ、なんか変だぞ、カウンターに貼られたお店の注意書きに気が付いた。

『うちの辛口は、超辛口です

・・・・・なるほど、、、

昔々に激辛カレーの名店『すずめばち』で死にそうになった記憶が蘇ってきた。やばいかも。

 

しばらくして、カレーの用意が出来上がって来たらしいマスターが独り言を言った。

『あっ、しまった、大盛りにしちゃった』

・・・・・なんですと

『1時半過ぎたらみんなお腹ペコペコと思ってたら、大盛りにしちゃいました。食べられますか?』

『・・・・・・・・・・大丈夫ですよ~

しまった。ついつい大丈夫と言ってしまった。

『すずめばち』クラスのカレーが大盛りでやってきたら、今度こそ死んでしまう。

 

マスターがカウンターに置いてくれたカレーは、こんなかんじだった。

ご飯にも満遍なくひき肉とカレーが混ぜ込まれているタイプで、

難波の『自由軒』に似たスタイルだ。要するに逃げ場がない

覚悟を決めて、カレーを一口いただいてみた。

『ぐっ・・・やはり超激辛っ・・・・ん?』

辛い。確かに辛い。が、辛さがいつまでも口の中に残る『すずめばち』と違い、

食べている間に、辛さがほんのりと旨味に変わってくるカレーだ。

これは大丈夫、食べられる。

 

最初こそ冷や汗をかいたが、結局そのままパクパクと完食してしまった。

辛さは十分な上に、ひき肉の甘さもあって、とにかく美味しかった。

マスターもよく話をされる方で、この日は朝から1人で街を歩いていて、

ちょっと人と話をしたい気分になっていたので、そのあたりもありがたかった。

またそのうちに行ってみようと思う。


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