勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

天下一品の『味噌ラーメン』について

2024-03-15 04:57:54 | 食べ物
2日ほど前のテレビ番組で、
有名チェーン店の商品を一般人がディスり、
番組に出演するお店の店員さんがそれに反論する、という内容の番組をやっていた。

その中に、京都発祥のラーメンチェーン『天下一品』が登場したのだが、
焦点となったのは、天下一品で『味噌ラーメン』を注文する人なんているのか、ということである。

『天下一品』は、創業者の木村勉氏が1970年代に銀閣寺周辺で始めた屋台がその始まりと言われている。
かつては関西限定の店舗展開だったが、
2023年現在は37都道府県にチェーン展開する等、怒涛の広がりを見せている。

このラーメン屋の最大のウリは、異常なほどの中毒性がある『こってりラーメン』だ。

一度食べしまったが最後、月に一度は口にしないと気が済まなくなる恐ろしいラーメンであり、
仕送りとアルバイトで凌いでいた学生時代においても、
他のラーメン屋と比べるとややお高かった値段設定にも関わらず、
親からの仕送りをいただく日には、ついつい足が向いてしまう貧乏学生泣かせの店であった。

無論、現在でも周期的にあの味を求めてしまうことに変わりはないが、
テレビを見ながら思ったのは、
初めて『こってりラーメン』を食べてから40年、
『こってりラーメン』以外のラーメンを一度も食べたことがない、という事実である。

『天下一品』には、ラインナップとして、
『あっさり』『屋台の味』『こってりMAX』『味噌ラーメン』等が並んでいる。
俺様も過去何度も店を訪れる中で、「今日は違うラーメンにしてみようか」と思ったことはあるが、
結局いつもいつも『こってり』を注文してしまう。
番組でも、朝の開店時からカメラをまわして、お客さんがどんなラーメンをオーダーするのかをリサーチしていたが、
ほぼ全員が『こってり』を注文しており、『味噌ラーメン』のオーダーが登場したのはお昼をだいぶ回った時間帯だった。

それは何故か?何故なら恐ろしいからだ、不安になるからだ。
『こってりラーメン』中毒者は、『こってり』を求めて『天下一品』を訪れているのに、
他のラーメンを注文して、もし『こってり』の方が美味しかったら…
そう考えてしまうと、新ジャンルに挑戦しようという勇気をどうしても振り絞れないのである。
もしある日、「そうだ、今日は『味噌ラーメン』を食べてみよう!」と思い立ってお店を訪問したとしても、
気が付けば『こってりラーメン』を注文しているに違いない。
それは確信に近い思いであり、『こってり』に麻薬的な中毒性があると言われる所以である。

ちなみに、番組ではこってりスープを使った、『こってり天津飯』なるものも紹介されていたが、

これについては今のところあまり俺様の関心を惹いていない。
ラーメンが入っいるからこその『こってり』なのだ。
だいたい、天津飯を食べて満腹になってしまったら、
『こってりラーメン』が食べられなくなってしまうではないか。それは困る。

おおそうだ、そういえば『味噌ラーメン』を紹介するのを忘れていた。
こんなラーメンである。

味噌ラーメンは嫌いではない。味噌ラーメン専門店を探して訪れたりするほどである。
でもなぁ、、、、天一ではなぁ、、、、、




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