勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

EastWard(イーストワード)

2023-01-05 21:51:37 | ゲーム・日本橋
XBOXのゲームパスに入っていた「イーストワード」をクリア


ピクセルアートのきめ細かい描写がセールスポイントのこのゲーム、
ドットで描かれたキャラクターが、本当に生き生きとした動きを見せてくれるのが驚きだ。
主人公のジョンなんて、セリフはドラクエと同じく一言も発しないのに、
彼の心の動きが、画面上のキャラクターの表情だけでしっかりと伝わってきた。

世界観はかなり独特だ。
人間の命を奪う「タタリ」と呼ばれる謎の瘴気がまん延する世界、
主人公のジョンと、彼が鉱山の作業中に見つけた謎の少女・珊は、
ポットクロック島の地下世界で暮らしている。

とあることから彼らは慣れ親しんだ街を離れ、
列車に乗って様々な街を巡っていくことになる。
その中で、「タタリ」の存在を知り、珊の正体が明らかになっていくのだけれども、
本筋のストーリーが魅力的で、先へ先へと進みたくなるのはもちろん、
このゲームは脇役連中の役どころがいちいちツボを突いている。
ダム城のカジノ「銭屋」のオーナー、リーなんて、
もっといろいろおしゃべりしてほしかった。

訪れる街の看板は、
日本語や中国語、韓国語が入り混じり、
どこか見たことがあるような風景ながら、新鮮な発見に満ち溢れていて、
新しい街に到着するたびに隅から隅まで歩き回り、
街の人全員に声をかけまくってしまった。

あと、このゲーム、
プレイ中に「大地の子」という別のゲームをプレイできる。
俺様結局ほとんど手つかずでクリアしてしまったが、
こういうのも芸が細かくて好感が持てた。

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