勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

メトロ2033

2014-03-18 22:48:45 | ゲーム・日本橋
クリミア自治共和国のロシア編入に関する、
一連のニュースを見ていると、
ロシアという国の政治は、まだまだ西ヨーロッパとは違うんだなぁ、と、
変に感慨深い気持ちになります。
21世紀に入って、露骨に軍事力で威嚇し合う事の無くなった西ヨーロッパに比べると、
いとも簡単に軍隊で圧力をかけてくるロシアにとっては、
旧ソ連だった周りの国々は未だに属国といった見方が残っているのでしょうか。

今回の問題は、ソ連時代にクリミアをウクライナにくっつけた関係で、
クリミアに住むロシア系民族、その他の民族の立場があって、
どちらが良い、悪いとくくれる話ではないようですが、
解決の手段がとても乱暴な印象を受けます。


で、そんなウクライナのゲーム会社4A Gamesが、
ロシアの小説家ドミトリー・グルホフスキーの原作をゲーム化したのが、
俺様が今現在プレイ中の『METRO2033』だったりします。

核戦争でモスクワ市の地下鉄駅に逃げ込んだ人々が、
様々な危険に怯えながら暮らす世界で、
主人公が駅から駅へと旅をするストーリーで、
プレーヤーは駅と駅とを結ぶ薄暗い地下世界と、
防護マスク無しには生きていられない放射能まみれの地上世界を、
行ったりきたりしますが、
かろうじて生き残って地下世界で暮らす人々の間でも、
共産主義やファシズムといった思想的な争いが続いてるあたりが、
ロシア人による小説の雰囲気が出ていて、
かなり独特な世界観をみせてくれます。
まぁ、肝心のゲームシステムは、ちょっと荒削りなところもあるんですが、
話が面白いのでいいか、と。

あと、荒削りすぎて元のストーリーが分かりにくいところもあるので
できれば原作を読んでからプレイすることをお勧めします
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