続・サッテリア便り

ケェェーッケェェーッ　ギチギチギチ　ギイィィヤァァァギイィィヤァァァ

怪鳥の鳴き叫ぶ声に、早朝から叩き起こされる。
ここはアマゾン流域の秘境ですか！？(泣)
どうせなら小鳥の可愛らしいさえずり声で目覚めたかったマスターですよ、おはようございます。まだ午前4時だっちゅーの。そして幸手には一体なんちゅうモノ凄い鳥が生息してるんだっちゅーの(泣)
まだまだ謎深い秘境の地幸手エリア、略してサッテリアからお届けしております。

■せっかく早起きしたので、父上の朝庭パトロールのお供をする。真っ白なカエルを発見したのでうきうき撮影したが、よく見るとキモかった。でも載せちゃう。

■その後、庭を徘徊するザリガニを発見。水田によく浮かんでいる藻を身にまとっているので、近所の田んぼから遠征してきたらしい。色んな生き物がやってくる庭だ。

■何度もすっ転びつつ、よろよろ車道に出て行ってしまったザリガニ。車に轢かれては大変なので、近くの田んぼまで送り届けることに。まだパジャマ姿だったのであわあわ慌てて着替え、プラケースを抱えて出て行ってみると、もう姿が消えていた。無事に辿り着ければいいけど・・・今夜は心配で眠れそうもないなぁ・・・などと思いつつ、ぐうぐう昼寝した。

■自分のわき腹にぶるると波打つ贅肉を発見して衝撃を受けたのだが、これは幸手の特殊な磁場のせいなのだ、と思い込むことにして立ち直った。

■昨日のシャンプーポンプの謎について母上に尋ねてみた。『今まで通りシャンプーは「S」で、リンスは「R」をやめてコンディショナーの「CO」に変えたのよ♪イマ風でしょ♪』と得意気だったので、Sの字が間違ってますよ、と告げたところ、猛ダッシュでお風呂場へ確認しに行き、しょんぼりうな垂れて戻ってきた母上。

■がその後、母上がメモ帳になにやら一生懸命書いているので覗いてみたら、『S』の練習をしていた。書き直す気満々のようだ。とてつもなくタフな女が棲む秘境、幸手エリア。

■すいかって、カブトムシの味がする。

■気分転換にペディキュアを塗り替えようとマニキュア一式を持参したのだが、トゥセパレーター(足指広げグッズ)を忘れたので、

100円ライターで代用したら、ものすごく間抜けなばかりかものすごく痛かった。

■この様子をじーっと見ていた父上がつぶやいた。『へえ、マスターもそういうアート・・・何だっけ？アート・・・アートネイチャー？するんだねぇ』これはネイルアートですから、父上。

■そして母上は、サンバイザーのことを『バインダー』と呼ぶ。

■さらに姉上は、ワナナバニ園。←関係ない

■『杉並の水はサビ臭くていけません』とわしが言うと、『ほほぅ、東京の水は不味いとは聞いているけれど、本当なんだぁねぇ』と呟きながら父上が、水道水をガラスコップにじゃばじゃば注いでこれみよがしにがぶがぶ美味しそうに飲み干す。帰省するたびにこのやり取りを繰り返しているので、最近ではお互いすっかり芝居がかってきている。いつも苦労かけてすまないねぇ、それは言わない約束でしょお父っつぁん、みたいな。でも今更やめるにやめられないでいるので、きっと次回の帰省時にもこのコ芝居を少なくとも一回は上演するであろうに、百万おかゆができましたよお父っつぁん。

■そんなお父っつぁんのブログを勝手にこっそり更新しておいた。

■明日、高円寺エリアに帰りますよ。