111km圏の海

魚採りと飼育の記録

日曜日に

2017-11-22 21:26:55 | 魚採り
土曜、日曜と連休だった週末。また、土曜は天候に恵まれず…。
連休なら 1日目に遊びたい。年寄りだなぁ~。

天候には勝てず、日曜に出かける。今回は、港。
時折、風も吹くが気持ち良い。


港に着き、へちを覗き込みながら進む。
船揚げ場へ向かう角を曲がって直ぐオレンジ色が岸壁を這うように動く。魚だ!

網を準備し覗くと、まだ同じ場所に居る。
ゆっくり、網を沈め近づける。
底近くに居るので丸いフレームの網は不利。少しでも上に移動して、お願い。
少し上がった時に、網を被せる。
入っている! でも、直ぐに消えた!
凹みがあるのか~。

網を退け、待つと凹みから顔が出て来る。そして全身が。



しばらくすると人が近づいてくる。「船が帰って来るから、どいてくれ」。
彼の仕事場で遊ぶ私。残念、諦めよう。
荷物を持ち移動しようとした時、続けて彼が、「昼過ぎには、また出船するから」と教えてくれた。
直ぐに、午前の部の客を乗せた「釣り船」が帰って来た。

1時間ぐらいか。他を見に行きましょ。
ぶらぶら、へちを覗きながら歩いたが『ハタタテ』ぐらい。



昼過ぎ戻ると船は、もう居ない。
さて、再開。覗くと居る。
でも、さっきまでと違う。岸壁ではなく底を這っている。底に居たのでは採集は、ほぼ不可能。
網を入れ、岸壁に向けて追うと凹みへ入る。しばらくすると、また底を這っている。
なぜ、底を這う。答えは直ぐに分かった。さっき帰って来た「釣り船」が捨てた「『サバ』の短冊切り」を狙っている。
ならば捨てたと思われる少し離れた場所に有る「『サバ』の短冊切り」を数個、掬い網の中へ。

奴の居る近くに静止させると近づいて来る。さすがに自ら網の中へは入らない。でも、気になる。
そのまま、じりじりと網を近づけると岸壁に向かって後退り。それでも、気になる。
岸壁に付いても、まだ気になる。


凹みの有る場所より、かなり上に移動したのを見計らい網をかぶせる。かぶせられても、まだ気になる様子。
一気に網を上げると、「『サバ』の短冊切り」と一緒に『オキゴンべ』が上がって来た。


PENTAX *ist DS / PENTAX smc PENTAX-FA 1:3.5 100mm -MACRO-

掬い上げた時、今度は外国人が近づいて来た。ヤベェ、外国語は無理。

外国人…「何が居るんですか?」(流暢な日本語)
私………「魚」(不意を突かれ、ぶっきらぼうに答える)
外国人…「食べるんですか?」
私………「「いいえ、家で飼います」(落ち着きを取り戻す)
外国人…「私も『クマノミ』を飼っています」
私………「「イソギンチャク」と一緒に?」
外国人…「最初は「イソギンチャク」と一緒でした でも「イソギンチャク」は死んじゃった」

なんて会話をして『オキゴンべ』を覗き、去って行った。あぁ、ビックリ!




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