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されど、夜はふけていく


桂正和が、キャラクターデザインしたと聞いているTVアニメが
ハードディスクレコーダーに残っていた。
内容は、比較的、肩のこらない娯楽作品。
登場人物たちが、美男美女ばかりなのは、TVアニメならではかな?
まあ、ご愛敬。
主人公は、ちょっとくたびれた感じのする熱血漢。
TVアニメの主人公には、珍しく、9才の娘がいる設定になっていた。
・・・でも、この声、どこかで聞いたことがある。
誰だろう?
エンディングテロップを見ると、平田広明だった。
ジョニー・デップやERのノア・ワイリー、
CSIニューヨークのカーマイン・ジョヴォナッチなどの
若い二枚目俳優の吹き替えをやっている声優さん。
こんな感じの声を演じるなど、実力のある声優さんだったのだろう。
ちょっと、Wikipediaで調べてみる。
意外?にも、年令は、47歳。
劇団に所属されているようで、俳優としても、仕事をされている。
そのため、顔も公開されている。
声のイメージもあってか、声優さんの顔は拝見させてもらうと不思議な感じになる。
実在しないフィクションの世界の住人が、演者によって、
肉付けされた存在であることを実感してしまうのだ。
イメージが崩れるように感じられる方もいるかも知れないが、
妙な親近感を覚えてしまう。
配役や演技を通して、俳優さんに親近感を覚えるのに似ているかな。
就寝するには、まだ少し余裕があった。
娯楽番組だけでなく、他の番組も見ないといけない。
ブックマーク登録している方が、オススメしていた番組(デジタル機器関連の番組)と、
以前は、池上彰氏が司会をしていたニュース解説番組を録画してあったので、
まとめて見ることにした。

テレビを見ながら、ガス料金や水道料金の伝票をファイリングしていく。
この類の書類や伝票の整理は、引っ越してから、滞りがち。
極端な金額になっていないか?
身に覚えのない請求がきていないか?
・・・などのチェックが、甘くなっている。
少し、ノドが渇いてきた。
冷蔵庫には、ソーダとウイスキー、キャラメルリキュールが入っているが・・・。
(関連する記事)
ここのところ、外食が多く。
家にいるときは、飲酒は止めたほうが良さそうだった。
仕方なく、スポーツ飲料を取り出す。
番組が終わったあと、軽くストレッチしてから、寝ることにした。
ZZZzzz・・・・。

アニメ番組への認識
(関連する記事↓:マンガ、アニメに関する記事)
http://blog.goo.ne.jp/na-094/e/3f874f9c5eec6cd45ee89d675cc2ba78
http://blog.goo.ne.jp/na-094/e/2663d1e63b03d2eb60e7f4ad3015d39b





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ジーザスキャンプ(後編)も見終わりました。


キリスト教原理主義(福音派)のキャンプを
レポートしたドキュメンタリー映画「ジーザスキャンプ」が、
前編と後編に分けて、テレビ放送された。
(関連する記事「ジーザスキャンプ(前編)までの感想」)

「聖書に記されていることだけが真実」
「悪魔の誘惑を拒絶しなさい」
キリスト教原理主義者たちによる中絶廃止運動や進化論の否定は、
現代社会が抱える問題から乖離したものが、あまりにも多く。
後編を見るのに、少し躊躇(ビビって)してしまう。
覚悟を決めて、録画した番組を再生したところ、予想通り、ちょっと怖ろしい内容。

まだ、科学も文化も進歩しておらず、神や迷信に対する”怖れ”があった時代。
宗教は、多くの人間を導く”救い”であり、”教養”だったことは、想像できる。
それでも、”およそ、2000年前に聖者が伝えた言葉を、
その弟子が書き記したとされる”教義を、
そのまま、現代社会に当てはめていくのは問題がある。
現代の出版物なら、定期的に改訂版が求められることを考えても、ね(?)。
「最近のアメリカでとったアンケートの集計によると、
福音派の意見を支持しないと答えた方が、68%にも及ぶ」
「これは、福音派が支持したブッシュ前大統領が行った政策が、
あまりにもグズグズだったため」という番組解説者の最後のコメントには、
笑えない気分になってしまった。

この番組は、以前、放送された番組の再放送で、
番組解説者である松島尚美と町山智弘のコメントも、当時のもの。

追記:
”It is not the strongest of the species that survives,
nor the most intelligent,
but the one most responsive to change”
”最強の種が生き残るのではなく、
知性の高い種が生き残るのでもない。
最も変化に適応し続ける種が生き残るのである”
・・・Charles Robert Darwin

結論だけ用いて、ダーウィンの進化論を語る人間が多いが、
ダーウィンの研究には、実際、長い成果からの多くの事例が発表されている。
”人が下等生物から進化してきたのなら、
何故、養鶏場のニワトリや養殖場のヒキガエルが「殺さないでくれ!」と、
しゃべり出さないんだ?”
進化論への認識の足りない多くの人間は、遺伝学をも無視した言動をすることもある。

E=Mの二乗
1905年、アインシュタインが相対性理論を発表。
この理論から、原子核が分裂するときに強力なエネルギーが発生すると発見される。
この理論を現実にしようと始まったのが「マンハッタン計画」。
原子爆弾の開発である。
アインシュタインやホーキングの科学論を理解できるものが言うには、
科学は、神が存在しないことを、証明してしまっているとのこと。

科学万能の世の風潮に、嫌気がさす時があるのは、わかるが、
物事を科学的に考える態度は大事。
正直に言えば、進化論や宇宙論を、うまく説明できるほど、
理解できているわけでもないが・・・。
”聖書”や”神”の名のもとで、進化論や科学を否定するものたちは、
”聖書”に記されていることが、すべて真実であるという前提のもとに語る。
人が研究を通じて積み上げてきたものに、何も感じていないのだろうか?
それは、”聖書”や”神”の名のもとで、
他人の尊厳を踏みにじる暴挙を行っているとしか思えないだけに、
小さな憤りと強い恐怖を感じてしまう。

「愛の反対の言葉は、憎しみ。だが、愛のない世界は、無関心」
これは、マザー・テレサの言葉。
聖書に記されていることを、すべて否定するつもりはない。
キリスト教社会が、多くの偉人を生み出してきたのも事実ですから、ね。
<2020年8月:誤字脱字訂正>
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