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ジーザスキャンプ:日本未公開のドキュメンタリー映画から

東京MXテレビでは、日本未公開のドキュメンタリー映画を
放映している時間帯がある。
勝手のわからない外国の事情を、
番組解説者である町山智浩と松島尚美(オセロ)が補足説明をしてくれるのも、
ありがたいところ。
今週は、キリスト教原理主義者のキャンプに関する「ジーザスキャンプ」が、
再放送される予定のようである。
まだ、NAも番組を見ていないのですけど。
アメリカで、大きな信者数を保有しているキリスト教原理主義者は、
聖書の内容にあわせて科学的な事実や歴史上の事象を、
勝手な脚色で、ねじ曲げて伝えていると聞いている。
つまり、カルト教団だと言うこと。
このような間違った認識が、バラ撒かられば”迷える羊”が増えるだけでしかない。
それとも・・・。
その方が都合がいいのか?
最大公約数が”正義”となる民主国家の大半が、カルト信者ともなれば、
正直、怖ろしい話。
どう考えても救いなどないように思える。

ちなみに、現在「ジーザスキャンプ」は、DVDリリースされ、
TSUTAYAでもレンタルできる。
あとは視聴してから、レポートしたい。


追記:
歴史の本を読んでいて、ふと気になったのが、16世紀の宗教改革。
1517年のローマ教会の堕落
ルター(マルティン・ルター)の” 贖宥状”批判が、きっかけとなり、
プロテスタントの分離へと発展した。
(贖宥状・・・カトリック教会が発行していた”罪を軽減するもの”。)
(かつては”免罪符”と誤訳されていた。)
教会の絶対主義に嫌悪していた民からも、反乱が起きた。
ルターの功績は、”形式ばった聖書や教会の体質”を、
庶民的なものへと変えたこと。
聖書のドイツ語(自国語)訳。
当時のカトリック教会では、聖書はラテン語で記述され、
ミサもラテン語で行われ、一般大衆には、理解できなかった。
1555年、アウグスブルクの和議
···なんと38年にも及ぶ、闘争があったのです。

学生時代に習ったハズだけど、ほとんど覚えていなかったことに気づかされた。
”神”を権威とする組織は、現在も存在するけど、
迷信や伝承に対する”怖れ”があった時代なら、
その”存在”は、きわめて脅威だったと思われる。
かつて世界に、偉人と言える人物が存在したことを知って、
うれしくなるようなところだけど・・・。
偉人もいれば、アホウもいると言うところかな。
<2020年8月:誤字脱字訂正>
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