二日酔いを意味する英語の「はんぐおーば(a hangover)」
まあ“酔っ払い”の言うこと。by.NA-094
はんぐおーば
愚者の詭弁、外道の方便
東京五輪における関係者の不正が、次々と明らかとなり。
このような祭典(イベント)を通して、
関係者が甘い汁を吸っていたことが判明しているもの。
今のところ、具体的に処分を受けたものは、誰もいない。
この東京五輪のときと同じく、
当初の予算範囲内を大きくオーバーし、イベントの目玉とされていた企画も、
ほぼ“失敗”となりながらも強行されようとしているイベントがある。
政府は、このイベント“関西万博”へと予算(国民の税金)を、
さらに支出していくことを決めており。
納税者としては、どうにか中止にできないものか?と、本気で思ってしまう。
テレビ番組でも活躍していた弁護士が、
政治の世界へと進み、“維新”を名乗る政党が登場したとき。
なにか新しいことが起きるような期待感があった。
その維新の主導によって、関西万博が行われると知ったとき。
あまり深く考えることもなかった気がする。
しかし、今、それらを後悔している。
その弁護士、橋下徹と竹中平蔵の存在もあって、
「維新の会」は、関西万博を主導してきた。
維新のように「金儲け」を目的に政治権力を握ろうとする勢力は、
大衆向けに「既得権を破壊する」というプロパガンダを行なう。
しかし、そのほとんどは「公共の破壊」でしかなく。
この維新に属している、元、東京都知事の猪瀬直樹は、
「東京五輪は、金のかからない五輪」といって、
国民を騙し、不正に5000万円の選挙資金を受けて、
都知事を辞任したのに、維新の比例区で参議院議員となっている。
維新の議員だった杉田水脈を、自民党に引き抜いたのは、安倍晋三。
しかも、比例で優遇という特権待遇。
これは、女性の権利を主張する女性たちを攻撃して叩く役割を
男性議員でなく、女性議員にやらせれば、
世の中の女性全体を敵に回さなく済む。
杉田氏は、格好の逸材に見えたのだろう。
このように、維新は、野党側であっても、
事実上、与党の補完勢力でしかなく。
自民党や公明党が、ダメだから…といって、
応援しても意味がない。
追記:
昨年、安倍晋三、元、首相が殺害されたことから、
長い間、与党である政党、自由民主党が、
カルト宗教団体(世界平和統一家庭連合:旧、統一教会)から、
支援を受けていたのが、露見する。
統一教会との“つながり”があったのは、与党、自由民主党(自民党)だけでなく。
2022年7月31日、
日本維新の会、議員13人が、統一教会と接点。
藤田幹事長ら党幹部も、関連団体イベントに参加している。
2022年7月末、松井一郎は…、
「統一教会というのも、勝共連合という団体があったことを、はじめて知った」
…という発言をしたことで、色々な方々から、ツッコミを受けることになり。
ちょっとした話題となった。
以前にも記したけれど。
統一教会の創始者、文鮮明が設立した、
政治団体、国際勝共連合の初代会長、笹川良一は、
財団法人、日本船舶振興会の元会長でもあり、右翼の大物だとも聞く。
名称は違っても、“勝共連合”と“統一教会”は、同一の組織でしかなく。
この笹川良一の運転手であった松井良夫は、元大阪府議会議長であり。
維新の松井一郎の父親となる。
笹川良一は…、
「自分は、(統一教会の創始者)文鮮明の犬だ」とまで言ったとある。
現在、日本船舶振興会は、公益財団法人、日本財団であり。
東京の虎ノ門に、大きなビルをもつ団体になる。
国民主権を名目とした国家でありながら、
ほとんどの政治家が、(主権者である)国民のことなど考えることもなく。
統一教会や経団連との関係(つながり)を重要なものとして、
権力保持と利権のみにとらわれていれば、社会はオカしくもなっていく。
その責任は、これまで政治や社会への関心を、
ほとんど持たなかった有権者の1人にもあり。
このブログ(はんぐおーば)へとアップしながら考えさせられている。
それにしても、統一教会のようなカルト団体の放置(黙認)、
インボイス制度の導入(財界との癒着)、
維新万博=関西万博への増額(財界との癒着)と、どれもイヤになってしまう。
しかも、根っこ は同じ。
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